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もう
もう
もう

貴方のことは信用できないね
貴方の「好き」は信用ならないね
むしろすべての人の言葉が虚言のようだ
そして私の何もかも虚ろなようだ

貴方の、貴方の、最上級の言葉でさえも
私にとっては見透かせない海底からせり上がった
蒼い海水のように意味を成さない

ああ、
私が悪い、悪い
でもってみんな
貴方のことは信用してるか
してるか
しってるか
信用って、ねぇ
詭弁かもねと呟いて
それが大きく反響したのさ

ぐわん
ぐわん
って

私の想いを預けて
というより投げて
貴方が受け取ってくれるのか
って考えてしまうのだ
確信が必要、ともいう
私の、想いを前にして
貴方が逃げないという確証なんてないだろう

だめだな
貴方はそんな人じゃないっていうのに
本当に小さなファクターたちが
私の心を惑わしているのだろうか
それだけじゃないよな
それだけじゃない
私にはあなたが必要なのだ

さっきも言った通り
こころはまさに青い海底
奥底の暗い
くらい
見えないから、恐れるんだな
見えてたら恐れないのに

なんで、どうして、見えないのか
それはどうして、貴方がまぎれもない、人だからなんだな

ああ、だから
私は誰かに自分の想いを預けたい
というと誤解があるかもしれない
ソファに凭れ掛かるように、という比喩が
ピッタリくるだろう
そんな体たらくだから
私は誰とも馴れ合いはしないのだ
困ってる貴方を見たいわけじゃない
そのときは手ひどく振ってくれた方がありがたい

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もやもや

嫌なもやもやがある。教室のなかでみんな抱えてる。ああしないと、こうしないと。本当はわかってるんだよね。ただ行動できないだけだよね。
大丈夫、みんな一緒だ。
もやもや、抱えてる。
それは決して悪いことじゃないと思う

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LINEというコミュニティ

私の知らないところで

言葉が、感情が行き交う

私の知らないところで

繰り広げられる物語がある

不器用な私たちには生きづらい世界

様々な世界が幾重にも絡まって、私たちの価値観を規定していく

あるはずのない、ぼんやりとした

まるでアスファルトに揺らめく蜃気楼のような

不安 終



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白々しい

けものみたいって
いわれたから
こしの辺りが熱くなった
うっとうしい前髪を上げて
とうとうと流れる汗を舐める
うだるような熱帯夜

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ウィークエンド

鬱ってる ギター片手に
映ってる 窓ガラス
狂ってる 世界のせいにして
震えてる 未来が僕の肩を掴む

「何か言ってみろ。俺に何か言ってみろよ。」

「俺に何が出来るかな。お前が誰かも知らないけど」

「珍しいな。今どき誰も俺に興味なんて持たない。もうこんなにボロボロなのにな。」

「大丈夫さ。きっと、お前が笑えるようにもがいてる奴もいる」

「俺は大丈夫か?」

「あぁ。なんとかしてみせるよ」

嘘じゃないさ

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UFOの落ちた夏(9)

「もー、ごめんねってば」
 帰り道、宙はむくれている。まだほのかに残る赤に照らされ、その色に染められながら。
 結局、この宙という男の子について、名前と、お姉さんがいるということくらいしかわからなかった。そういえば、宙はずっと私のことを“姉ちゃん”と呼ぶ。
「どうした“姉ちゃん”?」
 ほら。名前なら、いくらでも聞く機会はあったろうに。
 そう言うと、宙は一言。
「……知ってるから」
 どういうことだろう。いつ、知ることができただろうか。
 私には宙の言うことが理解できなかったのだけれど、宙があまりにも真剣で。
「宙?」
「ぼく、そろそろ行かなきゃ。楽しかったよ、姉ちゃん」
「待って!」
 宙はその時、私が初めて見る無邪気な顔で笑った。
「またな、姉ちゃん」
 そう言い残して消えたことだけは覚えている。

続く

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改めまして

明後日で、掲示板登録して一年が経つということで、改めて自己紹介をさせていただこうかと思います。

奈良県在住、15歳の高校一年生のりんごのおひたしです。
この掲示板内では、りんちゃんという呼ばれ方で通っています。(りんちゃん呼びうれしいです!)
小説の更新頻度が遅すぎて多分みなさん、存在にも気づいてないと思います…笑
頑張ろ…
ポエムを初めて書き込んだのは去年の7月で、そこからは少しは上手くなったかなぁ?って感じで。
ここにいるうちに、たくさんの人と関わって、仲良くして、それが本当に幸せです。
まだまだ腕を磨けたらいいなって思ってます。
文章を毎日のように綴って、言葉を好きになってどんどんいろんな人と関わっていけたら嬉しいです。

名前を挙げると、長くなりますが、あえてお二人のお名前だけを挙げさせてください。
ちょっぴり成長したピーターパンさん
memento moriさん
あなたたちが私の憧れです。

長くなりましたが、みなさん今までありがとうございました!!
もちろんこれからも、ここに居続けるので、これからもよろしくお願いします!!!

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今が最高

今が最高っていう
戻れない瞬間ばかりでしょう
涙がこぼれる寸前とか
この感情を過ぎたら笑ってしまう とか
夢中から醒めたフラットな
熱の冷めるとき とか
逆に熱くなる
スイッチの入るタイミングとか
恋に落ちる 一目惚れの瞬間とか
そういうここしかないっていう
感情の動く瞬間が
好きで好きで堪らなく好きで
今が最高に気持ちいいんです。

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孤独

まっしろなその目を見せ
ちかづいてくる君が嫌い
がんばれって言葉だとか
えがおの後ろにある憂い
たかが淋しさの話なんだ

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読書

君はいつも本を読んでいた
乱暴に扱うその辺の男の子とはちょっと違って
体の芯から指先までに通る神経を
1枚1枚にのせるように。
その瞬間私は少しだけ本が嫌いになった

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また巡るあの夏

夏の記憶は
あいまいで
繊細で
ふわふわかつ
きらきらと光るもの

そっと鍵付きの箱にしまっておいても
逃げ出されてしまった
あの、夏