鏡が映すのは本物だけ、と君は言う
君の笑顔がくるり反転
儚いまま、美しいまま
割れた鏡の向こうなら
僕の笑顔も見られるのかな。
愛って何?
聞かれて悩む。
何時間も悩んだけど、結局答えは出なかった。
でも、ふと気づいた。
愛ってそういうものなんじゃないの?って。
理屈じゃない。理論じゃない。
こんな文で説明できるものじゃないんじゃない?
って。
どんなものにでも芽生えるもの。
漠然としててもいいもの。
それが愛じゃない?
[ おっと、そこの貴方。今これスルーしようとしました?
まぁ、いいですよ。でもどうせなら読んでからスルーして欲しいな。そんなに長くないから。
ね?ちょっと読んでってくださいよ。
「愛」についての詞が読みたいんです。
「愛」についてならなんでもいいんです。
「恋」でもなく「恋愛」でもなく「愛」
もしよろしければ、これを読んだ慈悲深いポエマーの方。貴方の「愛」について、私はどうかお教え願いたいのです。 ]
というわけで、「愛」というタグをつけたポエムを募集いたします。
そーですね。期限は来週の今日まで。
これ僕の初めてのタグ企画なので、これで皆様から何の反応もなかったらこれからは自重いたします。出来るだけ多くの方にご参加願いたいと思っておりますので、どうかふるってご参加ください。
「もう面倒くさいしいいじゃん、この通りベラベラ喋っちゃったし、そもそもある程度時間が経って定着しちゃったから、下手に記憶を奪えないよ。―記憶は人間の人格を、魂を構築する。それを下手に改変すれば、そいつだけじゃない…社会だってブッ壊す可能性があるんだ…」
どことなくこの言葉に、彼女が”ネクロマンサー”を名乗る理由があるような、そんな気がした。
「あ、そうだ―ちょっと聞いていい?」
わたしはふと、さっき聞こうと思ったことを尋ねた。
彼らの視線が、すっとわたしに注がれる。
「みんな仲いいけどさ…どうして?」
全員が、ほぼ同時に吹き出した。
「どうしてって…なぁ?」
「こうなってるのも多分縁とかってやつだろ?」
「そもそも、縁じゃなかったらこうも年齢層バラけないだろ?」
「それな」
薄々気づいてたけど、みんな歳違うの? じゃあなんで…
「この街異能力者多いもん…みんなここに集まっちゃうから、自然とこうなるよ」
ネロがショッピングモールの床を指さしながら言う。
「ここ結構田舎だからな~どーしてもここに…」
「学校のヤツに出会った時が一番嫌だ」
「それな、おいおいどこの誰だよとか聞かれそうだしな…」
またわたしのことを放置して話を進めているから、わたしはさっき気になったことを質問する。
日常とやらは、幸せでできているのか?
身を委ねるしか手がない僕は、それを、幸せだと擦り込まれただけだろう。手離せないだけだろう
結月視点
翌日、時雨ちゃんがあまりにも喋らなかったので、話しかけてみた。すると、突然、怒り出した。「なんで!なんで、涼香が死ななきゃいけないの!なんで、結月じゃないの!」あまりにも突然だったのと、目も、表情も、怒ってはいたが、
いつだって、時雨ちゃんの瞳の奥にあったはずの優しさは、なかった。まるで、機械のように、取ってつけたような表情をしていた。
僕はそんな時雨ちゃんを、突っ立って見ていた。そして、同様に、時雨ちゃんの異変に気づいて美月と玲が時雨ちゃんをなだめていた。すると、突然、時雨ちゃんは倒れた。その後、医務室に運ばれた。
僕達は、時雨ちゃんについて話していた。
「何があったんですかね?時雨さん。」
不安そうに、美月が言った。
「でも、一つ言えるのは、結月さんに怒っていたということですね。」美月に続けて玲が言う。
「でも、時雨ちゃんは怒ってなかったよ。」
僕のその言葉に二人は目を見開いた。
【続く】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私、イカとにゃんこは先週金曜日、無事に小学校を卒業しました!ここまで頑張ってこられたのは、みなさんのおかげです!ありがとうございます!そして、これからもよろしくお願いします!