嫌いなんて言えるほど
完全な人間じゃない
醜いなんて言えるほど
美しい人間じゃない
涙を流せるほど
辛いことじゃない
でも
どうして?
どうして
そんなことを言いながら
今日も此処に生きているのか
生きてることに
目的なんて
ありやしないよ
生きるのが美徳のこの世界で
常識に抗えずに生きる、私
これからも疑問を覚えながらも生きて
命が絶えるときに
私は何を思うんだろう
生きていて良かった
そう思えることを信じて生きるのをやめられない
私は、つよくなりたい
さて、落ち着きを取り戻したふたり。先に口を開いたのは英人だ。
「何を監視していたのか、それがわかれば過去のプロジェクトに近づくと思う。
その報告書、10年前のだけ、量がいやに少なかった。抜き取られていたんだろう。その最後の年のを読んだために、詳細がわからなかったってことでもあるんだが。」
ぬかりはないはずだったのだ、そのページが存在してさえいれば。確かに、最後の年を見るのが普通というものだろう。
「私の夢に従って考えるのであれば、監視対象は狐と考えるのが妥当かと。」
「まあ、そうだよな。」
少なくなった飲み物を見つめたまま、とうとう煮詰まってしまった瑛瑠は、英人に声をかける。
「ここまでだけでも、大収穫ではないでしょうか。
英人さんとお話しできてよかったです。
だから、今日はもうこの話はおしまいで。そのかわり、残りの時間を私にくださいません?」
祝瑛瑠、こういうところである。
微笑んで言い放つことには。
「英人さん、デートしましょう。」
向けられたものが誠実な好意じゃなくとも
きっと引き寄せられた
向けられたそれが誠実な行為じゃなくとも
きっと素直に従った
私は弱くないから、何でもしていいんだよ。
私は演劇部に所属していて役者をしているんですけど、最近、脚本を書いてみたいと思っております。でも、なかなかいいお話が浮かびません。
そこで皆さんからアイデアをいただきたいです!
最近皆さんが体験したこと、思いついたこと、なんでもいいです!『面白い!』とか、『これお話にしたら絶対いいものになる!』とか、ありましたら教えて下さい!そして、皆さんからいただいたアイデアを脚本にしていきたいと思います!著作権が許される限り!!!
たくさんのアイデア、お待ちしております!!!
m(__)m
バイバイなんて軽々しく言わないでよね。
また会えちゃうかもしれないんだから。
だいたい1年くらいすれば花びらはまた散る。
私の手のひらにほら
最近になってわかってきたのは
今更遅いとか言うベタなこと
でももう君のこと
無理に詠んだりしないから
無理に呼んだりしないから
桜の実を齧って
顔をしかめたあの顔は
まだ覚えているの、心に
染み込んでなかなか抜けない。
桜の詞を歌って
顔を隠したあの時
本当は泣いていたんだろう
だから無理して見なかった。
写真で笑う君のこと
今なら言えるよ。好き。好き。好き。
私が泣いたとこギリギリ見なかったでしょ。
白い肌に薄い青が浮かんでいた
だいたい1年くらいすれば花びらはまた舞う。
私の頭にほら
最近になってもわからないのは
あの日の真相。君のこと。
なんて言おうとしてたのかな。
無理に聞こうとしなかったら
「無理だ」っつって帰りやがった
桜の木をなぞって
顔を合わせて笑ったら
君が最初に泣いたから
私も安心して泣いてたんだよ。
桜の木を隔てて
背中合わせて話したら
君がまたもや泣いたから
今度は二の句がつげなかった。
ずっと寝ている君だけは
私の世界で老けぬまま。ずるいなぁ。
バイバイなんて君は言ったけれど
いつかおばあちゃんになって
また会えちゃうかもしれないんだから。
会えちゃうかもしれないんだからね。