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戯言即興詩。

ぼくの在り方に重なる景色を、いつも探してた。
なのに見つけたのは出来合いの絵葉書ばっかりで、
だからぼくは目を瞑って、窓を薄くひらいた。

忍び込んできた、風は乾いた冬の匂いで
伸びかけた前髪にそっと触るように顔をなでて
そのまま何処かへ流れて、消えた。

(なんだか久しぶりにこんな感じの。)

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限界を決めるな!!

もう無理だ、は言わない。
まだやれるかもしれない。

まだやれるから、やるぞ!!

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なんで

想いとは逆に口が動き出す。
会いたいのか会いたくないのか
わからない。君に会ったら私はまた元に戻る気がする。弱くて甘える僕に。でも今はもう甘えてはいけないのに、

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心の声

「絶対にひとりにさせないよ‼」
信じてたけど裏切られた
君は覚えていないかも知れないけれど、、、
私は、はっきり覚えている

君の本当の友達は誰???
それが、私の知りたい一番の気持ち
君にとっての私の存在は、使い終わったら捨てる
オモチャですか!?

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『秋』番外編

紅い葉や
酒の肴は
天の河

勘木

P.S.何を言ってるんですか?
お酒は20歳になってからですよ。
全ては想像です。
呑んだわけ無いでしょう。

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其の時は

君が誰かのものになるまで





傍に居させて下さい。

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夏の長い旅。

それは海が見えたから。それは肌寒くなってきたから。それは空が淡く、きいろの葉が舞っていたから。それは少し、少し、私が 変わってゆくから。 ありふれた景色のなか。 あふれだす心のなか。 移りかわる季節を知ったのよ、

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ファヴァー魔法図書館 #6

『護国詩』
なんだろう、嫌われてんのかな。
ハーヴェストさんに話しかけているのだが返事もしてくれない。
凄い孤独感だ。

また、いつも通り本棚をあさる。
『護国詩』
【もう、何も聞こえない。
何も見えない。
だが、彼らは貴方様を襲うでしょう。
突破出来るものなら、突破して見せろ。
此処は最後の大砦。
貴方様よ、見ているか。
それを確かめる術はない。タオ。】

このひとの孤独感はどれ程の物だろう。
想像も出来ない。
そうじゃないか、僕らにはまだ手段はある。
そして、ハーヴェストさんに手紙を渡してみた。
「?......ああそうかい、すまんな。今のワイにはあんさんの言葉を確認する術はないんや。
なんでかって?そのうち話すよ。」

紙とペンがあるなら、手紙を書けばいいじゃない

To be continued NEXT #7 『鵺帝詩』

P.S.ぬえええええ!!#7だよ笑
早速問題です。実はこの『護国詩』は、殆どが暗喩で書かれています。さて、一体この詩は、何をコンセプトに書かれているのでしょうか。
答えはレスに!!(とかいう、誘導ですけど暗喩云々は本当です。)
そう言えば、タグのランキングの1位がファヴァー魔法図書館になってました。
よし、守り続けよ。

2

帰り路

新しい景色を身に纏った故郷を今 見た渡り鳥達は嘸哀しかろう
変化の富む街は乾きを帯びて 彼等の肌を冷やして行く

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サニーリトルディ

空が青いから零れるくらい笑っていて、風が身を裂くからちょっぴりかなしくて、太陽があたたかいから君の手をひいてみる。
せつないくらいにゆらめく日々を、どうかきっと許してね、

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嫉妬

自分が持ってないものを、みんなは持ってる。
運動ができる子。
頭がいい子。
カッコいい子。
歌が上手い子。
楽器演奏が上手い子。
絵が上手い子。
みんな、僕が持ってないスキルだ。
そんな子を見ていると、自分がどうしようもなく低レベルでちっぽけな人間に思ってしまう。
そんなスキルが凄く欲しい。
狂おしいほど欲しい。
羨ましい。
気がつくと、こんな汚い嫉妬をしている自分が更に嫌いだ。

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本日の魔法講座 その191

あの道に
コスモスが咲いたよ!

しゃなり しゃなりと
道を行くあの子に

たまに忘れちゃう はっぴーを
お届けできたらな^ ^

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明日の今頃、私はもうあなたの隣にはいない。
たいしたことはない。
あなたに出会う前はいつだって一人だった。
そのころに戻るだけ。
怖くなんかない。
寂しくなんかない。

でもね、あのころより少しは変われたと思うんだ。
少し。ホントに少しだけど。
どこかが、なにかが、輝いて見える気がする。

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無題

今日は空気が澄んでいるから
布団を干してシーツを洗おう
早く乾いたなら糊付けもして
何時もよりお掃除を念入りに
隅々まで磨き上げたお部屋
澄んだ空気を詰め込んだら
オレンジ色の明かりを灯して
今年初めの栗ご飯
お庭で焼いた秋刀魚と角が取れた大根おろし
三つ葉入りの出汁巻き卵とお吸物
とっておきの日本酒を
お猪口と一緒に冷蔵庫へ仕舞って
幸せの匂いがする食卓の仕上げは
少し草臥れた貴方の「ただいま」

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「天気・気持」予報

あなたとの想い出をすくい上げるような繊細な仕草で、積み上げてきた日々をひとつずつ崩していく。
予報に反して降り出した雨は、わたしの気持ちを汲み取ったのだろうか。
気持ちというのは大胆で、あんなに美しい紅も今は淋しい。
明日の紅は、どんな色をしているだろうか。