ねぇ。泣かないで。僕が護ってみせるから。
ねぇ。悲しまないで。僕が楽しませるから。
ねぇ。笑ってて。僕がピエロにもなるから。
ねぇ。愛してて。僕がキミの手をひくから。
君と最近あまりあえない。
大丈夫かな?
ほら、また君のことを考えてる。
何故かな?
好きだからだ
こうやっていつも思う。
いつも思うけど
言えない
「今の関係がくずれるのでは?」
そう心の隅で思ってる自分がいる。
でもいつも考えてる。
好きだよ。
今度はいつ会えるかな?
最近君を見かけない。
また体調崩したのかな?
ほら、また君のことを考えてる。
なにしてるのかな?
声にだしてこの気持ちいいたいけど
少しの勇気がでない。
今の関係がくずれたら?
それが心の隅にある。
だから声が出ない。
でもいつも思う。
君が好きなんだ!!
A girl had a question,
「What happened to me, if I acted "natural posture" ?」
A boy answered the question,
「Why do you act "natural posture" ? I like you who don't act "natural posture".」
(訳:
『 "自然体"を演じたら、わたしはどうなっちゃう
の?』
『なぜ、"自然体"を演じる必要があるの?ぼくはそのままの君が好きだよ。』
カブトムシを見つけたと
無邪気に笑う君は
一体どこに消えたのだろう
空に光る星たちを
無邪気に指差す君は
一体どの星になったのだろう
君も見ているかな
今年は火星がとても綺麗に見えるんだって。
僕は幼いころにはさ
あの空の雲でさえ手を伸ばせば
掴むことが出来ると思ってたんだ。
テレビの中のあの子にだって
なりたいと願えば
なることが出来ると思ってたんだ。
時の流れに引っ張られて
僕は大人になったけれど。
大した成長もしてないくせに
雲は掴めないこと、
テレビの中のあの子は実在しないことを
知ってしまって。
諦めを覚えてしまった。
だけれど。
掴めないものを掴もうとすることが
叶わないことを叶えようとすることが
どれほど格好いいものかも
わかってきたんだ。
その過程で転んでも泥まみれでも。
どんなに遠回りをしても。
何故だか格好いい。
生きてるって感じがするよな
ってなんだか思うんだ。
子どものころ、浦島太郎の話をきいたとき、とてもショックだった。
竜宮城で楽しく過ごしてたらえらい月日が経っていたこと。さんざんちやほやしてくれた乙姫様からもらった玉手箱を開けたら老人になってしまったこと。なんて不条理な話なんだ(こんな難しい言葉ではもちろん考えなかったが)と思った。
だがいまは違う。
そもそも浦島太郎の暮らしていた漁村なんていくら年月が経ったところで大した変化はないだろう。
でもさー、知ってる人がみんな死んでたら嫌じゃん、なんて考えるのはナンセンス(昭和のフレーズだ)。そんなことがつらいと感じるような人物だったらすぐにホームシック(これも昭和のフレーズか)になって帰っていたはずだ。
だいたい竜宮城でさんざん楽しい思いをしたあとに漁師の生活に戻れんのか。
キャバクラと高級ホテルが融合したような施設で過ごしたあとにだ。
いい若者が思い出に生きるのはつらい。
思い出と思い出話は老人にこそふさわしい。
浦島太郎は実は玉手箱をもらった時点でわかっていたのかもしれない。玉手箱の中身と、乙姫の最後までゆき届いたサービスを。
こんなことを暗い部屋で考えているとますます昭和になってしまうので出かけようとドアを開けたらミシシッピアカミミガメがいた。いわゆるミドリガメだ。猛暑のせいかぐったりとしている。いや、カメだからぐったりしてんだかどうなんだかははっきりとしなかったが──ミシシッピー州、関東より暑そうだし──水分は必要だろうと、とりあえず心優しい俺はコップに水をくんできて、かけてやった。
するとどうだろう。カメは俺に礼を言ってから、ついてきてくださいと俺をうながした。俺は素直にしたがった。なぜかってーと暇だから。
けっこうな距離を歩くと沼が見えた。カメが沼に入った。あまり気が進まなかったが、まあここまで来たのだからとあきらめて俺も入った。
岩かげから女が出てきた。カメに、乙姫だと紹介された。まあまあのブスだった。
しょうがないよな、沼だから、と、俺は乙姫につがれた麦焼酎を飲みながら、コイやフナの素人くさい踊りをぼんやりとながめた。
太陽さん。
大好きです。
貴方への愛は世界中の誰よりも勝っていると、
自信を持って言えます。
だってほら、太陽さんのせいで私、
彼氏できないんですよ?
学校では太陽好き認知されてますよ??笑っ
もーう、どう責任とってくれるんですか??
...あーらま、むなしい。独り言じゃん。
だから届かないんだってば。
分かってるんだけどね、、
太陽、お願いだから無理しないで。
何度言ってもあなたには届かない。
それは私が雑草だから。
どれほど大きな声を上げたって
太陽との距離は遠いのなんのって。
だから今夜も雑草は
太陽を想って涙を流す。
しばらくして泣き疲れて眠りにつく。
ねぇ太陽、
私はあなたをこんなに心配してるのに
あなたには届かないみたい。
あのね太陽、
大きなビルの隙間から、
時々見えるあなたの姿はいつもまぶしいの。
...でも時々、疲れた顔をしてる。
...私の太陽を、疲れさせているのは誰??
...そうだね、私だ。
私を含めた、雑草たちだ。
ごめんね、太陽。