僕らの本当の敵は、
馬鹿にする奴じゃ無い
思想が違う人じゃ無い
立場が違う人じゃ無い
仲の悪い国じゃ無い
僕らの本当の敵は、僕らが思う「無力」そのものだ
過去を悔やんだのは誰ですか?
誰に責任を取って欲しいんですか?
過去に誰が問題を起こしたんですか?
過去に縛られて足枷つけられて
転んで起きられずに地を這って
そんな毎日は楽しいですか?
誰かを引きずる毎日は楽しいですか?
私が生きているのは「今」と「未来」
それを悔やむことができますか?
「過去」を悔やむのは
「今」を精一杯に生きられないから
不燃焼の毎日の不完全な私達
過去の私がなりたかったのはこんな自分ですか?
「今」を見よう 「未来」を見よう
生きることを辞めないで 諦めないで
誰かを引っ張る気持ちになるくらい
その片手は引きずるものじゃない差し出すものだ
未来にバトンを渡す手なんだ
「なあ、凜?」
「なあに、蒼兄?」
凜がこう呼び始めたのはちょっと前。
『そういえば…お兄ちゃん達、お名前は?』
『僕が朔。此方が蒼だよ。名乗らないでいてごめん。』
『じゃあ、朔兄ちゃんと蒼兄ちゃんだね!』
先程とは違う感情が朔の胸を締め付ける。朔は、兄だった。今でも兄なのに、不意に忘れそうになる。そして、凜に応えてあげられない。
『いや、蒼兄でいい。』
凜は不思議そうに蒼の黎い(くろい)眼を見つめ、無邪気に笑った。
そして冒頭に戻る。
アナタの姿が、街の灯りの様でした
アナタの手が、暖房より温かかった
アナタの声が、どの曲より安らぎがありました
アナタにとって自分はそうでなくても、アナタを守りたい
エゴだとしても
信号が赤だから、車を止める
虚ろな目で空を見上げて、「このまま宙に浮きたいなぁ」なんて思う
そして、目の前にある歩道橋に自分の体を打ち付け、
色々終わらせたいと思う
だが、自分が一歩一歩踏み出すたび、命が消えているのだ
僕が生きているのは、多くの死があるから
だから、「その命の分まで、生けよ行けよ」と体を前に進める
あなたの隣にいられる期間は小学6年生で終わったはずで、中学3年分の延滞券を私は使って、あなたに片思いを続けた。
だけどもうあなたは違う学校へ行ってしまう。
あたしが1歩を踏み出せないから隣にいれなくなってしまった。
今月が最後のチャンス。神様がくれた最後のチャンス。
あなたの隣で笑っていたい。だめですか?
思いだけ溢れ続けた海たちへ 5年間って儚すぎるね
未来って伝てくこと守ること ありがと、絶対無駄にはしない
(あっという間に、でも重く続いた5年間は、まだ通過点で、でも確かに通過点で。
儚いし、だけどそれはしっかり積み重なっていってて。
僕は震災を東京で経験したので、被災地の人の気持ちが、なんて偉そうに言えないけど、
昨日の授業を聞いていて、久しぶりに言葉が溢れました
なんかまとまらないけど、それをここにぶつけます)
刀を持った女とひょうと啼く男の闘い。
女は心を読み、男は時を少しずつ操り闘った。
その勝負は女の死で幕を閉じたが、
結局は男も息はてた様だ。
その後、そこにあった建物は崩壊した。
誰かが中にあった魔法でも暴走させたのだろう、
その建物は跡形も無く中身の本ごと消滅した。
↓すわわっ(高音)!笑えないよ!
右手にお星さま 左手にナイフ
誰かを呪ったその声で神さまの唄をうたう
夜明けがこわいと泣くくせに
明日が来ることを疑わない純粋さが
昨日に戻れないことを知っていて
やり直したいとこぼす狡猾さが
とても、きらいだ
「ありがとう」
「さよなら」
「また来るね」
そう心から言える居場所が欲しくて。
そう心から言える居場所にただ憧れて。
あれから5年たった
長い 長い 5年
人間は地球には逆らえなくって
歯を食いしばって耐えるしかない
希望を奪う
大きな揺れにも
命を奪う
巨大な波にも
耐えるしかない
それでも
揺れも 波も
夢だけは
奪えなかった