「てかネロ、お前そーとーヤバイことしたな」
「は⁈ しょうがないじゃん都市伝説のせーだ」
「お前がしょっちゅう暇こいて高い建物の上で力使ってんのがいけねーだろ?」
「普段は見られても記憶消してますーっ」
「でも今回は消してねーじゃん」
言いあう2人を長身の彼が諫める。
「おいおい2人とも、今そーとー言っちゃいけねーこと常人の前で言ってんぞコラ」
その事実に気付いた2人は沈黙する。
わたしは、今目の前で何が起きているのかさっぱりだったし、意味の分からない言葉がホイホイ飛び交っていて、混乱状態だった。
とにかく聞きたいことが多くて、この沈黙を期に1つ聞いてみた。
「…ねぇ、”力”とか、”記憶消す”とか、一体どういうこと?」
”ネロ”と赤いウィンドブレーカーの彼は、気まずそうに顔を見合わせる。
あとの2人も黙りこくっている。
もしかして、聞いちゃいけないこと聞いたかな…とわたしは彼らに申し訳なく思えてきた。
不意に、赤いウィンドブレーカーの彼が、気まずそうにゲームセンターの外を指さし切り出した。
「…ちょっと、あっちで話そうや」
小さい頃憧れたヒーローに
僕もなれると思っていた
変身ベルトも
魔法のステッキも
なんにも持っていないから
変身はできないまま
ずっと僕は僕のまま
僕の中に住み着いている
僕が何か思えば
それと反対のことを言ってくる
僕の中のもう一人の僕?
いいや僕じゃない誰かだね
僕の中をぐるぐる回って
真っ黒に染め上げる
いい加減にしてよ
そう言ったってそいつは
今日も鼻で笑うんだ
嘲笑うようにね
毎日僕はそいつと戦っている
見えない誰かさんと
僕は嫌われ者だ
無理もない
悪いやつだから
曼珠沙華を見てみたい
白くて柔らかい花
天の人が落とす
白い花
それを見たら
僕は悪いやつじゃなくなる
幸せなんていらない
地位も名誉もいらない
仲間なんていらない
一人だっていい
ただ一つ僕が願う事
それは
“優しくなりたい”
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お久しぶりです。イカとにゃんこです。
ポエム掲示板に帰ってきました。知らない方もいらっしゃると思いますが、よろしくお願いします。そして、帰ってきた記念のようなもので、
「No music No life 」と同時に新しい小説を書いていきたいと思います。それはまた明日書きます。それでは、また明日。
君の言う
かわいい
って何?
わたしは
期待しすぎて
苦しいや
ねえ
わたしを
見て
お願い
あと2日
会える気がしない
苦しい
辛い
悔しい
でもなんで
こんなに甘いの
何故生まれたのか
なんのために生きているのか
分からなくなる
lonely lonely lonely
寂しさに凍えながら
必死に叫んでも外の世界には届かない
今日も一人
I'm a lonely I'm a lonely I'm a lonely...
1面の青空を見て
「私こういう空嫌いなんですよ」
って君が言った
「つまらないんです」
「だから少しくらい雲があったほうが好きなんです」
って
この空好きだったんだけどなー
この青の感じが気持ちよかったんだけど
確かにつまらないな
完璧すぎるもんね
私は思ったまま
そうして頭の上にある青に雲を薄く伸ばした
今日は後期受験の結果が発表される日らしい。
私の学校の先輩はみんな高校に受かったと聞いて
嬉しい気持ちになった。
先輩達が自分の夢に向かって頑張っていく姿を見て
来年最上級生になる私達も頑張ろうと思えた1日だった。
今日はなんの日でしょう?
って目を輝かせて言う君
カレンダーに目をやったら
ペンで大きく半年記念日
分かりやすいことして
分かりやすいこと聞いて
さあ何の日だろうねって答えたら
あまりにも君が不安な顔するから
買っておいたプレゼントと一緒に
君を抱きしめキスをした
どこかで自分が
男の子でないと知られてしまうのがこわかった
女の子でないと知られてしまうのもこわかった
だから、どうか僕だけは 君のこと
どんな容れ物にもいれず、隣にいれていますように
いつもの教室の
机の上に座って
落書きされた黒板が
窓からの光に照らされる
ありがとう
また会おうね
あなたに会えた奇跡。
住んでいるところが遠いのに、偶然学校が同じ奇跡。
あなたに会えて本当に良かった。
まだこれから沢山迷惑をかけてしまうかもしれないけど、こんな私だけどよろしくね。
ポエムなんて、
ポエムってなに
えっなにこの人きもっって
思っている人がいるかもしれない
だけどさ
ポエムみたいに
書かなくても
ここに今自分が思ってること
書いてみなよ
そうすると気持ちが
スッキリするからさ
後悔してもいいんじゃないかな
後悔後先役立たずてっいったりするけど
でもその後悔が
君を自分を少しずつ強くしてくれてる
そう少しずつでいいんだ
いつかその後悔が
笑い話になる時まで
この後悔が自分の力になる時まで
一緒に歩いていこうよ
未練なんてないはずなのに
涙が溢れて止まらないんだ
なんでなの
嫌いになりたいはずなのに
離れるのがかなしいのって
写真に写る君たちの姿が
まだまだ
嫌いになれない
いつもは1人でいることが好きなのに
いざ1人になるとやっぱり誰かと一緒にいたいって思う
部屋に1人でいると楽だけど
やっぱり外の光が気になるし外の世界に行きたいって思う
もっと自分を連れ出さなきゃ
知らないことがいっぱいな外の世界へ
でもいざ外の世界へ出てみるとやっぱり僕には眩しすぎる
それでも外へ
僕はもっと羽ばたけるはずなんだ
自分を過小評価しすぎちゃダメだ
知らないことをもっと知るために
外の世界へ
最近、僕はロックにハマりはじめた。
別に誰の影響とかじゃないけど。
(ボヘミアンラプソディすら関係ない)
ブックオフで気になるバンドのCD買ったりして
一人で楽しんでた…
「誰にも言わずに…」と思っていたけど
学校の友達にちょっと話してしまった。
(そういう話がしたくなるときもあるだろ?)
すると、その友達は無言で
「どうせボヘミアンラプソディ観て感動したからだろ?」
不意を突かれた。
「ロックにハマるなんて言ってるけど、どうせ雰囲気が好きなだけだろ?そんなに軽く受け取れるものじゃないんだよ、本来。ロックってのは。」
忘れていた、コイツはバリバリのクイーンオタクだった。
「良いか?ロックってのは……」
それから一日中、彼のロック論講座を聞く羽目になった。(もちろんそれは説教という形で。)
『もう、「ロックが好き」なんて…
一生言いません…』
さく。
さくさく、宿題は終わると思っていた
さく。
「さく」って今の、いい音!
さく。
さく、さく、さくさく…さく。
…さく咲くさくら咲くさくら咲くさく
ぶつ。
ぶつぶつとなにか言っていたが…
ぶつ。
ぶつとふきでものができている
ぶつ。
ぶつ切りにするには大きいなぁって
ぶつ、ぶつぶつ。ぶつぶつぶつ…
鳥のさえずりなんかより 君のいびきで目覚めたい
そんな優雅な朝なんかより エモいってやつがいい
例えば君がいなくなったとして
そのいびきを聴けなくなってしまったとしよう
それなら僕は一生目覚めないだろう
高級なコーヒーが歌っても
ふわふわなパンが泣いても
君がいなければエモくない
エモくない世界なんてなくなればいい
でも君がいない世界もエモいじゃないか