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強運
切り札がすぐに手札に来る
幸運
切り札が欲しいときに来る
豪運
必要な札が必要なときにことごとく手札に来る
悪運が強い
ずっと不利なのに詰みそうで詰まない

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9月になったっていうのに
まだまだ暑さは引かぬまま
カレンダー上で踊るautumnの文字
まだまだ蝉は鳴いている

まだ変わり映え無い街で


僕だけが、静かに壊れていく

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探し

広い空を追いかけていた
ゆらゆらと 
次は何処へ行こうか
暗い部屋を通り過ぎ 
青が煌めく橋を渡り
届かない天井に手を伸ばし
辿り着く先は
広い草原 
案内板どころか道も無い
空はただただ蒼かった

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EmA

インディア・リマが死んで
オスカー泣いて ビクターはエコー
ヤンキー黙って 車走らす
世界だけ いつも通りの夜

オスカー ユニフォーム着込んで
冬が来るって 俺に言うんだ

フォネティックコード 解き明かして
答えだけ きかせて

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 6.ハルピュイア ⑬

「…これはこれで大変な事なんだよ。常人がこういう”モノ”を知ってしまったらどうなるか…分かってる? ねぇ」
鷲尾さんは少し強めの口調で言った。まるで人を責めるように。
「ちょ、ちょっとハルカ、強く言いすぎだよ。相手は年下なんだし…」
ネロに対して強めに喋っているハルカを、亜理那は苦笑いしながら諫めた。
その様子を見ながら、わたしはこの2人を”彼ら”4人に会わせるのは間違ってたのかな…と思った。
…この通り、目の前の鷲尾さんとネロは気まずい状況だし。
あとの男性陣3人は、警戒しているのか揃ってわざとらしく関係ないフリをしているし。
まぁ、ここはショッピングモールとはいえ、人気のない階段の踊り場だから、最悪修羅場みたいなことが起こっても被害は抑えられる…ハズだ。
「…とりあえず、どうなっても知らないわ。またいつかの時代みたいな事が起こっても、アンタたちのせいだから」
「…アンタ」
鷲尾さんが冷たく言い放ったところで、ネロが静かに口を開いた。
「何? 何か異論でも…」
そう鷲尾さんが言いかけた時―
「…お前ぇぇっ!!」
不意にネロが鷲尾さんに飛びかかりかかった。

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第一回ショートストーリー選手権

はい。新たな試みです。
この掲示板には、短編を書く人、連載小説を書いている人も、詩人に負けずたくさんいらっしゃいます。じゃあポエムに限らず、ストーリーもやっちゃえばいいのでは?ということでやっちゃいます。
では、参加要項です。

「第一回ショートストーリー選手権」
お題:「言葉の旅」
参加権:一度でもこの書き込みを見た
字数制限:一つの書き込みに収まること
〆切:9/30(月)
審査員:ちょっぴり成長したピーターパン、イカとにゃんこ、memento mori

「言葉の旅」ってなんやねん!という方。ご安心ください。僕もわかりません。つまりは自由な発想で、このワードから連想して書いていってください。お好きなように。
そしてこちらは「イカとにゃんこ」さんが審査員として加わってくださいました。よろしくですね。
タグは、「journey of words」でお願いします。
こちらも複数投稿歓迎です。どんどん書き込んじゃってください。

さあ、このクソ忙しい時期に、選手権、スタートです!

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第二回ショートポエム選手権

ついにやって来てしまいました。第二回です。「懐かしい!」という方も、「何それ!」って方も、是非是非ご参加を。
それでは参加要項です。

「第二回ショートポエム選手権」
お題:「言葉の旅」
参加権:一度でもこの書き込みを見た
字数制限:100字以内(改行、スペースは数えない)
〆切:9/30(月)
審査員:flactor、みー♪、memento mori

今回も特別な賞をご用意していますが、賞を狙うというよりも、一つのお題の中での皆さんの自由な詩をお待ちしています。ちなみに複数投稿OKです。むしろ歓迎です。どんどん書き込んじゃってください。
今回は新たに「みー♪」さんが審査員として加わってくださいました。よろしくお願いします。
タグは、「言葉の旅」で書き込んでください。先程も言いましたが、自由な発想でかいてくださいね。

それでは、少しでも多くのご参加、お待ちしています。

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ひかるもの

流れ星か蛍を見たかったんだけど
その前に夏が終わって
君と過ごすのはしばらくお預けになるそうだ

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エピローグ。

風の通り道のリビングで
昼寝してたら
西日が眩しくて目が覚めた
秋の気配は
時計の針と短編集のページ
勝手に進めて
いつのまにかエピローグ。

ツクツクボウシのBGMが
middle tempo のコオロギに
今、心の表紙 閉じるとき

何台の車見送っただろう
キズだらけの
君の車が走ってゆかないか
夏の魔物は
君と僕が紡いできた短編集
勝手に閉じて
いつのまにかエピローグ。

ツクツクボウシのBGMが
middle tempoのコオロギに
今、心の表紙 閉じるとき

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プロローグ。

朝早く起きて 窓を開けて
秋の風が頰に当たれば
それは物語のはじまり

いつもの通学路で
塗りたてアスファルトの匂い
それは物語のはじまり

久々に会ったクラスメイトの
急に大人っぽくなった姿
それは物語のはじまり

新しく買った短編集の
風の表紙の新品の手触り
それは物語のはじまり

何が始まる時、怖くて
消えたくなっちゃうけど
五感 研ぎ澄ませて
小さな変化に気づいたら
勇気を出して心の表紙
めくってみよう

私だけのプロローグ。