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LOST MEMORIES ⅡCⅢⅩⅧ

それこそわからない。
そんな瑛瑠の顔を見て、花は笑った。
「だから、瑛瑠ちゃんのまわりに似た人がいたんじゃないかしら。」
たしかに、そう考えるのが自然である。妙な引っ掛かりを感じたから探ってみようと思ったのだが、何もなければそれに越したことはない。チャールズも、ただの人間だと言うし、考えすぎだったかと、コーヒーに手を伸ばした。
「花さんのご友人、私に似ているんですか?」
聞くと花は頷く。
「綺麗なパーツが似てる。雰囲気も似ていて、この前入ってきたときびっくりしちゃった。」
人間界にもいるのか、この顔が。
そんなことをふと思う。
「それにしても懐かしいな、まさか瑛瑠ちゃんの通っている学校が私の母校だったなんて。」
その制服、私も着たよ,と笑顔を向けられる。ということは、
「……ちょうど10年前、高校一年生だったということですか?」

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うたうたいの独り言

木枯らしに揺れる、街路樹。

黄色い絨毯を君は急ぐ、

そんなに急ぐと危ないのに、

そう思った瞬間に、

落ち葉に脚を取られて

君はよろける。

フーッと息を吐いて

お花屋さん、

八百屋さん、

雑貨屋さん、

順々に回る。

たくさんの荷物を抱えた君が

ようやく帰って来る。

遅いじゃん、と言えば

ごめんごめん、と買った花を生けながら言う。

すごい久しぶりだったから心配したよ、と

不機嫌に言ったが、

風が強くて落ち葉が多くてね、と掃除しながら言う。

本当だ、風が強い。

寂しい香りが風に乗って花をつく。

それから君と黙って見つめあう。

…陽が傾きかけて

もう行くね、と君は言う。

もう少しだけ…

また会いに来るから、君はそっと触れて言う。

それから小さな声で一つ呟き

立ち上がり歩き出す。

その手を引いて止めたかった。

君をそっと抱きしめたかった。

何分でも何十分でも見つめあっていたかった。

動かない身体がもどかしい。

君の香りが見えなくなった後、痛感する。

『思い出した。僕は死んだんだった。』

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リクエストしたやつですが

皆さん色々素敵な文章を書いてくださり、ありがとうございました。矢張り少しホラー色が残りますが、それもまた良い。僕も精進しなくてはなと思いました。お手間かけさせ、すみませんでした。そして最後にもう一度、本当にありがとうございました。

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お詫び

こんばんは。例のごとくmemento moriです。
最近始めたばかりの連載。ただいま他のことに手が一杯で早くも更新できていません。来週半ば辺りから再開する見込みです。何卒よろしくお願いいたします。m(_ _)m

This is the way.ご贔屓ください。

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このまま遠回りで

この想い

今日も伝えられなかった

時間を忘れるぐらいずっと話していたのに


憂鬱な帰り道

知らない道でもいい

遠回りして帰ろう


行かないでって叫んでくれればよかったのに

過去に逃げる私は、弱虫。

ずっと同じことに囚われて

ずっと前に進めない

弱虫だけど、強くなりたい

それなのに


もうこのまま夢を見ながら

泡に包まれ眠りたい

そう願う私がいる


それだから

消えない想いは

ずっとこのまま



乃木坂46の「帰り道は遠回りしたくなる」と、あいみょん先生の「今夜このまま」から考えてみました!

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Dying Flower

I want you shine more.
But God's leading you to Death-Door.
I can't do for you anymore.
I'd like to spend with you,
seeing vary beautiful view.
Were I God , I could bloke Rule.
Oh… It's only that I can say to you…


[I'm Sorry . I Love you forever.]

2

夜光

ラップトップ閉じて、おいでよ
ゆらゆら 感情優先船
つまらない嘘は投げすててきて
ちゃんと僕は傷つくんだから

2

No title

何もかも失うほど勇気はないし
世界を変える行動力なんかない
ただ最後に一つだけ残るものが
あなたであって欲しいと願うんです

3

黄昏即興詩。

風がふいた

冴え々えと
朱い、そら
沈んでいく

淡いみどり
熔けて、流
れて、消え