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毒薬カクテル

もうこれ以上 好きになったら
自分が壊れちゃいそうだから
なんて虚言(うそ)を吐(つ)いて
貴方を押し倒して毒を吐く

カラカラ音を立てる
氷と間接照明が妖しく貴方を惑わせる
さぁ、戸惑って酔い狂ってよ。

カーテンコール
鳴らして鳴らして
僕と貴方の体の距離
慣らして慣らして



体の距離は近くなっても
心の距離は近づかない
そんな虚しさを誤魔化して
もっと貴方を狂わせる

カラカラ音を立てる
氷と三日月が僕らを毒する
さぁ、夜はこれからだ。

カーテンコール
鳴らして鳴らして
僕と貴方のベット
鳴らして鳴らして




太陽が昇らない、魔法を使って
僕と貴方のカクテルを混ぜ合わせて
2人でしか酔えない特別なカクテルを────

二人だけの、秘密の夜を重ねて…
二人は、永遠の夜を誓ったのだ…

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満天の星空の下。
君も同じ空を見ているかな?
同じ星を見てるかな?

そんなことを考えながら
夜の風を胸いっぱいに吸い込む。
ボクは星空を見て
「おやすみ」
とつぶやいた。

一つの星が尾を引いて流れていく。

『あいつも見てるだろうか?』

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好き。

あなたに触れた、その手が
憎くて、邪魔で。

離れてよ。
私のあなたを取らないで。
第三者。
私の心身をギタギタにした罪で…。

そんなこと思っても
離れてくれはしなかった。
その手で、あなたをただ触るばかり。

邪魔。邪魔。邪魔。
ねえ、
私の見てるところで、
そんなこと、しないでよ。

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グラグラ

しぬのは怖い

だれも共感しないのだけれど

だからこそよけいに。

ぼくはこの怖さを

だれにも分かってもらえずに

しなないといけないのだろうか

座ってられないこの恐怖を

鉛筆でゆびをつついて

きょうもそれで怖さをしのぐ

誰も気づかないだろうしね


いますぐだれかだきしめて

たいよう

はやく

だいちに

ひかりを

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来てね、が届いて。

時間も場所も決まっていない待ち合わせへ
でーーーーーーーっかい空想を抱きしめて

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仮題

仕方ないよね。
人間は誘惑に弱い生き物だから、
後回しでいいやって思うこともよくある。
だからさ、
課題を提出前日に終わらせてるのもしょうがないよね。

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夏の終わり

輝くあの月に手を伸ばし

夜の空気を吸い込んだ。

夏の終わりの匂いがした。

もう夏が終わるというのに

僕はこのままでいいのだろうか。




僕は君に…

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呼吸困難

肺を押し潰すから
そのまま
酸素を求めて
私を求めて

愛してるって言ってよ

心臓を握り潰すから
そのまま
血液を求めて
私を求めて

そのままいっそ死んでしまえ
愛してるって言ってから

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ヘビー

飲んだ愛情の分だけ
胃に溜まる砂利

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シャボン玉

吐息が体にかかって
僕は生まれる
水平な世界が
歪む歪む

吐息が体にかかって
僕は生まれる
荒んだ世界に
土足で上がる

吐息が体にかかって
僕は生まれる
そんな世界を
包んで浄化したいってね