自分にないもの持ってる他人が
羨ましくて嫉妬して
何も持っていない自分が情けなくなった。
だから、他人を羨むのはもう止める
初恋の娘と部活の大会で再開した
試合の後なのだろうか、汗のせいで服が張り付いている君を見て
逃げ出してしまった。
君の明日は何色かな?君がずっと
がんばってきた事、
すごく僕は知っているから
きっとこれからもうまくいくよ。
大丈夫、大丈夫。
好きだった君の笑顔が輝いて、
きっと明日をもっと明るく照らすだろう
あなたにこんな事を言ったのは励ましてほしかったからじゃない…
今の私にそんな前向きすぎる励ましはいらないの…
同じ背の高さで話してくれる人が欲しかっただけ…
雨の音と
世界中の批判と
嘲笑うような『トモダチ』の声に
耳を塞いだ
私は何か間違ったことはしただろうか?
私の声に誰か気づいてくれるだろうか?
街は今も明かりを灯し
輝きを失った星は今も輝き続ける
あまりの街の明るさに
私は星を一度も明るいと思ったことはない
この星の輝きも誰かが気づいてくれるのだろうか?
私は今も星を見上げる
あの時私が寒いねって言ったら、あなたも寒いねって言ったけど、確かに私の寒いはあなたの2倍だった。
そんなこと言っても、きっと仕方ないんだけどさ、
気づかなければ良かったな。
なんてね。
ほつれてしまいそうな笑みを結んで
胸の奥にあるものをもっと奥におしやっ
た
去っていく人どうか二度と戻ってこないで
胸の奥をぎゅっとつかまれた
ミルクのような夜なのに苦い夢をみた
真夜中ひとりで考えすぎてしまうのよ
ミルクのような夜なのに眠れなくて
真夜中ひとりで泣き出したくなるのよ
いつか本当に一睡もできなくなって
いつか本当に涙がでてしまうなら
それは本当に私は羽の濡れたちょうちょだと
ぼんやり思っていた
ミルクのようなやさしい夜なのに苦い夢をみた
真夜中ひとりでもう見たくないと何度も念じているの
ミルクのような夜なのにこわくて眠れなくて
真夜中ひとりで泣き出したくなりながら
いつの間にか眠っているのよ
2・5%に入っても、いいことなんて一つもなくて。
95%の人たちに、合わせられず、合わせてもらえず、端の方でひっそり頭を回してる。
社交性を身につけて、能力を隠して、何にもできなくなるならば、いっそ、樹のようなものになりたかった。
どこにも行かず、何も話さず、自分を殺さず、他人を悩ませず。
ひとり、考え続けられるような。
もしくは、平凡でよかった。
平凡がよかった。
(上位2・5%と下位2・5%は同じくらいの困難を持つのではないか。という私見)
授業中である。
静粛なのは良い事だと僕らは信じて疑わない。
エックスはやはり、Yには成り得ない。大量の絵図と講釈がそれを証明するのだからして、今日のお弁当はやはりハンバーグということがわかる。
匂いから分かる。そして矢野真由美の二の腕が震える。外はどしゃ降りの雨。SNSでは校舎裏の乱闘に次ぐ乱闘、そして転じた乱痴気騒ぎに沸き立っている。
革靴を履いてきてしまった。日々精進の心掛けにより磨かれた床には、垂れ流しのスキ/キライが炙り出しのように浮かび上がっている。自棄になり、教室は引き伸ばされていつの日か盛大な断絶を迎えると良い、と考える。良い訳はない、嗚呼、ダンディズムなのさ。許しておくれよ。矢野真由美は呆れ果てて反り返る。
むっとした教室で僕にどうしろと言うのだ。
周囲の女子生徒数人分の唇が揺れる。
いつかはすべて解決されるのさ。そう言って笑った気がした。いつまでも眠くならないような、いつからか寒くなるような、浅はかさで身悶えた。
綺麗な言葉が浮かばないなら、君の言葉で思いきり描いてみればいい。言葉の海は、ひろくて、自由で、楽しいよ。
【自分に向けて、でもあったりする。時々迷路に迷い込むけど、やっぱり、思った通りの言葉が一番なんだなって。やっぱり言葉、だいすきです。】
昨日と今日の 境目は何処かしら
瞬きの前後で 私は何が変わったかしら
きっと何も変わらない
きっと何もかも変えられる
空気の澄み出した こんな夜くらいは
厭世家の衣は一先ずしまって
冷えた指先に希望を灯しましょう
明日の私が嗤おうと
そんなこと 構いはしないわ
たまの1日 こんな夜くらいは
幸福で柔らかな未来を夢見たって、ね?