結月視点
涼香を家に連れて帰った日の夜。
様子がおかしかった時雨ちゃんの様子を見に行った。時雨ちゃんの部屋をノックする。でも、返事がない。
「時雨ちゃん?入るよ〜」
時雨ちゃんの部屋に入ったが、そこには誰もいなかった。そして、部屋の窓が開いていた。
綺麗な満月が見えた。そして、何か外の風景に違和感を覚えた。
気配を感じて後ろを振り返った。
すると、無表情で時雨ちゃんが立っていた。
「時雨ちゃん、何処にいたの?心配し((ドンッ」
言いかけた途端、時雨ちゃんが襲い掛かってきた。無表情のまま。
美月視点
時雨さんの部屋から物音がした。結月姉が時雨さんの部屋に行くと、言っていた。
急いで時雨さんの部屋に行ってみると、時雨さんが刀を抜いて結月姉に襲い掛かっていた。結月姉は鞘ごと時雨さんの刀を受け止めていた。
時雨さんの部屋が騒がしくなったことに気づいた玲さんが私と一緒に時雨さんを取り押さえてくれた。結月姉の方を見ると、少しだけ切られてしまったらしく、血を流していた。それでも結月姉は
ポケットから携帯を出して何かを検索し始めた。
その検索ワードは『AI洗脳 満月 暴走』だった。
その検索結果に結月姉は驚愕していた。
結月視点
時雨ちゃん。だからおかしかったのか。
一人にしないで?
って何回君に言ったかな
それでも君はは私を置いて行くんでしょ
分かってる 分かってるから何も言わない
何も...何も言わずに...言えずに
居なくなる君を眺めてる
君なんてどうせすぐ忘れる
そう思いながら
まだを重ねる私も君と一緒だね
だから好きになった
なんて 言い訳みたいで嫌だな
やりきれない苛立ちに
酸素をくれたのは 音楽だった
音楽に苛立ってしまったら
酸素がない 息ができない
爽やかな声の朝 色恋沙汰
消えてはまた
鮮やかな夢を見た 気がしていた
震えていた
アンサンブル トドメさして
アンタッチャブル 触れていて
惨憺たる 心模様
アイラビュー では 浮き上がれない
冷めた目で覗いてた 暗闇でひとつになった
僕は自然の中で 沈んでいくことが
怖かったはずなのに 今では君の声や
周りの白い目玉が 何よりも怖いのさ。
テンプレートな怒髪が天をつく
零れた水を拾う 子供たち
演技程度の慰めは また一呼吸分
奪っていく
アンサンブル トドメさして
アンタッチャブル 触れていて
惨憺たる 心模様
アイラビュー では 浮き上がれない
空回る手足 空を切る
嘲笑う 透明の常識が
切り裂く 心 血を流して
揺れてる
「大人にならせてくれ」
春夜、大気が揺れた
僕は黙ったまま
闇のなか見つめていた
誰かが震える夜が続き
日々のはいった社会の壁がたってた
それはいかにも壊れそうで
長いことそこに聳えていた
変わらないなんて
生きづらいなんて
ぺたんこにつぶれた声で
つらくなったって
生きてかなくちゃって
言われずとも足は動いていく
なくなっちゃえばいいなぁ
そんなこと考えながら日々は続く
いつかいつかと心だけ乾いていく
私は忘れていく
白い世界に一人なのよ
あなたに愛されたいだけ
それだけの願い
長い長い夜
So Why
私は一人
桜木ノアのパンチの効いた自己紹介から2週間が過ぎた。
俺は、桜木ノアと、友達と言うには浅く、しかし知り合いと言うのは薄情になるくらいの関係になっていた。まあ要するに、ちょっと、ほんの少しだけ、仲良くなっていた。
理由は明確。部活だった。
部活の体験に行った際、同じ方向に桜木ノアがやって来た時点で気づくべきだったのだろう。これはまさかと思いつつ部室に行くと、当然彼女も部室に入り、クラスが同じだからという単純な理由でチームを組むことになってしまった。『マジか』という言葉が思わず口から出そうになったのは言うまでもない。
しかし、俺にはあからさまに相手を避けるような趣味はないので、まあ上辺だけと思いながら、桜木ノアと話し始めた。
意外に話の合うやつだった。
それは好きなバンドや歌手が同じだったと言うだけのありふれた理由だったのだが、正直、宇宙人と話しているんじゃないかというくらい話が合わないことを想定していたので、俺は素直に驚いた。話しかけて来た外国人が日本語を流暢に喋ってくれた時と似ているのではないかと思う。(そんな経験したことないが)
その日本語を流暢に話す外国人と、しかも音楽の趣味まで合ったわけで、こうなるとテンションが上がるのも仕方なかった。
そうして思いのほか趣味の合った桜木ノアのイメージは、俺の中ではかなり変わったのだが、クラスメイト諸君はそうもいかない。
俺は、桜木ノアがグループワーク等必要に迫られた場合以外に、クラスメイトと話している姿を見たことがなかった。
いや、訂正しよう。
クラスメイトたちが必要に迫られた場合以外に彼女と話そうとしているのを見たことがなかった。
君との温度差が苦しいの
君の好きなものを私は好きじゃなくて
私の好きなものを君は知らなくて
私だって分かってるの
一緒にいたってうまくいかないって
だけど
好きなのよ
僕がついた中途半端な嘘は
君に意地悪く笑われて終わりでした
でもその顔が見たくてまた嘘をつく僕は
おかしいでしょうか
君に笑ってもらいたいが為に
嘘をつくのは狡いでしょうか
卑怯でしょうか
さよなら
を言うべきなのは分かっていますが
まだ僕は嘘をついていたいのです
あのさ、これ提出したいんだけど…
書き方がわからなくて…
一緒に書いてくれない?