みんなに、俺の背負ってきたものを乗っけたらどうなるだろう
終わるのかな、叫ぶのかな、壊れるのかな
でも、こんなんで壊れるなら
そんなやつらの言うことを聞く必要はないよね
明るさゆえの暗さに気づいた時
神様だけが頼り
月の一番下は暗すぎてめまいが
行き交う人は皆 明るさを求めて暗い
表と裏が逆転した 裏が表の世界
無邪気に笑うその少年は 今を気付かず生き
歳をとって温もりを求める 求めるあまり
寒気のするストーブ
三生は終わらないと思ってた生活に終止符を
長さの割に短い気分転換にメビウスを求む
長い割に弱いチリに終わりが近いほど苦くなってくなんて皮肉なもんですね
スーツ姿の女性が俯いて走る 間に合わない時間を間に合わせようと 歩かざるを得ない靴で
走らざるを得ない そんなのザラにある
人生を左右するその瞬間を 左右のヒールが支えてる 父親と母親
今現在すれ違う人のことなんて知らない 知りもしないのに知りたくなる 暇を持て余した僕の横を 時間に弄ばれている人が横を過ぎる
見返り目当てでことをなす それは意味がないってさ じゃあそれでいいから僕に何かしてよ
結局 人間 細胞 生活 呼吸 大して違いはないのに どうしてここまで差が出るのか 見てて殺したくなるほど苛立ち お前にしてやったんだから僕にも同じことしてよ
人は明るいものを求める 特に表が裏の
大きくなったあと 人が明るさを求めても
確実に与えるのは暗さ
◦

いつもない寝癖がついてて
直す気力もなくて
「きついから帰る。」って言って
二限目が始まる前に帰っていった。
そんな君をはじめてみた。
きっと風邪なんだろう。
どうせなら君じゃなくて
ぼくだったらよかったのに。
君の風邪の辛さをぼくに移してくれればよかったのに。
この世に生きる奴らは
失敗なんかしたことなんてないんだ
ただ1万通りのうまくいかない方法を
見つけただけなんだ
自分自分自分になって
自分が嫌になった時は
鏡のなかを見てみてね
そこに自分はいないから
僕はただ走った。右へ左へ。彼を求めて。
けれどもどこに行けどその姿は現れない。
僕は疲れなど忘れるようにただ走った。
店主は自分勝手な人。もしかしたらと思うと足が止められない。
どこだ...どこだ...どこにいるんだ。
僕は少し焦っていた。
駄目だ...どこにも居ない。と諦めたその時。
「あっあの!」
廊下に響くは甲高い声。
僕はもしかしてと振り向いた。
そこに居たのは僕と同じく息を切らした式場の係員だった。僕を探し走って来たのか。
「...ぁ。えっと?」
僕は少し残念な気持ちを抱えた。
「そろそろお時間です」その言葉はタイムオーバーを伝えるブザーの音のように聴こえた。
渋々式場へ戻る。
何とも言えない表情で席に着いた僕に妻は
「トイレ遠かったの?」と冗談気味に僕に問う。
「ううん。見つからなかった」と僕は返した。
そんな僕に1人の係員が何かをお盆に乗せて近寄って来る。
それはしわのひとつもない綺麗な封筒だった。
「これは?」僕は気が抜けた声で問いかける
「先程の珈琲を出した者からです。」
僕はその言葉の理解に時間がかかった。
両想いには未熟な実ができる 恋人には別れがくる
婚約には破棄がまってる
夫婦には「慣れ」が必須
ねえ、ここじゃないどこか連れて行って
誰も知らない街はきっともっときれいだから きっと New Romantic って門がたってる
あなたはラブソングなのかな いつもわたしに幸せな言葉を聴かせてくれる
きっと気づいてない でも(ごめん)わたしには分かってしまっていた
いつもその無防備な目の色が語っていた
あり得ないカオス理論がおこって わたしも同じ色に染めていく
ああ、最っ高!どうしてくれるの!
終わらせるの?いつ終わらせるの
君とでないと見れない夢
それが何かはわからないけど
あるのかどうかも不確かだけど
一緒に居ればわかるような気がした