偶然や奇跡をまっていても
現実は変わらない。
自分で奇跡を作るんだ。
お気に入りのキャミソール
つるつるしてて気持ちいの
風邪引くだろって怒った君が
買ってくれたセーターは
ふわふわしてて気持ちいの
だけどね 違うんだよ
私が欲しかったのは
綺麗な色のセーターじゃなくって
風邪引くだろって怒った君の
ちょっぴり苦しいハグだったんだよ
目を離してた。
時間が長かった。
いつの間にか世界は移り行き
しろとくろは混ざり合って、真っ白なところはなくなった。
探せど彼専用のボールは見付からず、
舞い散る葉も雪も陽にあてられキラキラ視界を奪ってゆく。
魔術師は声高らかに大衆へ告げる。
「英雄は言った、奇跡を望むより軌跡を辿るのだ。」と。
小さないちごのキーホルダーを揺らし歩く女の子
雨の日の帰り道、不意に告げられる
「好きです」
ピカっと雷光と衝撃が走る日常に
振り向く人は誰もいない。
そう
誰モ、イナイ。
ぱらぱら
額の上に落ちた
ぱらぱら
ひやりとする気配
ぱらぱら
そのうち大きくなって
ぱらぱら
頬を濡らす
今日は忘れなかったの?
うん、大丈夫。
いつもずぶ濡れのあなたが
青い傘をさしていた
見たことのない女の子が
隣にいた
わたしは雨が好きだった
わたしはあなたがすきだった
(雨降りですね、風邪をひかないようにしなければ。)
ワガママを言いたくなるのは好きだから
嫉妬をしてしまうのは好きだから
すぐ会いたくなるのは好きだから
夢の中に出てくるのは好きだから
この思いあなたに届きますか??
道を1本外れればそこは異世界
イヤホンから流れる音楽を聴き
目から流れる涙をこらえ
静寂の中ただ一人
唯一の灯りは街灯
顔を上げればきれいな星が私を見守っていた
うつ向いていたら気がつかない
きれいな星空
うつ向いていたら気がつかない
大切な仲間
さあ顔を上げよう
前を向こう
※お久しぶりです…!!最近嫌なことばかりでポエム書けませんでした…気を落ち着かせるためにひとつ書いてみました!いつもの帰り道は車通りが激しくて賑やかなのですが1本隣の道にいくとすっごい静かなんです。嫌なことがあったときはそっちの道で帰ってます!
「いらっしゃいませ」
「こんばんは〜。あ〜、リョウイチさんこんばんは〜。
あ、ありがとう。わざわざ持ってきてくれたんだ。
え?……最近会ってないからわかんない。
はあっ⁉︎
雑誌買わな〜い。流行りは友だちが教えてくれるもん。
そうそうそうこのひとさあ、弁護士なのお。
お客さんなんだけど。
なんかさあ。はまっちゃいそうなんだよね。
リョウイチさん、この曲ってどんな曲?
この歌詞に出てくる娘がわたしに似てるんだって。
あ、マジで。
そっかあ〜。
そうなんだ〜。
マジかあ。
ヤバい。
ねえところでなにこの水槽?」
「果たしてあなたに真の友がいるのでしょうか?」
「はあっ⁉︎」
「あなたは他者をほんとに愛せるひとですか? 一見他者を愛してるようですが、あなたが愛しているのは自分自身だけじゃないのでしょうか?」
「はあっ⁉︎ なんなのこの魚?」
「申し訳ありません。すぐしまいます」
「わたしはアイです。いまわたしが言ったことを頭のどこかに、心のどこかに置いといてください。他者への愛のないひとに愛とはなんであるか、また、他者を愛する喜び、憎しみを愛に変える理論を伝えるのがわたしの仕事です。どうか……」
「オメーの仕事なんて、いまの日本にはねーんだよ‼︎」
笑った顔
悲しんでる顔
悔しがってる顔
その全部が
きらいとか好きとか
そんな言葉じゃ言い表せないよ
何かもっと、私の中に君にぴったりな
言葉が溢れればいいのに
『ユリ・ロトウとたずね人』
其処は、魔法都市ミコト。
すべての産業が魔法で成り立ち、
空さえも無機質な街。
そんな街に一人の女がいた。
ユリ・ロトウ、グリモワール執筆人である。
ユリは街外れの入居者のいないアパルトマンに一人住んでいた。
アパルトマンに入居者が居ないのは、ただ単に人気がないのではなく、仕事の邪魔になる為ユリに追い出されたからである。
ユリはその後、このアパルトマンを考えられぬ程の高値で買ったという。
そんな話はさておき、先述したようにユリはグリモワール執筆人である。
ユリの本を書く速さは尋常ではない。
どれくらいの速さかと言うと、300ページの本を4分と37秒で書く程度である。
毎日そんな速さで長時間本を書く為に本の置き場所に困りかつての住人は追い出されたのである。
ある日、ユリはグリモワールを執筆していた。
そんな時こんこんとドアが小気味良い音を立てた。
「誰かしら?今日はグリモワールを持っていく日ではないわよね?まぁいいや、入って来て。今手が離せないの。」
来客は、ドアを開けて入りユリの近くに座った。
それから2分52秒後にユリは来客の方を見た。
来客はまるでローブを羽織った少女だった。
中に顔までそんな色何じゃないかと思わすぐらいの紅黒いシャツが見え隠れしている。
ユリには見覚えのない少女である。
ユリはこう聞いてみた。
「私に何の用かしら?ちょっとした願い事くらいなら聞いてあげられるけど。」
すると少女は落ち着いた声でこう言った。
「私、記憶を無くしちゃったみたいなの。一緒探してくれる?」
ユリは、「まぁいいわ。」と答えた。
To be continued #30 『ハーヴティーの淹れ方』
P.S.えーっと...何て言ったらいいのやら。
まず第一に、禁断症状に耐えられませんでした笑
考えれば考える程お話って言うのは産み落とすのを催促してくるので、それに耐えられませんでした。
テストは......もうそろそろ終わるし書き始めます。
嘘ついてばっかでごめんなさい、ほんとに。
ざーざー降り続く雨。
あなたが好きだと気づいたのは今日みたいな雨空だった。
あれから雨が好きになった。でも今日は
あーあ。最悪。
あーあ。あなたに振られた。降られる雨。
もう3回目の好きだって、やっぱりだめだった。
あーあ。
ぐしゃぐしゃになって、雨に濡れてるあたしのこと考えてくれてたのかな?
髪の毛ぼろぼろ。体はびしょびしょ。
目から流れる雨。
私もいつか雨粒みたいに、なんにも考えずに空を染められるんだろうか?
雨粒雨粒。あなたを忘れたい。
雨粒雨粒。忘れさせてよ。
あーあ。あなたは他の子と笑って行っちゃった。
雨粒流れる通学路。
あーあ。声だってかけられなかった。
さよなら。