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操り人形

君が僕の操り人形なら
僕のことを好きと言わせるのに

でも

僕が君の操り人形なら
君は僕を炎の中へ投げ込むんだろうね

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月は綺麗だ
でも
恐怖以外の何物でもない
という人がいる
正解は
狼男です

狼男を見つける方法
江戸時代の絵踏みならぬ
月見をさせる

2

描く緋色の脚取り

ああ、完全に沈んじゃった、
ああ、深海魚みたいだ
ああ、人目につかないけど怯えてる

ああ、僕はいつも
ああ、手を差し伸べるけど
ああ、掴めない君は、この手を振り払う


夏の色は薄れていくから、干上がった海にまた水が溢れる


描く緋色の脚取り、ああ、兎角滲んだ街並みに僕は溶け込めるか、
(花のブーケ、受け取って)
光る。紺色で縁取り、ああ、錯覚起こした街の波、僕は馴れ初めるか。
(ただ笑って)
足跡を消した。


ああ、後悔の数なら
ああ、数え切れないくらいよ
ああ、希望や幸せなら両手で足りちゃうわ

ああ、笑ったっていいのよ
ああ、馬鹿にしてくれていいのよ
ああ、なのにあなたと来たら、
(なのにあなたと来たら)


夏の色は崩れていくから、干上がった海にまた水が溢れる


描く緋色の脚取り、ああ、兎角滲んだ街並みに私は溶け込めるか、
(花のブーケをトスして)
光る。紺色で縁取り、ああ、錯覚起こした街の波、私は馴れ初めるか。
(ねぇ笑ってよ)


足跡がつかないみたいで、あたしのやることなすこと無意味みたいで、1人で笑い泣くよ。放っておいて欲しいの。でも。でも。本心かどうか
「私にもわからないの」


描く緋色の脚取り、ああ、兎角滲んだ街並みに私は溶け込めるか、
(花のブーケをトスして)
光る。紺色で縁取り、ああ、錯覚起こした街の波、私は馴れ初めるか。
(ねぇ笑ってよ)
足跡を消した。

描く緋色の脚取り、ああ、兎角歪んだ段取りから君を持ち上げたよ
(顔が見えた。声が聞こえた。)
変わる。紺色で切り取り、ああ、眩暈的な君の波、僕らは馴れ初めるか。
(手を握って)
足跡をつけていく。

0

好きと言えばいいものを
好きと言えないのは

あなたの答が怖いから
あなたに嫌われたくないから
あなたとの繋がりがなくなるのが嫌だから

私が私じゃなくなってしまうから

1

嘘。
上手くいけよとか言ったけど
ほんとはそんなこと思ってない
君があの子にふられちゃって、それで
あたしのところに来ないかなって思ってる
ごめんね
あたし最低だね
好きな人の恋すら応援できないの
あたしダメな先輩だね
ごめんね

2

.

失ってから気づけるくらい

あなたのことが好きだった

後悔したぶんだけ

あなたを想っていた

全てを抱きしめたくなるほど

あなたが愛おしかった

そして今も

あなたが好きです

ごめんなさい忘れられません

ずっと好きです

4

無題

たいして興味のないような粗野な声音で
貴方のお好きなものや大切な想い出を
無造作に尋ねるような輩には
気を付けねばなりません
奴らはまるで息を吸い込むように
貴方のお好きなものを傷付け
そして息を吐くように
貴方の想い出を踏み躙る
だから貴方は思慮深く
奴らを炙り出さねばなりません
炙り出したなら息を詰めるように
細心の注意を払うのです
そして涼しいお顔で
偽物を差し出してやるのです
粉々にされたそれを前にして
がらんどうの泪を流してみせるのです
奴らのちんけな器は直ぐに満ちてくれるでしょう
気負うだなんてしなくて良いのです
奴らに見抜く力などありはしない
万に一つ、野生の勘で嗅ぎつけたとして
本物を探し当てられるような器用な手先を
お持ちの方々ではないのですから
良心なんて痛める必要はないのです
奴ら自身が持て余した暴虐に
わざわざ身を晒す義理などありはしない
どうしたって伸し掛るのなら
はしたなく剥き出しの犬歯の元へ
御免なさいの形骸を放ってやったら良いのです

1

夕暮れに君を

消えて仕舞えば楽なのに
消えることが哀しいのです。
君に言われた言葉も想い出も
忘れて仕舞えば、いいのに
それでも
抱きしめて
生きていたい

2

・・・

君のこと本当はずっと好きだった 
今も好きだよ
君がほかの男子といると
なんだか胸の中がざわめいた
君に彼氏が出来たとき
君が幸せならいいなんて思った
でも君が彼氏のことで悩んでいるのを見るの
僕はとても辛いんだ
僕なら君を幸せに出来るそう思う
彼氏になんかなりたくない
君を幸せにする
これから何があっても
そばにいる

            

                 好きだよ