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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 2.コマイヌ ④

「てかネロ、お前そーとーヤバイことしたな」
「は⁈ しょうがないじゃん都市伝説のせーだ」
「お前がしょっちゅう暇こいて高い建物の上で力使ってんのがいけねーだろ?」
「普段は見られても記憶消してますーっ」
「でも今回は消してねーじゃん」
言いあう2人を長身の彼が諫める。
「おいおい2人とも、今そーとー言っちゃいけねーこと常人の前で言ってんぞコラ」
その事実に気付いた2人は沈黙する。
わたしは、今目の前で何が起きているのかさっぱりだったし、意味の分からない言葉がホイホイ飛び交っていて、混乱状態だった。
とにかく聞きたいことが多くて、この沈黙を期に1つ聞いてみた。
「…ねぇ、”力”とか、”記憶消す”とか、一体どういうこと?」
”ネロ”と赤いウィンドブレーカーの彼は、気まずそうに顔を見合わせる。
あとの2人も黙りこくっている。
もしかして、聞いちゃいけないこと聞いたかな…とわたしは彼らに申し訳なく思えてきた。
不意に、赤いウィンドブレーカーの彼が、気まずそうにゲームセンターの外を指さし切り出した。
「…ちょっと、あっちで話そうや」
  

3

変身

小さい頃憧れたヒーローに
僕もなれると思っていた
変身ベルトも
魔法のステッキも
なんにも持っていないから
変身はできないまま
ずっと僕は僕のまま

3

誰かさん

僕の中に住み着いている
僕が何か思えば
それと反対のことを言ってくる

僕の中のもう一人の僕?
いいや僕じゃない誰かだね

僕の中をぐるぐる回って
真っ黒に染め上げる

いい加減にしてよ
そう言ったってそいつは
今日も鼻で笑うんだ
嘲笑うようにね

毎日僕はそいつと戦っている

見えない誰かさんと

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曼珠沙華ーーまんじゅしゃげ

僕は嫌われ者だ
無理もない
悪いやつだから

曼珠沙華を見てみたい
白くて柔らかい花

天の人が落とす
白い花

それを見たら
僕は悪いやつじゃなくなる

幸せなんていらない

地位も名誉もいらない

仲間なんていらない

一人だっていい



ただ一つ僕が願う事

それは

“優しくなりたい”



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お久しぶりです。イカとにゃんこです。
ポエム掲示板に帰ってきました。知らない方もいらっしゃると思いますが、よろしくお願いします。そして、帰ってきた記念のようなもので、
「No music No life 」と同時に新しい小説を書いていきたいと思います。それはまた明日書きます。それでは、また明日。

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片想い

君の言う
かわいい
って何?

わたしは
期待しすぎて
苦しいや

ねえ
わたしを
見て
お願い

あと2日
会える気がしない
苦しい
辛い
悔しい
でもなんで
こんなに甘いの

1

あお

緑も青も
ちがうけど、おなじ。
私と君も
そんな感じじゃないかな。

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lonely

何故生まれたのか
なんのために生きているのか
分からなくなる
lonely lonely lonely
寂しさに凍えながら
必死に叫んでも外の世界には届かない
今日も一人
I'm a lonely I'm a lonely I'm a lonely...

1

嫌いです

1面の青空を見て
「私こういう空嫌いなんですよ」
って君が言った
「つまらないんです」
「だから少しくらい雲があったほうが好きなんです」
って


この空好きだったんだけどなー
この青の感じが気持ちよかったんだけど

確かにつまらないな
完璧すぎるもんね

私は思ったまま
そうして頭の上にある青に雲を薄く伸ばした

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キセの今日の振り返り

今日は後期受験の結果が発表される日らしい。
私の学校の先輩はみんな高校に受かったと聞いて
嬉しい気持ちになった。
先輩達が自分の夢に向かって頑張っていく姿を見て
来年最上級生になる私達も頑張ろうと思えた1日だった。

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ポエム

誰に笑われても
あなたは認めてくれると信じてた