表示件数
6

無題

息を吸って 息を吐いて

上手にできて偉いねって
誰か褒めてよ。

1

探してるんだ、何もかも。
前に進むんじゃなくて、どんどん穴を掘っていくんだ
深く、ふかく。

0

過去とか今とか未来とか

あの時の君の笑顔と
あの瞬間の君の声を
僕は好きになっちゃったんだから
しょうがないよね?
これまでとか、これからとかは関係なくて
あのときのきみが
今、堪らなく好きなんだ。

0

「じんざい」の種類

君がなるべきなのは
「人材」
ではなく
「人財」

でも一歩間違えれば君は
「人材」
ではなく
「人罪」

どっちに転ぶかは
君の生きた道のりが示すだろう...

2

結局は待ち人もくる

傘を差した君を見つけたの
窓の縁に頬杖ついて
二階の僕が

困ったように目尻を下げて君は空を見る
誰かを待っているのかな
雨の中
ひとり
そんなにひらすらに
濡れるスカートの裾を気にして
僕だったら君のこと待たせたりしないのになあ
なんて気分

曇り空にしか目がいかなくて
僕のことちっとも目がいかなくて
そんな君が、

とか言ってみたりして

1

ひとりとひとり

なみだ、こぼしてくれて
ありがとう
くるしい きみの つめたいてのひら
たすけてっていえなくても
はなさないよ

0

空転告白

溢れんばかりの愛情が
君に汚く露見しない様に
僕は精一杯の恰好をつけて
この想いを君に贈る

0

No title

昼下がりに見えたあの日のキミは、懐かしい日々に拍車をかけるように思いを伝えようと、足早に歯車を回し続ける。

0

ゆびおり

重ねた温もりの数がいつの日か、両手で足りなくなった日には、あなたの手のぶんも数えてみては、足りなくなったねって笑ってみたい。