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あなたといると

こうしてあなたといると、わたしはどこかの冬の午後にいるみたい。

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Baby Baby

こんなにGOING STEADYが染みるのはどうしてだろう。君とクラスが離れちゃったからかな。最後にまたねっていう言葉さえかけられなかったからかな。きっと今まで倒せなかった朝と夜の魔人が襲いかかってきたんだ。もう切なすぎて活きていけないかもだけど、きっと春の名の下にキミを押し込んで忘れたりしないよ。決めた。すべて美しくするんだ、なまあたたかい心臓が法螺吹きの心に反抗するんだ。ぜったいだめだっておもってもずるずる進むんだ、あくまでも、あくまでも。砂漠の中の一粒の砂で宇宙を照らすから。メビウスの輪、螺旋階段、合わせ鏡の中で待ち合わせ。

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面倒

世界一面倒なモノってさ、
目に見えないモノだよね。
愛とか、友情とか、勇気とかさ。

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ファヴァー魔法図書館 #19

少女はむくっと立ち上がった。
意識を失う前と同じ景色が続いていた。
きっと寝てしまったのだろう。

最近は寝ることが多い......気がする、と少女は思った。
何故気がするかというと少女は記憶が始まって少ししか経っていないからである。
あくまで気がするだけ、だが少女は謎の確信を持っていた。

しばらく、数光年歩いた気がした頃、
目の前に池が広がっていた。
池が見える頃には、もうミコトの灯りは届かなくなっていて辺りは薄暗かった。

蒼蛍が飛び交う池には、無数の蓮が浮かんでいた。
まるで片方が居ないと直ぐに崩れてしまう、
そんな儚い美しさをその蓮は持っていた。
少女はずっとそれを眺めていた。

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泣いていい

我慢しないで?泣いていいんだよ?

その言葉で我慢していた涙が眼から大量に溢れ出る。

そばにいるから、大丈夫だよ

その言葉でもっと涙が溢れ出る

いっぱい泣きな?楽になるから

その言葉でスマートフォンに落ちた雫

明日は晴れるかな?

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涙のせいで

あなたが心配させるから、涙がとまらなくなって、ひとしりき泣いたら目のまわりが涙の塩っけでかわいて変な風になって、まつ毛がかたまってるよ。
ごめん、心配させたくないかもしれないけど、あなたが心配なんだわ。

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砕けないことを祈って
歯を食いしばって
こらえて
耐える

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ともだち

お互い人見知りなのに
いつからこんなに仲良くなったんだろう
どっちから話しかけたんだっけ
不思議だなー

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チャリ通だもの

私はいつも倒されて
時にはバックも川へ落ち
ライトのコードも切れたうえ
サドルの皮が破れたり
どうしてこんなに不幸なの
だって私の持ち主は・・・
チャリ通だもの

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サバイバル 1

豪雨がフェリーを殴り叩きつけるように襲う。そして鳴り止むことのない雷。
バアン!
「わあっ」
航海部屋の窓ガラスのすぐ手前に雷が落ち、チョビひげの航海士がひっくり返った。
フェリーは大波に飲まれて体制を大きく崩す。
そのまま海へとしずんでいった・・・。

暖かい日差しを感じてうっすらと青髪の少年は目を開ける。
砂浜だった。運良くどこかの島に流れついたらしい。
「いてて」
少し擦りむいたひじを抑えて立ち上がる。辺りは
波の音以外何も聞こえなかった。