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吐瀉物

誰かが言った悪口は
誰かが吐いた嘔吐物よりも汚くて

悪口は止まらない
嘔吐物を見れば吐きそうになるように

それならいっそ飲み込みますか

形の無い悪口なんて飲み込むのは簡単なこと

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好きなことが同じ人とわかりあいたいと思うのに
どうしてそんなことですら出来ない社会なんだ?
なんで?どうして?ばかりが心に浮かぶ

耳を塞いだって聞こえてくる僕への罵声を検索
でももう「留まる」なんて検索結果は出なくて
どうしようもなく悲しくなって
ぶつけた先も壁だから
また跳ね返って僕の耳に入り込む

出来ないことばかりで自分を殴りつけてやりたい
それくらい 自分が嫌い
もう嫌だな、どっかに行きたい
けど僕の夢 理想が僕を引き止める
あの山の向こうを超えたら綺麗な景色が見える
そう自分に言い聞かせて 歩いてきた
これからも そうして歩くつもり

でも 納得いかない
ものが溢れかえる社会で
言葉が溢れないことが
こんなに怖いのに 誰も気づかない

人に害がある人がいるなんて
信じたくないけど
もう信じてしまわなきゃいけないのだろうか
お願いします 言葉を返して
本当に心が温まるような そんな言葉を

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ごめんなさい

『ごめんなさい 』
『ごめんなさい』は、中身が肝心。

相手に悪かったと、謝るだけのものになってないか?

でも、私は新しい見方を見つけた。

『ごめんなさい』の意味の中には、
自分の心の中で反省して、
また、同じことを繰り返さないように、
自分の心の中で自分自身に宣言するためのものでもある。っと思った。

だから、相手の目を見て素直に謝るのは、むずしい。

そうしたら、自分のプライドが傷つくから。
そんな宣言しないのは、ちゃんと守れるか不安だから。

自分の心の奥底から『ごめんなさい』ってむずかしい。

でも、自分の心の奥底から『ごめんなさい』って言えたら、なんだかカッコいい。

言えるまで、むずむずする思いも、
一度ごめんなさいって言ったら、
スッキリするのでは?

つまり、『ごめんなさい』っていうのは、ただの社交辞令なんかじゃなくって、
自分を見直しこれからの自分をゆっくりつくっていくということだと思う。

自分が言えない『ごめんなさい』なんてこの世の中にはないと思う。だから、何度でも自分を見つめてみたい。

悪いことしたら、
『ごめんなさい』?

悪いことしてなくても、
『ごめんなさい』。

悪いことしてなくても、人間の中には悪い悪魔がつねにいるって思ってたら、『ごめんなさい』

『ごめんなさい』じゃなくても、一時、自分自身を見直て。

そうしたら、きっといい人間になれる気がする。

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発信

ハローハロー、聴こえますか?
こちら、青空ラジオ。

陰も陽もない交ぜで、
いつだって高らかに歌います。

涙を流す君の笑顔が見れるなら、
迷惑がられようと構いません。




もし、君に棄てられる日が来るとしても――


ハローハロー、聴こえますか?
こちら、青空ラジオ。
君に“幸せ”を贈ります。




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あいをたべる

唇から想いが溢れるから
僕らは傷つけ合うのだろうか

君の瞳から泪が零れ落ちる時
きっと僕は君の気持ちの
一部分にしか触れられない

指先に希望をのせて
小さい頃に作文に書いた夢は
しゅるしゅると型にはまって
いつの間にか動かない宝石になった

いのちをたべて生きるぼくらは
その分の愛を
誰かに伝えなきゃいけないのかもしれない

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おやすみ即興詩。

ひと息に呑んだコップの水が
唇の端からシャツにひと筋

昨夜呑み干した泪みたいに
とうめいな染みになって
知らない間に消えて
まるで、なにもなかったような顔してみせるんだね。

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No title

気紛れな優しさはいらないから
ふつふつと沸きあがる
淫らな核心を突いてほしい
体裁上は閉めておくから
私の心を突き破ってよ

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No title

本能が言ってる
この人じゃないと駄目だと
本能が言ってる
この人だけは絶対駄目だと

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貴女のおかげ

初めて会った時はそうでもなかった
ただの先輩だと思ってた
でも気付いたら少しドキドキ
この気持ちって何?
恋を知らない自分に
貴女は教えてくれたよ
でも貴女は僕のこと
どう思ってるのかな
前の自分みたいに
ただの後輩だと思ってるんでしょ
それでも僕は諦めきれず
貴女を想って受験も頑張れた
受かったらこの気持ち
伝えようと思ってた
でも無理だった
可愛い貴女を前にして
僕は何も言えなかった
自分では可愛くないって言う貴女
僕にとっては世界一
こんなに想っても
貴女は僕の先輩なのですね

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不思議な夜

不思議な夜。
君は、僕。僕は、君。
僕が君になっていた昨日の夜は、目が覚めてから
悲しくなってきて日が昇るまで苦しかった。
君の心を閉ざした過去。
知らないのに同じ記憶。
溢れてくるつらさに息がつまりそうだった。
君はこんなに泣いてる自分はおかしいと言っていた。
そんなわけ無いと思うんだけどな。


君にどうしたら出会えるかな。
それともこの頃はいつも楽しそうな声が聞ける君だから、夜僕が出会った君は偽物なのかな。
君はいつも忙しいもんね。

本当に君だなんて期待はしてないんだけど、だけどもしかしたらって思ってしまう。

そしたら一体、真実はどうなっているだろうってどうしても探りたくなるんだ。

夜に僕が出会った君は、何なのか。

本物か、偽物か。

僕は君に会えるまで絶対にあきらめないよ。