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別れ話

だらだら喋ったけど
結局言いたかったのは
大好き?ごめんね?ありがとう?

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素直じゃない貴方へ

今週って用事あるの?
土曜はバイトだよね?って遠回しに聞くけど

会いたいんでしょ、分かってる
上から目線なのは許してね

でも貴方があまりにも口を尖らせて
拗ねたように聞いてくるから

日曜なら暇だけど。
って偉そうな口聞いちゃうわけよ

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ツンデレ(?)

「永遠に愛してる」とか
「生まれ変わっても一緒」とか
そんなださい言葉ひと言もいらないから
黙ってあなたのやり方で抱きしめて。

「会えなくて寂しかった」とか言わなくていいし
「おかえりのキス」とかそういうのもだるいからいらない。
ただ、家に帰ったら
あなたのみそ汁が飲みたい。

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ああ、

好きだよ

冗談ぽくなら簡単なのに

本気は相手を困らせる

ごめんね

好きなんて言って

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 3.セイレーン ①

寿々谷市で一番栄えている所は?と聞くと、多くの人が「寿々谷駅前」と答えるぐらい、寿々谷駅前は栄えている。
市内に1つしかない鉄道路線が通り、駅前には大きなバスロータリーがある。
近くには市内で一番大きいらしいアーケード商店街があり、学生たちのたまり場、ショッピングモールもある。
他にも病院、市役所など、様々なものがあり―市の中心部、という言葉が相応しい場所だ。
わたしは、駅自体を使うことは少ないけれど、ショッピングモールや塾へ行くために、よく近くまで行く。
だが今週は、ショッピングモールに行こうとは思えなかった。―なぜなら、”彼ら”に出会ってしまうかもしれないと思うからだ。
一緒にいて、とにかく楽しかった”彼ら”。友達がほとんどいないような状態だから、友達になれると思ったのに、―なのに。
―”異能力”にまつわる物事に、常人は下手に関わっちゃいけない―
手を伸ばせば届きそうなのに、”彼ら”は自ら離れて行ってしまった。
もしかするとわたしは”誰かと一緒”は無理なのかもしれない、そう思った。
でもさすがに独りは嫌だった―が、かと言ってまた”彼ら”に会いに行くと、嫌がられそうな気がする。
学生が多く集まるショッピングモールに行って鉢合わせたら、ものすごく気まずくなりそうな気がして、今週は行こうとは思わなかった。

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現実を見て今を未来を選んで

腐るなら
夢を見て未来を選んで
腐る方がいい
輝けせたいのは自分じゃない
自分の生きる道

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人生

もしも自分に子どもができたら、幸せになってほしい。
私みたいに場面緘黙にはなってほしくない。
私みたいにネガティブ思考になってほしくない。
私みたいに「私みたいになってほしくない」って言う人になってほしくない。
人を育てるって、難しい。
人の人生を左右してしまうなんて、恐ろしい。

私の親も同じことを思っていたのだろうか。
だとしたら、私が今辛くて苦しんでるのを見るのは同じように苦しいのだろう。
そんなの嫌だな。
自分がこんな性格なのは、全部親のせい?

けれど、私は無事17歳になった。
苦しくて辛いことだってあるけど、楽しいことだってある。
美味しいご飯だってあるし、綺麗な服だってある。
住む場所も、自分の部屋だってある。
他に何を望むのだろう。
親は立派に育て上げてくれていた。

これからは自分の人生。
自分で創り上げる人生。
きっと変えられる。
性格も思考も。
簡単じゃないけど、やってみる価値はある。
自分の人生を人のせいにするなんて、あまりに子どもじみた考えだ。
自分の人生なのに、まるで親の人生みたい。
そんなのつまらない。

私の人生だ。
私がどうにかする。