「星羅〜!!!久しぶりぃ〜!!!」
「有彩・・・うるさい(笑)」
「ええっ!?久しぶりに会ったんだから、このくらい普通よ!!!」
「・・・はいはい(笑)」
星羅と有彩は久しぶりに会った。前あったのはいつだろう。卒業式か?
高校が違うため、どうしても会えない。そして、話題はやはり中学の思い出。
「・・・ってなかんじで修学旅行でトランプしてたんだよ!」
「へぇ・・・有彩がそんなにも大晟と絡んでたなんて知らなかったわ。」
「なに星羅、嫉妬〜???」
「違うわ!!!今更嫉妬なんてするかい!」
・・・嘘だ。そんなの嘘だ。大晟がほかの女子と話してるとどうしてもまじまじと見てしまうのが中学の頃の私だった。
そうやって嫉妬してたから、周りから冷やかされて、大晟に距離を置かれてしまったんだ。
卒業するまでのあいだ、ほとんど話せなかったんだ。
中学に入学して2ヶ月くらいしか、仲良く話せなかったんだ・・・。
星羅の心の中は渦巻いていた。
それを隠すように照れ笑いを浮かべ、有彩の横を歩いていた。
・・・とその時。
「・・・・・・えっ!?」
おめでとう
私達の夜の学校
笑える学校
泣ける学校
いろんな感情ある学校
泣いたあの日も笑ったあの日も
君の心に刺さった言葉
自分に素直になったその時
伝わったと思った瞬間
君の心は動くだろう
悩んだその時
悔しかったその時
嬉しかったその時
泣きたかったその時
受け止めてくれる人がいる
とーやま校長
あしざわ教頭
今までにどれだけ受け止めてきたのかな
自分から逃げて
自分と戦えなくて
人を敵に回して
人のせいにしてきた
そんな君も
自分の壁を乗り越えて
自分と嫌なほど戦って
自分で気持ちを受け止めて
自分を認める
そんな君にしてくれるような場所だ
11年間
欠かさず10時に開校してきたこの学校
12年目
毎日10時に開校することだろう
明日からも届く声
君の心に刺さるだろう
校長、教頭の気持ちを
みんなで受け取ろう
変わらないようで変わってる日々
静かに過ごしたその時は
君の気持ちが動いてる
君の気持ちを動かしてくれるのが
未来の鍵を握るラジオの中の学校
SCHOOL OF LOCK!
また明日。
10時に電波を通じてみんなに会おう
H28.10.03 23:40
教室から見える風車は
大した電力を作る訳でもなく
からからまわる
窓から入る風は、わたしの髪の毛をするりと抜けてゆく
カンブリア紀からやってきた風を 私の光に透けた髪の毛でつかまえる。ああ、なんて眠くなる話だろう
くり返す日々に嫌気がさしたら 空を見上げるといいよ 同じ空は二度とないから そして、誰しもが 同じ空の下 繋がっているから
言葉が溢れてくる夜はあるのに
朝になると夢のようにふわっと
少しだけ残り香を残して
あと何回朝が来たら、少女としての終わりを迎えるのだろう
セーラー服を手放す決心が出来るだろうか
私の青春も悪くなかったと
暗い部屋から灯りを求めて外を眺める。
パラパラと雨が降って。
「……綺麗だな」
雨は嫌いだけど。
彼女と楽しみたい。
僕は彼女の言葉が捻れ捩れて文になるのが好きだ。
捻れ捩れた文で彼女とたくさん話し合いたい。
曲がりくねった会話の先にはきっと他愛ない幸せという名のものがある。
僕はそう信じている。
だから、一緒に話し合おう。
会話を楽しもうじゃないか。
貴方なんか嫌い
だから私嬉しいの
貴方の目が悪くて私の目がいい事が
だって貴方ロマンチストなのに、星見れないじゃない
ロマンチストに星空は必須なのにね
ああ、可哀想に
貴方なんか嫌い
だから私言ってやるの
「ああ、今日もシリウスが1番綺麗ねって」
誰も気付かず知らずの僕が
僕の欠片が其処には佇む。
届かなかった、届かせようとしなかった
想いの欠片が其処には佇む。
「私、実は貴方の事好きだったんだ」と言って困らせてみたいなんて思うけれど、もう会うこともないのだろうし。
席替えは後ろの方が良いとは皆言いますね?
さて、なぜなのでしょう?
私はその理由のひとつを知っていますが?
おお、ならばお聞かせ願います
私は前に行きたがる、
現実的な理由しか思い浮かばないのです
目が悪いとか、背が低いとか
あなたは、きっと
「教師に見つからずに眠れるから」
なんて答えは求めていませんね?
友よ、君はどうして私のことを
そんなにも理解しているのです?
ならば、君にはわかるでしょう
私は焦らされるのは好きではないのです
失礼、ではそろそろ答えを話しましょうか
私の知る理由は、
「想い人を眺めていたいから」ですよ
どうです?
忙しい、忙しい・・・・
そんなことばかり言ってる毎日だけど、
何かを考える時間があること、何かをしなきゃいけないということ、
すごく幸せなんだなって思う
なぁ アッバ
あんたが創造主を名乗る以上は
私のことだって
あんたが創り上げたのに
それなのにこの仕打ちは
一体どういったことなのだ?
なぁ アッバ
あんたが全知全能を謳う以上は
私のことだって
エラーなわけがないのに
それなのにこの仕打ちは
一体どういったことなのだ?
排除の為だけに創ったのなら
どうしてあんたが愛の神なのだ?
手足を捥いで
生娘に踏ませる為だけに創ったのなら
回心の機会は与えたのだと
分からせるつもりのない骸だけ示して
それでどうして あんたが愛の神なのだ?
あなたがすきと
書いたルーズリーフの端っこが
いつまでも残っていて
一千年後、教科書に載っていたら
可笑しいね
きっとあなたもわたしも
生まれ変わり
知らないひとだということ
だけどこの気持ちは
ちゃんと存在していたこと
いつだって恋はすぐそこだ
お前の中の俺が曖昧で分からなくなるように
これから色んな俺を見せてあげよう
ちょっとずつね
そうしたらお前は
ちょっとずつね
俺に飽きて忘れていくさ
そのお前が
「逆にあたしは...」なんて言うなら
次の恋愛を
始めてみよう
愛されたい人に愛されない
言葉が上手く出てこない
だから
俺は「俺が〜したい」なんての
ちょっとずつね
抱えて優しさの材料にして
それまで待ってる
世界の端っこで呼吸しているだけだよ
息を殺して 膝を抱えて
何一つ奪おうなんてしないから
どうかこれ以上奪わないで
傷つくのも傷つけるのも うんざりなんだよ
オセロの隅っこ 残された黒
反対の隅っこ あなたは何色?
空の縁に太陽が溶けて
みるみる夜になる
溶けた太陽が析出して
みるみる朝になる
うずくまって 何かを待って
それで何か変わったからって
どうせ僕は僕のままだ
あなたもそうだよ
ねえ 隣においでよ
絵の具 ペンキ スプレー缶
或いは僕の知らない画材を持って
世界を塗り替えてやろうぜ
この惑星では
端っこと端っこは隣り合っている
黒く、塗れ
さあ今日は どんな苦難が君を待つだろう どんな風が君に吹くだろう 恐れるな 君は君しかいないのだから
全てを投げ捨てて走り出そうか
そんな勇気があるなら
今だってこうして
止まってなんかいないよ
みんなが進んでいく
置いていかれないように
同じ歩幅で歩こうとする
僕をひとり残して行く