バスの外から見えた笑顔 青信号が指し示すヘッドライト
憂鬱な気持ちの面倒くささを痛感した帰り道
それなりに幸せなら それなりに楽しければ
なんで物事には裏があるんだろ
真夏の通り雨を聞きながら
去年の正月太りが解消されないうちに
新しい正月を迎えてしまった。
年の瀬に
現にぬかす
蕎麦花よ
つゆに濡れつつ
つゆにふれつつ
なんて。
明けましておめでとう
…返ってこない返事は10年目。
きみのこと、忘れてないの。
…見えない形は10年目。
忘れてない
ううん、違う。
むしろ歳を取れば取るほど色濃く残る、きみとの物語。
1月8日。
きみの誕生日。
泣く人も、笑う人も
全員いなくなったって
背負おう。
罪と罰も
背負おう。
愛も恋も。
その日に降る雨は、きみの心か。
…なんて。
(あけましておめでとうございます。今年も、僕は詩を綴ります。どうかあなたの心の琴線にふれるような作品ができますように)
誇るものなんてなにもないけれど
ぼくは生きているんだってこと。
自ら光る力はぼくにないけれど
命だけが月明かりに映えればいいのに。
光は反射するほど優しくなるのだから
月が冴える晩にはきみの傍に。
高校を卒業してだいぶ経つが、高校というのはあんなに男女がたくさんいるのになぜカッポーがあまりできないのだろうと長年不思議に思っていた。
最近その疑問が解けた。
男性の好む女性の年齢は、母親の出産年齢にほぼ等しいそうだ。
例えば母親が二十歳のときの子どもだとすると、二十歳前後(幼児にはもちろん母親の正確な年齢はわからないからそれぐらいの年齢に見えればよい)の女性にひかれるのだそうだ。
いわゆる刷り込みである。
十代で子どもを生む女性はそうはいないから十代がモテないのは当たり前なのだ。
女性の場合は関係ないそうだ。
生んで育てているのは同性だからね。
大人っぽい女性を好む男性は末っ子であることが多いとむかしきいたことがあるが母親の出産年齢も関係しているのかもしれない。
この説を当てはめると晩婚化、高齢出産化が進んでいる昨今、ますます男性の求める女性の年齢は高くなり、アイドルグループなど今までは十代、二十代がメインだったのが三十代、四十代がメインのアイドルグループが当たり前になる。
いま活躍してるアイドルグループは安泰だね。みんな年はとるわけだから。卒業する必要もない。
いやいやこれから高度な医療が普及して六十代、七十代なんて超高齢出産が当たり前になったら安心してはいられない。
とにかく、若い女の子はさっぱりモテなくなることは間違いないだろう。
困ったものだ。
まあ俺は母親が二十二歳のときの子どもだからそんな時代は大歓迎だけども。
貴方が生きる その意味に
一欠片でも私が含まれていると
そう、自惚れていられるうちは
貴方の隣を お赦し戴いても良いですか。
一人で 辛くて 消えたいなんて
そんなの 絶対 ゆるさない
生きることに 意味なんてない
そんなの 絶対 ゆるさない
それで 私を 悲しませて 泣かせて 苦しめるなんて
そんなの 絶対 ゆるさない
ずっと隣にいてもいいですか?
あなたと笑いあっていいですか?
手なんか繋いでみたりしていいですか?
その言葉、期待しちゃっていいですか?
くだらない話も聞いてくれますか?
あなたの彼女になってもいいですか?
バレンタインあげてもいいですか?
好きって言ってもいいですか?
抱きしめてもいいですか?
なんて、聞けないのに、
聞きたいことばかり増えていく
きっと、恋人になれたら、
きみは静かに頷いてくれるかな
きっとそうなんだろうな
遠く離れているから
どんなに小さくても繋がりはなかなか切れなくて
近くにいると
ほんの小さなことでも繋がりは切れてしまう
遠く離れているから
ほんの少しは覚えてて
近くにいるから
大事なことも忘れちゃう