「別にジュリアは誤解なんてしてない。」
チャールズの発言に1番に突っ込みを入れたのはジュリアだった。
「してます。むしろ、ジュリアが1番誤解しています。」
「してない。」
「してます。」
「してない。チャールズの馬鹿。」
「なっ…してます。ジュリアの唐変木。」
「チャールズのわからず屋。」
「ジュリアの朴念人。」
にらみ合うふたり。しかし、仲が良いのだとわかる要因として、楽しんでいる目をしていること。
「しかし、来てくれたということは、話をする気でいてくれたんでしょう?」
頃合いを見計らって放たれた柔らかいチャールズの声に、ジュリアはつんとそっぽを向く。
チャールズのこういうところは友人にたいしても相変わらずなのだと思うと瑛瑠は嬉しくなる。
「ジュリアさん、私、聞きたいことがあるんです。」
人ってなにかを「したい」っていう感情しかないと思ってきた。
食べたい 寝たい ~したくない(欲望→~したい)
見たい 会いたい 聴きたい 動きたい 嗅ぎたい 感じたい
別にこれがあるからどうってわけじゃないけど。
こう思うのは自分だけかなぁ
「要らない」の本質は
その実「もっと押し付けてくれよ」で
「嫌い」の本質は
その実「もっと一緒にいたい」で
「死にたい」の本質は
その実「もっと生きていたい」で
嘘をついているんじゃないんだ
ただ
僕の心が裏返っただけ
うしろまえになっているだけ
そんなひねくれたことを呟いて
今日もまたおやすみ。
傷付けてしまうのが怖いから
傷付けられて泣いてる自分が嫌いだから
あなたに嫌われやしないか
こんなに気にしてるのが面倒だから
涙で明日の朝まぶたが腫れるのが嫌だから
分かってるのに悲しいなんて思ってしまうのが
苦しいから
わたしのぜんぶをたべてください
本当に願いを叶えてくれるのならば
どうか嬉しい気持ちもときめきも
悲しい涙も苦しい嗚咽も
ぜんぶたべてしまってください
昨日見た夢はもういらないから
夢をどれだけ見ても変わらないないから
もう二度と涙を流さなくて済むように
もう二度と突き落とされないように
わたしのねがいをかなえてください
わたしの中身をぜんぶたべてしまえば
もう二度と
悲しむことも喜ぶこともないんだ
格子のなかの綺麗な孔雀になるのわたし
だからわたしをたべてください
死にそう ってよく聞く言葉
実際つらい、苦しい、もうしんどい。
でも、でも、でも、
死ねない。
ここで投げ出せない。諦めきれない。
やりたくないけど、やらなきゃいけない。
ほんと、ピッタリな言葉死にそう。
死にたい ってよく言う言葉
実際投げ出したい、僕なんていらないなって思う。居なくなったって何にも変わらないてましよ?
でも、でも、でも、
死ねない。
痛いの嫌い。ここで負けを認めたくない。この場から居なくなって一番悲しいのは、僕。
ほんと、生きることぐらいは許してよ。
私。
私には、言えない秘密がある。
たくさんある。
密かに目指す夢のこと
誰にも言わない、「言えない」こと
周りが信用できなかった。
笑われるだけ…
ワイングラスに月を落として
溺れるそれを眺めている
愛じゃ消えない、赤の染みは
テーブルクロスが息も絶え絶え
その様を物語っている
並べられたナイフやフォークに
少しの誤差が生じても
今はもうどうだっていい
転がる愛を引き寄せて
ゆっくり口紅を拭ってあげる
後輩から金平糖をもらった。
帰り道
金平糖を口に放り込む。
優しい甘さが口一杯に広がる
そういえば渡された時に後輩が言っていたな
「先輩、金平糖の意味を知っていますか?」
金平糖、、、、、あなたはどんな意味だと思いますか?
君の瞳の中に僕が居ないことなんて
まあ、分かっていたことだけどさ。
分かっていたはずだけど、
辛いのは何故なんだろうね。
どんなポエムを書こうかな。
題材は何がいいかな。
こんなことを考えてしまった今日は、もういいポエムは書けないかな、たぶん。