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1

とうめいからっぽ

アタシの心はとうめいで
なんにでも染まってく

アタシの心はからっぽで
どんなものでも入ってく

アタシの心はとうめいで
かつては君色に染まってた

アタシの心はからっぽで
かつては君でいっぱいだった


アタシの心はとうめいで

とうめいだから
とうめいだから

たぶんきっと
染まってたんじゃなくて

映してただけなの

ガラス越しに見るみたいに


アタシの心はとうめいで
1度バラバラになっちゃった

いまじゃ継ぎ接ぎだらけのとうめい心

次にアタシの心に映る人よ
どうか丁寧に映ってほしい

2

うたうたいの独り言

人はどうして忘れっぽいのか。

大切な記憶が薄れていき

忘れていたい記憶ほど鮮明だ。

とうめいなフィルムの向こうに

いつかの君が笑ってる。

0

フツフツ

僕の頭がフツフツしてる

何でだろう

フツフツのわけは?

きっとこれだ

分からない自分にフツフツしてる

アイツのせいじゃない

コイツのせいでもない

って思ってるヤツは

何人いるんだろう

無責任なヤツは

こう思う

どーでもいいや

馬鹿ヤロウ

ダメなんだ

ダメなんだ

きっとダメ

はダメで

ダメなんだ

がいいわけじゃないけど

こっちが正解に近いかもしれない

1

とうめい

あなたはとうめい。
何にも染まってなさすぎる
そこにあるのは真っ白の最上級
どうしようもないけど、その分どうにかしようはある

あなたは無色。
もう、無色という色にそまってるから
僕には施しようがないよ

僕には色はない。

どういうことだって?


周りに溶け込むんだよ、カメレオンみたいに。
「とうめい」みたいな名前さえないのさ。


好きの反対が無関心みたいに
とうめいの反対は色がないことかもしれない

2

とうめいな、

君の泪が
アスファルトに落ちるまで

僕は君の切り揃えた前髪に見惚れてた

昨日と今日の境目が
僕と君の今日と明日が
まだ等速だった頃

ビー玉の中
逆さまに映った
秋の空を

君のせいで思い出す

0

天秤。

『ありがとう』と『ありがとう』

天秤にかけてどっちが重いかなんて
量りたくもないけれど

人生は互酬性

知らないうちに身について
知らないうちに比べてる

『ありがとう』
『ごめんなさい』
の繰り返し

見返りが欲しいなんて
言葉と態度には出さないけれど

ほら、笑顔が素敵なあの子にだって
頭の上には天秤がある

0

時間が足りない

卒業までのタイムリミット

刻々と迫る別れの日

泣いても笑っても巻き戻すことのできない

今日をどう生きよう

悔いのある日にするのか

それとも

思い出のある日にするのか

それはきっと君次第

あたしはね

毎日幸せって感じる

そんな日を過ごしたい

1

人のせいにしてしまう自分が嫌い
自分をコントロールできない自分が嫌い
汚い自分が嫌い

平気な顔で生きててごめんなさい。

1

泣きじゃくり

言いたいなら言えばいい
どうせあんたらはその程度
皆んな、【私の味方だ】なんてそんな事
恐れ多くて願えない
【自分しか味方はいない】なんてそんな
臭いセリフも言えない
底辺なりに這いつくばるしか
生きる道は
きっと
亡い

2

ネルコハ、ソダツ

今日もまた、suugakuと言うステージのラスボス
『スイ魔』にやられて目の前が真っ暗。

明日は勝つぞ。明日こそは。

1

寂しさの跡地

君のことを利用しているだけなのか
君を真実の友達と思えているのか
僕には全く判別できないけれど
君の形の整った飾らない爪を
そのまま剥がしたくなった
紫を織るパステルピンク
透けるサーモンピンク
グラデーションの君
美しい君を消して
握りつぶしてさ
夜に笑うんだ
許さないよ
未来永劫
衝動で
君を

1

私の日常

終わらないレポートと
昔散った恋のこと
考えながら蹴る空缶

カランカランて
道に響いた乾いた音は
イヤホンから溢れ出す音に掻き消された

今日もなにも無かったし
明日もなにも無いかもだけど

だけどだけど

今日も夕焼けは綺麗だった

誰かに伝えたいけど伝えない

そんな毎日

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選択

一寸先は闇というけれど、僕は真っ白だと思う
何色にも染まっていない、これから染めていく
何色に染めるかは、君次第。
気に入らなければ、リセットしたらいい。
足らなければ、混ぜればいい。
好きな色に染めたら、それが未来
未来は選べる。何色に染めても、誰も文句は言えない
自分が信じる色なら、その色を選べばいい
人からもらった色も、混ぜてしまえばいい
未来は何色か。最後の選択は、君自身。