愛してるも好きも言えなくて
ほんとはもっと
抱きしめてほしい
ほんとはもっと
キスしてほしい
そんなことが言えなくて
貴方の少し大きいパーカーの袖を引っ張った
刺さる
冷めた視線
それでも未来を信じて
いつかは いつかは
そう思いながら
雨の道をいく
彷徨ってみたり
フラフラ
遊んで回れたら
楽だろうな
どうせ叶わない妄想で終わる
僕が君の瞳に映ったり
君が笑った時の僕の気持ちだったり。
君の明日のために生きようだなんて
思ったのが初めてで。
幼かった僕にはこの気持ちが分からなかった。
ありふれた言葉で僕の気持ちが伝わるのか。
そう思ってたくさん悩んでいるうちに、
好きだと言えなかった。
窓の向こうのパレットはオレンジ色でいっばいで、奥の方は水彩絵の具で撫でたような薄い紫色に染まっている。
俺が来たときには窓は少し開いていて、入ってきた風がカーテンを緩く揺らしていた。
窓側一番奥の席――俺の席に、誰か座っている。きっと、またあいつだ。
「……おい。起きろ、ユイ。お前の席じゃねぇんだよ。」
予想通り、突っ伏して寝ていたのは幼馴染。一応呼びかけるが、起きる様子はない。
カーテンに受け流された風で揺れる髪。
「……んなマヌケ面晒してんじゃねぇよ。」
今ここに来たのが俺じゃなかったらどうすんだよ。……くそっ、考えたくもねぇ。
顔にかかった髪を掬って耳にかけると、ようやくちゃんと顔が見えた。
閉じたままの瞼をそっと撫でたりなんか、俺らしくない。
「……お前って、結構可愛いよな。」
思わずため息が出る。こんなこと、絶対こいつの前で言えねぇ。
そして、耳にかけた髪を戻そうとして気づく。
こいつ、顔赤くなってやがるっ……!!
マフラーを
君の隣で
揺らす道
君は知らない
マフラー越しの
思い言葉を
校外学習の帰りにみんなで遊ぶことになった。
都会の夕焼けは田舎者から見たらそれは絶景で写真を収めていたら花のあの子がやって来て
「すごく綺麗だね!それ送って!」
こうして僕はメアドをゲット出来た
表に出さないようにして喜びを噛み締めた
ポテトを食べてる君も大変だった時のことを語る君も夕焼け色に染まった君も新しい発見の連続で
もっと話したいなって思ったんだ
はいちゅうもーく。ほらそこ私語厳禁。お前もケータイしまって、え、何?詩を書いてる?なら良し。
えー、はい。相も変わらぬmemento moriでございます。今日は何の日だか、わかっていますか?
「「「「「118番の日ーーー!」」」」」
そうだね、118は海上保安庁の緊急番号だからってちがーーーう!
今日は「ショートポエム選手権」の投稿締切日ですよ!結構時間あると思って先延ばしにしていたそこのお前!もう今日が最後だぞ!でもだからって焦って適当に書くなよ!(←一番適当に詩を書く人)たくさんのご参加、まだまだ待ってます!詳しくは「ショートポエム選手権」のタグから!
お騒がせしました。以上、memento moriでした。マラソンしんどい。
膝を曲げて耳を寄せる
本当はもう届くけど
君の肩に手をついて
届かないフリをした
1回しか言わないから
ちゃんとちゃんと聞いててね
どっちに転んでもどうせ辛いなら
失うものは少ない方がいい
声に出しても出さなくても同じこと
なら辛くなるのは僕だけでいい
そう言って蓋をして鍵を閉めて
いくつもいくつも飲み込んだ
少しずつ重くなる胃袋は
思考と両足の動きを鈍くした
これで良かったなんて言えないけど
じゃあどうしろって言うんだろ
何を言っても言い訳にしかならなくて
解決する気力も体力もなかったから
ひとまず自分のせいにして
また一つ飲み込んだ
恵まれてるよ
逃げ出したくなるほどに