君が僕の操り人形なら
僕のことを好きと言わせるのに
でも
僕が君の操り人形なら
君は僕を炎の中へ投げ込むんだろうね
月は綺麗だ
でも
恐怖以外の何物でもない
という人がいる
正解は
狼男です
狼男を見つける方法
江戸時代の絵踏みならぬ
月見をさせる
ああ、完全に沈んじゃった、
ああ、深海魚みたいだ
ああ、人目につかないけど怯えてる
ああ、僕はいつも
ああ、手を差し伸べるけど
ああ、掴めない君は、この手を振り払う
夏の色は薄れていくから、干上がった海にまた水が溢れる
描く緋色の脚取り、ああ、兎角滲んだ街並みに僕は溶け込めるか、
(花のブーケ、受け取って)
光る。紺色で縁取り、ああ、錯覚起こした街の波、僕は馴れ初めるか。
(ただ笑って)
足跡を消した。
ああ、後悔の数なら
ああ、数え切れないくらいよ
ああ、希望や幸せなら両手で足りちゃうわ
ああ、笑ったっていいのよ
ああ、馬鹿にしてくれていいのよ
ああ、なのにあなたと来たら、
(なのにあなたと来たら)
夏の色は崩れていくから、干上がった海にまた水が溢れる
描く緋色の脚取り、ああ、兎角滲んだ街並みに私は溶け込めるか、
(花のブーケをトスして)
光る。紺色で縁取り、ああ、錯覚起こした街の波、私は馴れ初めるか。
(ねぇ笑ってよ)
足跡がつかないみたいで、あたしのやることなすこと無意味みたいで、1人で笑い泣くよ。放っておいて欲しいの。でも。でも。本心かどうか
「私にもわからないの」
描く緋色の脚取り、ああ、兎角滲んだ街並みに私は溶け込めるか、
(花のブーケをトスして)
光る。紺色で縁取り、ああ、錯覚起こした街の波、私は馴れ初めるか。
(ねぇ笑ってよ)
足跡を消した。
描く緋色の脚取り、ああ、兎角歪んだ段取りから君を持ち上げたよ
(顔が見えた。声が聞こえた。)
変わる。紺色で切り取り、ああ、眩暈的な君の波、僕らは馴れ初めるか。
(手を握って)
足跡をつけていく。
好きと言えばいいものを
好きと言えないのは
あなたの答が怖いから
あなたに嫌われたくないから
あなたとの繋がりがなくなるのが嫌だから
私が私じゃなくなってしまうから
嘘。
上手くいけよとか言ったけど
ほんとはそんなこと思ってない
君があの子にふられちゃって、それで
あたしのところに来ないかなって思ってる
ごめんね
あたし最低だね
好きな人の恋すら応援できないの
あたしダメな先輩だね
ごめんね
失ってから気づけるくらい
あなたのことが好きだった
後悔したぶんだけ
あなたを想っていた
全てを抱きしめたくなるほど
あなたが愛おしかった
そして今も
あなたが好きです
ごめんなさい忘れられません
ずっと好きです
たいして興味のないような粗野な声音で
貴方のお好きなものや大切な想い出を
無造作に尋ねるような輩には
気を付けねばなりません
奴らはまるで息を吸い込むように
貴方のお好きなものを傷付け
そして息を吐くように
貴方の想い出を踏み躙る
だから貴方は思慮深く
奴らを炙り出さねばなりません
炙り出したなら息を詰めるように
細心の注意を払うのです
そして涼しいお顔で
偽物を差し出してやるのです
粉々にされたそれを前にして
がらんどうの泪を流してみせるのです
奴らのちんけな器は直ぐに満ちてくれるでしょう
気負うだなんてしなくて良いのです
奴らに見抜く力などありはしない
万に一つ、野生の勘で嗅ぎつけたとして
本物を探し当てられるような器用な手先を
お持ちの方々ではないのですから
良心なんて痛める必要はないのです
奴ら自身が持て余した暴虐に
わざわざ身を晒す義理などありはしない
どうしたって伸し掛るのなら
はしたなく剥き出しの犬歯の元へ
御免なさいの形骸を放ってやったら良いのです
消えて仕舞えば楽なのに
消えることが哀しいのです。
君に言われた言葉も想い出も
忘れて仕舞えば、いいのに
それでも
抱きしめて
生きていたい
君のこと本当はずっと好きだった
今も好きだよ
君がほかの男子といると
なんだか胸の中がざわめいた
君に彼氏が出来たとき
君が幸せならいいなんて思った
でも君が彼氏のことで悩んでいるのを見るの
僕はとても辛いんだ
僕なら君を幸せに出来るそう思う
彼氏になんかなりたくない
君を幸せにする
これから何があっても
そばにいる
好きだよ