君の笑顔に惹かれて
君の全てを愛したはずなのに。
君の声が嫌いになった
まだ、君の言葉が忘れられない
「ま~そりゃね~、バレちゃいけないのにバレちゃったら関わりづらくなるよね~ アタシであっても、そうするかも」
そう言いながらセレンさんは苦笑いした。…やっぱり、そうなんだろうな…
「わたしも、異能力者だったら話は違ったのかな…」
「そういうifを考えたって無駄だよ。これが現実。―キミはこれまでも、これからも、普通の人間であることに変わりないよ。…それに、他者を理解するのは難しいから…時間をかければ上手くいくかもしれないけどね」
「そうですかね…」
時間ををかけたとしても、”彼ら”と仲良くするのはかなり無理がある―あの通り、突き放されてしまったし…
そう思いながら、おもむろに顔をあげたその時だった。
「あ」
双方からほぼ同時に、同じ言葉が飛び出した。
「なんで…」
その次に口を開いたのはわたしではなくあちら側。
「なんでここにいるんだよ!」
「わ、わたしもそれ言いたいよ!」
黒いパーカーのフードを被った少女―ネロがわたしを指差し叫んだ。
涙さえ
乾いたことにも
気づかずに
585になったのは許してくだせぇ_(-ω-`_)⌒)_≡3
やっぱりいいや
好きなんて言わないで
言ったら全てがめちゃくちゃになる
私たちがうまくいくことなんて
ありえないんだから
もっと
いい人を見つけよう?
恋も愛も
知らない
分からない
自分を愛せない僕はいつまで経ったって
誰かを愛せやしない
僕にとっての恋愛なんて
一生のフィクション
寂しいって言ったら
可愛いねって
違うのそうじゃないの
寂しいって言ったら
嘘でもいいから
俺も寂しいって
会いに行こうかって
言ってほしいの
嘘でもいいから
好きじゃないよ。
誰も好きにならないって決めたから。
でも、
愛してるよ。
大好きだよ 君のこと
困ってると 助けてくれる
苦しいとき 励ましてくれる
輝く笑顔で 話しかけてくれる
そんな君のことが大好き
でもね、私のは君のとは違う
ずっと友達でいたいんだ
痛いほど願うのに
お願いだから告わないで
ワガママな私
今日も君の気持ちを見ないんだ