手袋を新調して
思い浮かぶのは君のこと
お元気ですか、
掌の中、液晶なぞれば
いつでも聞けるけど
それじゃあダメな気がして
荒れやすいあなたの手が心配なのって
そんなことは言えやしないの
半透明な魅力、
見惚れる数秒間
好きだよ、って
今更なのは知ってるよ
いつもより色っぽいのは
きっとこの季節のせい
艶っぽい唇から
零れ落ちる言葉に
僕は溺れたい
会いたいと願うから
会えるためなら、命も惜しくはないのに
会ってしまったから
君より1分でも長く生きたいと思ってしまう。
それが
きっと
そういうことなのだ。
…なんて
大人の皆さんは
中学生の頃の
仲間意識を覚えていますか?
覚えてないでしょう
いじめられっ子の
あの表情を
きっと覚えていないでしょう
仲間意識の恐ろしさを覚えていないでしょう
中学生の恐ろしさを覚えていないでしょう
強いリーダーになりたい訳じゃない。
圧倒的な権力とお金が欲しいわけじゃない。
活かすも殺さず、そんな日常は飽き飽きだ。
明日が楽しみなドキドキは、もう来ないのだろうか。
きっと僕はある日迷ったんだ
遠いどこかに迷ったんだ
そこで走ってた地下鉄は
僕に郷愁を覚えさせました
春に僕は恋をした
何もかもが君色に染まった
前方不注意 恋愛症候群
でも君だけははっきり見えてました
どんな偽りの優しさでも
君の為なら本気でした
ある日君を誘って街に出かけたよ
そこで地下鉄に乗ったんだ
君の言葉がはっきり浮かぶよ
「都会に行くって楽しいね」
できれば早く忘れたい 黒歴史同然のリア充時代
でもできれば忘れたくない そんな矛盾でできた理想郷(ユートピア)
そんなとこに迷ったんだ
走れ走れ地下鉄よ(僕は走る)
永遠に走れ地下鉄よ(ずっと走ってる)
忘れたくないような忘れたいようなそんな気持ちも
君の色の一つだって そう思えばこんな矛盾も辛くなんてない
迷ったままが良いんだ
目が覚めたら消えてしまう
理想郷
世界が消えていく
僕の目が覚めていく
あの夢の続き見るため
僕は卒アルを開く
初めて好きになった君へ
人は普通その人と楽しい時を過ごせるから好きになるんだと思う。でも私が君を好きになったのは、君となら辛い時も悲しい時も乗り越えていけるって思ったからなんだ。
君に打ち明けたトラウマ。
男性が苦手で怖いこと。
他の人は男性が苦手なのに好きな人いるなんておかしいっていうけど、私に好きな人がいると知っている君はそう言わなかった。しんどかったんだね。そう言ってくれた。
君なら隣にいて安心できる人だな。
そう思ったから好きになったの。
これが恋であり愛なんだって思ったの。
ねぇ、初めての恋と愛の相手が、君で良かったって本気で思うよ。
ありがとう。好きです。
君に初恋と初愛をして
花屋を夢見る少女より
1度だけ
1度だけでいいから
メイクもおしゃれも何もせずに
着飾らない今のままの姿で
"かわいい"って
言われたい
別に自分に欠けたかわいさを
恨んでる訳では無いけど
やっぱりかわいい娘は何しても"かわいい"って
失敗しても、みんな許してくれる
そう、顔がかわいいから。整っているから。
そんなとき、やっぱり理不尽だなって。
やっぱりひとは見た目なんだなって思うの。
そんな私に1度だけでいいから
"かざらなくて自然なあなたがいい"って
いつかの私の想い人よ、声を掛けてくれないか?
それが憧れのあのかわいい娘に
劣らない 劣れない
私の小さき部分
こんな時もし君が隣に居たらいいのに
一人で泣いて自分で自分を傷つけて
消えたいって何回も思った
もし今君がそばに居たら
この気持ちも少しは和らぐかもしれない
だけどこの願いは届かない
どれだけ強く願っても届かない
ただ隣に居てくれるだけでもいいのに
ただ私をぎゅっとしてくれるだけでいいのに
それ以外何もしなくていいのに
こんな夜に
隣に君がいないなんて
夜はこんなに寒くなったんだね
君がもし、こんな夜に出会ったときは
隣に誰かがいて欲しい
あたしじゃなくてもいいから
君が少しでも辛い思いをして欲しくないのは
君に笑っていて欲しいのは
あたしだけじゃないから
私の未来は誰も知らない 知れない 私でさえも
変えていくんだ 変えていく 変えるのは私だ
誰にも変えさせない 私の人生だから
私の人生で 私の選択で 私が選ぶんだ
それがたとえとても怖くても逃げたくなっても
私の人生は私のものだ 誰にも譲らない
たとえあの人のヒロインじゃなくても あの子の方が主人公っぽくても適任でも
私の人生は私のものだ
冷えたミルクティー
温かいのは初めだけだ
恋も愛も同じだ なんてそんなわかったようなこと言わないよ
言わないよ 何も言わないよ
だから側にいてよ 愛してよ
僕はなぜだか書きたくなった。
ただの作文も、手紙でも、ポエムでもない。
親友へあてた遺書を。
今すぐ消えるわけじゃない。
だけど
なぜだか書きたくなった
大切な大切な親友たちへ感謝を伝えるために。
いつか いつか
私が消えてしまった時
親友たちが本当の私を知れるように
何回も何回も書き直して
ありのままを書いた。
その中で
日付は空欄のまま。
だけど
日付は一生埋めるつもりはないよ。
生きている間は…
昨日、かわいい?なんておこがましいこと聞いたとき、うん じゃなくて、かわいい って言ってくれたことが、なんだか とっても嬉しかった。
貴方をこっそり見つめていた
私はアイスクリームを食べながら
貴方にも少し分けてあげたかった
頑張っている貴方にも
空を見上げた僕は純粋な心で
戻りたいって感じた。
どこに戻りたいのか…
それを聞かれるときっと
口ごもる。
だって だって
純粋な気持ちはどこまでも果てしないから。
空のように大きくなりたくて
海のように自由になりたい
空気のように流れてみたくて
木のようにしっかりとしたい
ほら
どこまでもどこまでも
果てしないでしょ?
僕は
そう思いながらただただ空を眺めた。
そして天に誓った。
いつか必ず戻りますから、と…
集団リンチを受けて不登校だった幼なじみ。
教師に言われ数ヶ月ぶりに家を訪ねる。
暫く世間話をして私は帰る。
やせ細った腕でゆっくりと手を振るその手首には生々しい傷の跡。
翌日幼なじみは、命を絶った。
気持ち悪いくらい晴れたそらに
吸い込まれそうなおはよう、を
交わしてぼくら
まだわずかに濡れた道を歩いて
今日もまた、はじまりの日。
(一足お先に台風一過です。)
(また秋が来たような朝…)
きっと行事特有のテンションだったから
君の番号をコールできていたんだろうね
合図のように ワンコールで一度切って
繋ぎ直せば ほら すぐに君は応じるの
仲が良すぎるとよく言われたものだけど
彼らが言うより 仲が良いわけじゃない
そう思っていたのに何よりも嬉しかった
君が名前を読んでくれたことが何よりも
毎夜君を呼び続けて 私を呼んでくれて
行きすぎた浮遊感だったのかなと思った
何よりも楽しかったのかも知れなくてさ
もう全ては終わってしまったはずなのに
未だに君のコールを待ち続けているのは
本当に愚かしいと涙目になるのだけれど
私が君を呼ぶ勇気はとても無いから今は
君に呼んでもらえる日を待ち続けている
もし君がまた名前を呼んでくれるのなら
二人で電波塔の下まで出掛けてみようよ
それなら それなら私は信じられるから
救世主の君の首筋をなぞって その後に
君の頸動脈をそっと千切ってあげるから
私は左手首の傷痕を残らず破ってあげる
電波塔の下 幸せだった声だけの通信を
思い出しながら星の降る夜に死ぬことを
孤独の海で 想像してはいけませんか?
眠たげな声で名前を呼んでくれることを
願いながら 待ちながら 両目を閉じた
バイブレーションに設定して携帯を放る
二度と無い君のコールを逃さないように
電波の上で 君と話したいことを考えて
そうして やっぱり脈を数えて微睡んで
鈍い白銀のカッターの刃を三回鳴らした
夢中になる気持ちなんて
ずっと知らないままだと思ってた
貴方はアイドルじゃないけれど
歌声に夢中になれて
元気な姿を見ると安心できて
心の支えになってるの
いつか会えなくなったとしても
私は絶対忘れない
強くて美しい貴方が好きだよ
恋愛なんて、俺には不釣り合い
そんな風に思ってた。
初恋は小5のとき
結構遅いのかな。
どうせかなわぬ恋だったんだろうけど
その時は、すごく楽しかった。
中学に上がって、
初恋の相手とは、別の学校になった。
俺じゃ到底いけないとこ。
今はもう、淡い思い出。
寂しくなんて、ないよ。
悲しくなんて、ないよ。
ご機嫌いかがでしょうか、いつも笑っているその目の奥は?
ああ、何も知らない分からない。そんな僕に着いてきてくれるそのわけは?
誰かさんが言った
「無理さ、生きるのなんて、息も詰まるし足はもつれる。目はうつろ、そしてかき鳴らすギターはきっと誰にも届かない」
スープ・オルト
もう眠ろう、今夜僕らに星が降るわ
スープ・オルト
ごめんよ、きっと明日も地図はないだろう
荒野の中歩いて行こう。たった2人で構わないか?スープ・オルト
気分はどう?いつも夜は泣いてるだろう?スープ・オルト
ああ、どこも行かない行きたくない。そんな僕を慰めるそのわけは?
さぁやっちまえ、今だ、その手に握るコルト・ガバメントで僕を撃て。そして明日からは君の日々を送る他選択肢はない
スープ・オルト
もう泣くのはやめて、僕を置いてゆけ
スープ・オルト
もう充分だよ、僕を見捨てるがいいさ。
僕は君の足枷になる。さぁコルト・ガバメントを握って!スープ・オルト
今、青春の幕切れさ、オルト、
これがラストシーン、
気持ちよく終わりたいんだ
絶望のための希望だ
今、青春の終結さ、オルト、
これが僕のセオリー
胸に赤い血の花束を
さぁやってくれコルト・ガバメント
スープ・オルト
僕は眠る、そのうちに銃爪を弾けよ
スープ・オルト
明日から僕を捨てて君は行くのだ
荒野の中歩いていた。あの頃の僕らはまだ、これを知らなくていい