角を曲がったら ちょうど外灯がついた
少し 点くのがにぶかった
ああ 冬に近づいてるんだなあ
寒い寒い季節が来るんだなあ
時間とわたしのこころが追いつかないよ
まだまだ
今の時間がずっとずっと続いてほしいよ
このままじゃ心残りだよ
耐えてばかりをやめようね
言わないのは なしね
よし 『ただいま』
「キーパーは過酷なんだよ」呟いた君と私を包む星空
合唱はアカペラが好き教室に君と私の和音が響く
光 と 影 を、
光、影、と
言わないのが
ことば だと
気づく
午前6時の空
星屑のしおりが欲しいとせがむなら、一緒に探そうか、遠くのほうまで!
あまいチョコレートを頬張って、準備できたら手をつなごう。
雷が行く手をはばんでも、森の中ふくろうに意地悪されても。
たくさん泣いたら、さあ、立ち上がろう。
まだ両足がある。
僕らはもう大人になってしまったけれど、忘れていいことなんてないんだよ。
わくわくしていたいよ。
きらきらの星を捕まえて手の中に閉じ込めたら、夜空の秘密を教えてくれるだろうか。
まだ両足がある。
立ち上がって、前に進もう。
青紫色の空に 硝子の小鳥が飛ぶ
青々とした草原に 銀の星が降る
金の林の中で 白いペガサスが時を見据える
冷たく透き通った水の上を 金の林檎が流れる
銀の木の葉の上で 七色の朝露が光る
薄水色の風は 濡れた木の葉を撫でる
黄金の木漏れ日に 小鳥は抱かれる
翠の海で イルカが戯れる
切り立った崖の上で 光の狼が月を夢見る
薄い氷の膜の上で 雪の精霊がダンスを踊る
私がここで生きてる証
私がここに生まれた証
あなたに幸が ありますように
内緒話はもういらない
私を透かして見ていた先に、君のさみしさはきっとあった
埋めて、埋めて、ベットの冷たさを
触れて、触れて、高い体温を
愛されたいのは君だってそうだ
秘め事はふたつ
私の膝の上にいたさみしい人は、夢と嘘を残したまま
許してゆくの、なしくずしに
素足で歩く、夜道の感触
繰り返したら、苦い味
散りばめた感情に名前もいらない
眺めていたい、さようなら
眺めていたい
一つの命に多くの命の支えがある。
僕ら人は多くの命の支えを忘れてはいないだろうか
純粋だった自分はもういない。
矛盾だらけの世の中、僕は今日を今を生きている。
理由は分からない。ならば、その矛盾を使い矛盾が無い世界を僕は作る。