負けたくないがために
負けてた。
少しずつでもいいから、
正直になりたい。
眠る前に考えること、
布団に包まって、
枕許に電球一つ灯して、
積み上げた文庫本、
時間よ止まれ!
週末なんて来なくていいのに、
ガッコなんてもう行かなくていいのに、
隣の部屋から時計の刻む音、
風呂上がり、湿った髪のまま、
妙にさらさらと脂の抜けた指の先で、
綴る戯言、
眠る前に考えること。
結局個性なんて
自分の涙を隠すハンカチ
結局友情なんて
自分のナイフを隠す鞘
結局愛なんて
自分の中の、咲かない花に
あきれて入れる肥料
でも、
それで、
いいと、
思う
自分
こういうこと考えてたら生きてけないな、なんて思います。ほんとに。
『幻想詩』
【水の畔の、三千里彼方を見る。
私の目には何が映るのだろう。
それは、姿のない何か。
そう、映らないような何か。
沈まぬ太陽と沈まぬ月の喧嘩。
それと伴にある、姿のない何か。ヤツィルフル。】
読み終わった時、彼女はもう居なかった。
代わりに置き手紙がひとつ。
【アナタにひとつ頼み事をする事にするわ、
たったひとつだけだけ。
アナタにはこの図書館の広さを測って欲しいの。
もちろん報酬は出すわ。
ただ広さを測って欲しいだけなの。
ではまた会おうね。チャオ。】
意味がわからない。
僕は気がついたらこの図書館にいて、ただ成すがままに本を読んだだけなのに、
一体何がなんだかわからない。
僕は、一体どうなってしまうのだろう。
To be continued . NEXT #3 『放浪詩』
P.S.無事に# 2を終えることができました。
やっと本番である詩に着手する事が出来ますた。
もう小説と詩のどっちが主役かわかりませんね笑
では、良いしゅうまつを。
※質問とか意見とかアドヴァイスとかあったら遠慮なく書き込んで下さいな。
なんで泣いてるんだろう
知らないうちに涙がこぼれてる。
毎日、毎日。
いつからこんなに傷つきやすくなったのかな。
いつからこんなに弱くなったのかな。
弱い自分が大嫌いで、みんなもそんな私が嫌いみたいで。
強くなりたいのになれない。
強くなったら愛してくれる?
強くなったら認めてくれる?
強くなったら比べないでくれる?
みんなに見せる私の表情は全てつくりもの。
そうしないと、はぶかれちゃうから。
誰か本当の私を見つけてください。
わけもなく落とした泪のワケを探して、
そっとかざした手はいつまでも乾いたまま。
笑っちゃうね、こんな情けないオトコ。
つらいことだらけの毎日で
自分のいる世界が怖くなって心閉ざして
独りがいいんだって嘘ついて
もうそういうことやめなよ
閉じこもっても何もかわらないでしょ
そんなこと君もわかってるよね
閉ざして変わろうしないで進んで変えて
言葉並べるだけなら簡単だよね
現実はそんなうまくいかないよね
でも君には世界を変えられる力があるんだ
どんなに時間かけたっていい
さあ頑張れ
怖くなったら後ろを振り返ってごらん
家族、友達、先生、恋人
みんないるから
応援してくれているから
大丈夫だよ
君は一人じゃないんだ
※この前作ったものの二番ができたのでのせました!
「向き合いなさい」
そう言われた。
わかってる。
いつまでも逃げてはいられないことくらい。
夜、一人になると「明日こそは頑張ろう」って、そう思う。
毎日、まいにちそう考えてるのに、「明日」になると
世界が怖くてしょうがなくなる。
「向き合いなさい」
そう言われても、私は何も変われない。
「私があなたを守るから、もう世界なんて怖くないよ」
あのとき、こう言われていたのならば、私は何か変われたのだろうか?
私の心は、私にもまだ、わからない。
自分の影を探していたら他人の影が見えなくなった
他人の影を探していたら自分の影が見えなくなった
明日は年に一度のお祭りの日。
見えない空気に隠された、多様性を確認する日。
私は私だと表現する日。
男装も女装も捨てて、男らしさも女らしさも置いていく。
私らしさを身につけて、明日は明るく街に出よう。
(リュックに、虹色や私のセクシュアリティのシンボルをつけてます。周りの人は知らないから、日常ではただの缶バッジ。明日はそれらに意味が宿る日。)
秋の日差しは さらさらとして
私を包む 肌の10センチ上
冷たく まあるい微風が
時々 思い出したように頰を滑り
目を閉じるとそれは
寝起きの貴方の掌と似ている
太陽に照らされた
髪が風になびいてる
少し冷たい風が体にあたる
そんな中を貴方は凛として歩いていく
私が届かないくらい進んでいく
それでも太陽は平等に光をくれる
だから 貴方の瞳が私を捉えた その一瞬
貴方が好きだと そっと言えば良かった
目を逸らさず そっと呟けば良かった
今日も一日が始まる
貴方は背筋を伸ばして歩いていく
太陽、お願い
あの人をもっと照らして
そしたら その光を浴びた私に
気付いてくれるかもしれないから
『永久の魔法図書館と知識の魔法使い』
眠り―それは水のようなものだ。
人は本能でその深淵に潜っては、本能で上がってくる。
それ即ち覚醒である。
僕はいつも通り目覚めるのだ。
目覚めた瞬間、僕は夢を見た。
目の前にはハーブと埃の香りのする少女と壁一面に並べられ積まれた本があった。
少女は僕の顔を見て驚くような嬉しいような表情をして僕にこう言った。
此処はファヴァー魔法図書館、アナタはだあれ?
少女はこの図書館に住んでると言った。
続けて、この図書館ではじめて人間に会ったとも言った。
人がいない図書館とは一体どうやって成立しているのだろう、管理人と話してみたいな、という考えが一瞬だけアタマをよぎったがすぐどうでも良くなった。
しばらくして、少女は思い出した様にこちらへ寄ってきた。
そして一冊の本を僕に手渡した。
それは、とてもとても薄い本だった。
薄くて本当に本と呼んでもいいのかと思うくらい薄く、そして不思議な本だった。
どうやら中身は英語で書かれているようだった。
タイトルは、
『幻想詩 yrdgyrh著』
これが夜明けであった。
To be continued #2『幻想詩』
P.S.やぁ、3日ぶりに帰ってきたよ笑
寂しくなったのと散文が書きたくなったのとでこんなものをはじめてみようと思います。
今回は導入だったので思いっ切り小説でしたが、普段は詩をそれっぽく書いていくつもりです。
(まぁあれです、Deemoみたいな感じです。ストーリーはあるけど、音ゲー部分がメインって感じの。Cytusでも良かったかな笑。)
そんな感じで続けて行きますけど、どうか生暖かい目で見ていただけるとありがたいです。
(実は、載らなかったけどこの数時間前にヴァヴェル魔法図書館とか言うのを投稿してました。もしあとで載るような事があってもスルーしてね。)