震える足でも進めるように
自動的に空が転がるように
次々襲い来る普通の日々
飲み込まれないでどうにかつないでいけるように
世界のどこかで、
今日も誰かが生まれて、
今日も誰かが死んで、
でも、それは俺の生活にはほとんど影響なくて、
命って軽いな、って思うけど、
誰かが生まれてなかったら、
誰かが死んでなかったら、
今の俺はいないかも知れないな、って思ったら、
急に、命って、重いな、って思ったり。
きみはぼくを不安にさせる
消極的にならないで
あちら側へ行ってはダメだと
引き止めるぼくが
引っ張られそうで
怖くなるよ
不幸体質だなんてほざいて苦笑をもらしたきみに
なんて声をかければいい?
気にしないでなんて呟いてどこかに行ったきみに
どうして声をかけられる?
どんどんどんどん深くなる
手首の傷
煌めいた涙
フラッシュバック
きみはぼくを不安にさせる
どこにもいかないで
お洒落なバーでお酒を飲めば
どこかの街角で大胆に愛し合えば
大人になれるでしょうか
子どもでいいから
来週の日曜は動物園に行こう
まだまだ子どもでごめんなさい
だけど貴方が好きなんです
好きなことには嫌いになるまで好きになった方がいい。
好きな音楽は楽しい時も苦しい時も泣きたくなる時も聴いた方がいい。
好きな人には好きって言った方がいい。
自分が好きなことくらいはちゃんと言った方がいい。
だって好きなんでしょ?
自信を持って言ってみた方がいい。
自分にしてみれば大半の事は面白くない。
だから空気を読まずに意見を出しまくって日常を
楽しいものに変えたい。
それが自分にとっての未来の鍵。
朝方の 重い体は支えられ
細い足が 何処まで運ぶ
駅へ向かう 自転車の群れ
なんだか笑えて にやつく顔が
車の窓に 写ってる
その日 雀が道端で
ひっくり返って 死んでいた
次の日にはもう
消えている
あの日 見えないふりをする 君に
忘れられない 僕は消えた
あの日 聞こえないふりをする 君に
呼びかけている 僕は消えた
あんまり 空気が似合うから
僕は いない人になった
何処かへ 旅に出かけよう
行き先は カラスの胃袋か
LINE追加できる勇気があるんだったら
とっくのむかしに好きってゆってるよ。
きみはこの手のこと
ぼくの気持ちを知っててやってるのかな
好きになっちゃうよ
太陽みたいに笑って
たまに凛と真面目な顔をして
その少し掠れた声でぼくの名前を呼んだりして
きみはこの手のこと
ぼく以外の子にも簡単にやっちゃうのかな
好きになっちゃうよ