「…ねぇ美蔵、一体何があったの?」
あんまり美蔵が気まずそうな顔をするので、わたしは思わず聞いてみた。
「いや~なんていうか~そのぉ…やっぱいいわ」
美蔵はこれ以上聞かないでくださいと言わんばかりに目をそらした。
「え、言わないの?」
「いや別に良くね⁇ こっちにも黙秘権てモンがあるし~…それに、仕返しがヤバすぎて思い出したくねーわ」
美蔵はそう言い切ってうつむいた。
「はぁ~」
「まーアレは結構派手にやったもんな~ なぁネロ?」
耀平はケラケラと笑いながらネロを見る。
「まぁね。ネクロみたいな強力なのを敵に回したらこうなるっていう証明にもなったし? あれぐらいはねー」
ネロはちょっと誇らしげに胸を張った。
「…一体、何をしたの?」
美蔵が言いたくないと言うような事って、どんな?とわたしは尋ねた。
だがその質問を聞いたネロ達は、少し顔をしかめた。
「え、いや、それは…」
「なんていうか…お前に言うようなことじゃないよなぁ?」
「それな、なんかますます面倒なことになりそう。ただでさえ、常人に異能力がバレてる時点でヤバいのに」
メッセージを入力してね!…はいはい
こんなコピペ意味ないって
これだけじゃ
インフルエンザにかかれないって
気持ち悪くなるだけだって
早くここを去れよって
ビニール袋用意しとくからね
安心して吐きなよ。
病院の三角コーナーに
かき寄せられて得体の知れない
何かに
呑まれるだけだって
諦めなよ。
カミルの浮気がバレて
街中大騒ぎさ
彼らはなんもしらねぇ
けど、みんな知ってるつもり
アサヒのアレから妖精
飛び出したらしいぜ
僕らは全部しらねぇ
けど、憎しみは人一倍
スーパーマーケットで
働いてた センスのいい
刺さりそうな髪の毛の
あの子どこいったんだろう
全ての嘘がバレて
街中静まりかえってる
誰かがまた始めるよ
ひと月と待たずさ
希望はどうだ。高くつく。
絶望はどうだ。希望がいるさ。
悪夢はどうだ。金にならない。
じゃあ綺麗なレンズは?
スーパーマーケットで
働いてた センスのいい
チープな 自転車の
あの子どこいったんだろう
スーパーマーケットで
働いてた センスのいい
ピアスの空いてない
あの子どこいったんだろう
あの子どこいったんだろう
あの子どこいったんだろう
君がぶつかった壁は
君だけのものじゃないかもしれない
それでも君の登り方で
君だけの乗り越え方で
壁を超えていけばいい
問題はその解き方にこそ
個性が光るってものなんだから
私があのとき君を見てたこと
ほんとは内緒にするつもりだったんだよ
でも君が私を見てたなんて言うから
勢いあまって言ってしまったんだよ
声を聴いて
姿を見て
恋に落ちて
2人で歩いた夜の道を
思い出して赤い電車に揺られていた
何にもききたくない
孤独はなくならない
淋しさに包まれていたら
あなたが叫んでいた
「何にも間違っていない」
「決して一人じゃない」
どこかで独りの君ヘ
声を届けるよ
遠くまで聞こえる
笑い 泣く あなたの声が
いつまでも続くように
「また明日」をここで交わし合おう
あおがつまった夜
あおく染まった部屋
日々の中を彷徨っても
光は見つからなかった
忙しない時間の奥
仕舞われてしまう記憶
泣きじゃくって疲れて 目を閉じた夜
月明かりが残る朝
砂嵐に呑まれても たとえ海の底に落ちても
居場所があるよ
いつかの君に伝えたい
あなたは聴こえる?
私のこの声が
いくつもの夜を越えて
やっと届けられるよ
遠くまで聞こえる
笑い 泣く あなたの声が
今日終わるつもりでいつまでも続いていたい
「また明日」をここで交わし合おう
俺は咲かせた 花を食らって
かわいいあのこ 迎えにいくさ
丸っこい車を飛ばして
尖った音楽 体に満たして
噛み砕くリズム
ごまかし上手
歌 うたうリズム
チープな言葉 君にやるよ
俺は咲かせた 花を踏んづけて
かわいいあのこ 抱き上げるのさ
丸っこいソファに寝かして
横で煙草に火をつけるのさ
やりすぎなドラマ
バカみてぇな世界
爪弾くリズム
砕けた感じさ 君もそうだろ
俺は咲かせた 花を食らって
かわいいあのこ 迎えにいくさ
俺は咲かせた 花を食らって
かわいいあのこ 迎えにいくさ
ずっと続くと思っていた君との旅はあっけなく終わった
運命の赤い糸は引きちぎれ君は遠のく
もう結ばれることのないその運命に
結ばれるはずだった運命に
君は今の彼女のほうがいいと言って
手を振った
私はまだその運命に手を振れないでいる
いつまでも
その余韻にひたってたいんだ
とても綺麗な虹を見たそのあとみたいに
奇跡の日々は終わって
試練の日々が終わって
君は新たな恋をして
また日常が回り出す
君がいないなんて
君の声がもう届かないなんて
信じられないな
突きつけられた現実はこんなに味気ないものなんだね
あの日にあった寂しそうにしていた君の前世やテレパシーが届いた子供の声はなんだったんだろう
本当は結ばれるだなんて、信じていたようで信じていなかったのかもしれない
会えなかったのも君に嫌われるのが怖かったからなんだ
一度でもいいから遊んでみたかったよ
君と
単純で馬鹿なんです
私は人を知らなさすぎる
人が自分をどう思ってるか
気にしてるのに気づかない
無駄に期待なんてしてしまったら
後で大きな痛みを負うから
もやもやなんて放って
笑顔になりたくなってるんです
何て言えばいいのかなんてわからない
だからこそ君の言葉を待っていたのに
言葉に返すことしか出来ない僕を
君はそうやって遠ざけるんだ
小さな言葉を怖れて
空虚な君との間隔に不安になって
そうしてギターを弾いて
別に構わないよ
別に僕がそこにいなくたって
ただもし本当に僕が必要になったなら
いつ帰ってきてくれたって構わないから
本当は君を求めてるだなんて
そんなことは言えないけれど
汗かいた私を
ぱたぱたと扇いで
得意気にきみは笑う
その笑顔にまたきゅんとして
また顔が熱くなってしまうんだよ
繋がらないで 私とあなた
繋がったら ちぎれるとき痛いから
怖がって こっちから切っちゃうの
冬のドアノブに触ったみたいに
切ない相手の顔をみて
バツが悪いの
触らないでとは言えなくて
乱暴に突き飛ばしたのが
自分で自分を見ていられなかった