私の人生の軸は先生に教えてもらいました
私が感謝している先生は、小学校1年生の時の担任の先生です。
『「〜してあげる」その言い方は変えるといいね。せっかくの優しさが、もったいない』
何気なく先生が言った言葉は、15年以上経った今でも私の心に残りつづけて、私の心の軸になっています。
私は、この言葉をくれた先生に心からの「ありがとう」を伝えるとともに、今の真っ直ぐ成長した姿を見せたいです。
『「消しゴムを貸してあげる」「席を譲ってあげた」こんな言葉は、優しいことのように聞こえるけど、「〜してあげる」って、無意識に少し相手を下に見ているでしょう。あなたが心から「○○さん消しゴム無くて困っているから貸そう」って思ったのなら、「消しゴム貸してあげようか?」じゃなくて、「消しゴム貸そうか?」で、いいよね。それは、あなたが優しい心で貸したいなって思ったんだから。その方がお互いに、気分がいいでしょう。
だからね、「〜してあげる」その言い方は変えるといいね。せっかくの優しさが、もったいない。』
私は、この言葉を始めとした先生とのエピソードを今でも人と話すとき、誰かと協働するときの軸にしています。心の中で大切にしてきた言葉は、私の人生を豊かにして、素敵な出会いを沢山くれました。
だから、伝えたいです。心からのありがとうを。
そして、先生が「あなたはきっと優しくて素敵な大人になる」そう信じて言ってくれた私の今の姿を見せたいです。