拭い取りたい
暗闇も寒さもぜんぶぜんぶ
丸めて飲み込んじゃいたい
暴れないで
泣き腫らした目は
単純な患いだったって言う
君が笑む
奪い取りたい
苦しみの種もぜんぶぜんぶ
僕の腹の中で芽吹けばいい
縋らないで
君のためなんて
思ったら負けだって言う
僕が笑む
正解と不正解がない世の中で、正解と不正解を探して生きている。
出来なかった時の理由を考えていきている。
なんかくるしい
なんかしんどい
そうだ
あの人の言葉を聞こう
それは私の精神安定剤
忘れない日を過ごしたここはとても落ち着く場所
でも 会うこととはいつか別れが来るものなんだ
わたしのそばにいるのには 十分すぎる理由があるんだよ
純粋でいることは素晴らしいこと ずっと変わらないでね
こんないい人なんだから、神さまどうぞいいことが訪れますように
どうかわたしを忘れないでね
詩を毎晩綴っている。
言葉を綴りに綴っている。
次第に言葉は溜まっていく。
溜まりに溜まっていく。
すると、いつしか見返したくなる。
見返しに見返す。
その日だけの自分がそこにはいる。
いつまでもいつまでもいる。
消えることなく。
嘘偽りない、真の自分がそこにはいつまでもいる。
遺作とか晩年の小品とか、ひとが死ぬ間近に創ったものは特別なのだろうか。
なにも知らないまま、ただ美しいだけの芸術を眺めていたかった。誰にも属さないでいいから、ただ美しいだけのものを遺したかった
どっちがトムでどっちがジェリーか、何度きいても憶えられないのに幼児コーナーのビデオを立ち止まって観てしまうのはささやかな魔法なんだろう。
回転寿司も焼き肉食べ放題にも興味がないけれど、昨夜の餃子が旨かったこと。たまにしか乗らないバスの運転が心地よかったこと、なんでもないmailが完璧なほどシンプルで要を得ていたこと、
飾らない普段着こそ芸術だって思いたい。美しさなんてきっと特別なことじゃないんだって。
少女パート
少女漫画の恋愛なんてあるわけ無いじゃん
一生寄り添える人を探すのは高校生になんかできるわけ無いでしょ
大切なものは無くさないように
大切に大切に心の奥に仕舞って鍵をかける
自分の気持ちに嘘をついて蓋をするの
私の得意分野
今まで失敗した事無かった
のに
のに
少年パート
声をかける勇気すら無くて
後ろの席から君をじーっと見る
そんな僕の視線に気付いたのか君は僕を振り返って微笑んだ
そんなのずるいよ
また僕のハートをひっぱっていく
痛いよ
少女パート
背中に視線感じる
私の事好きなのかなーって
都合よく妄想膨らませてしまうんです
だからお願い期待だけはさせないで
でもごめんなさい
私には大切なものを増やしたくないの
失う痛みを知っているから
人に相談するときって、自分のなかで、もう答えが決まっていて、ただ話を聞いてもらいたいだけ。