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無題

手を伸ばしても君はいないって
目を開けるまでもなく僕は知っていた

随分と前に買い替えたシングルベッド
余ってしまった枕は
迷った末に僕の方を捨てたけど
ひと月もたたないうちに
君の香りは消えてしまった

手を伸ばした先はシーツすらないって
目を開けるまでもなく僕は知っていた

瞼裏に陽の光を感じながら
僕はゆっくり息を吸い込んで
君の香りを思い出す
くっきりとした甘さが胸に満ちた頃
ヤカンのヒステリックな悲鳴に紛れて

遅刻するよって君の呆れ声が
僕から夢を奪い去る

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ただの質問。ポエムではない

ここ、ポエム掲示板ですけど
自作小説書き込むのってありなんですか?
初心者の素朴な疑問です。

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夜の静けさ

夜はやってきて
さっきまでのにぎやかさは幻のようで
響くのは 車の走るおと、ドアが開いては閉まるおと
飛行機が大気を突き抜け、うなるようなおと
クラスとの関わり方では
ずいぶんと悩んでいたのに
夜の静けさがこんなにも
寂しくさせるから

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思い

この思いどこに伝えればいいの?
もうあなたには会えない
ありがとう感謝の思い

好きになってごめんね反省の思い

すっごく笑いあったね喜びの思い

もう好きって思いも伝えられないんだね

これだけは伝えたかったな…

あなたに出逢えてよかった

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タイムトリップ

顔を上げたら
隣に座っていた眼鏡の男の子が
おじいさんになっていた
文字の世界で漂っていただけなのに
浦島太郎、亀は出てこなかったけど
窓の外で光の欠片が闇に浮かんだ
重い腰を上げたら
柔らかいソファがあたしの形を徐々に失って何事もなかったような顔をするんだ
今日はもうおしまいね
続きは自分で探すからさ
しおりを抱いて待っててよね



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無題

風は冷たく、優しい日差は暖かい。雪国にも早い春が来た。
動物たちも春の陽気に誘われて動きだす。
ふきのとうも芽をだして食べてと言わんばかり。



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本日の魔法講座 その260

白いアーチの下
僕だけの花園

きみはまぶしいから
こんなとこ来ちゃいけない

なんて僕の言葉
聞きやしないで

嘘みたいなパプリカの緑

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親愛なる鬼ノ業読者様

揚羽蝶 香しき花に 誘われつ
それ見て 思ふ 夏来るらし

※今後出てくる短歌です。そこで説明するより、 一回出してしまってここで解説した方が良い と思い、先に載せました。
意味などは、追伸としてレスの欄に書きます。 是非読んでみて下さい。

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ああ、いいもの見っけ
ああ、いいとこ来たな
ああ、俺が二人?
ああ、おいしい
ああ、気持ちいー
ああ、しにそー
ああ、

       夢か

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葉桜でぃと

サギが目ぇ光らせる
ぎらぎら
君はブラックチョコ
食べる、もきもき
苦くないからって全部たべないで
半分はこの川を下るイカダにするから
ごみはきっと
きっと持って帰ろうね

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えいたん

あゝ、やはり幻想は美しきかな。
美しきは罪かな、あゝ。
また今日も、あの尾根に日が満ちる。

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さくら前線

春が一駅先まで来たらしいから
ポケットにインスタントカメラをしのばせて、学校に行こう


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愛とは

あるようでないもの
ないようであるもの


なんてわかんねーよばか