メリークリスマス
聞き慣れた文言のはずなのに、ふと寂しくなる
今までと何が違うんだっけ
いや、何も変わってないや
ただ、依り所がないだけだ
メリークリスマス
今日の朝はひどく寒かった
晴れてるくせに寒いんだから困ったものだ
モヤモヤが無いはずの心も冷えきってた
ちょうど今朝の駅前のように
メリークリスマス
昔はただプレゼントを喜ぶ日
今日は街中でカップルをよく見かけた
大切な人と一緒に過ごす日
ちょっとした疎外感を覚えた
メリークリスマス
別にキリスト教徒とかじゃねぇし、
不機嫌そうにひとりごちた
そんなじゃ寂しさを拭えないって解ってるけど
虚勢を張らないと頬が濡れてしまいそうだった
メリークリスマス
幸せはまだ、プレゼントしてもらえないらしい
白を塗った筆を洗う、
水につけた瞬間の、
白が広がっていく感覚がどうしようもなく嫌だった。
クリスマスの夜は
私の横でまた笑って欲しいのあの人に
一緒にケーキの上に蝋燭立てて
お誕生日じゃないのにね
なんて笑い合いながら
2人で蝋燭の火を吹き消して
ケーキを食べよう?
ねえそれだけで私幸せなんだから
お願い
寒い夜だからあなたに会いたいの
Merry ChristmasそしてHAPPY NEW YEAR
しあわせな季節
私たちにとっては
でも
そんな事考える暇もない子
今この時に死んでいく子がいること
醜い争いがあること
罪のないこどもたちが
クリスマスを楽しみに出来ないこと
知って欲しい
忘れないで欲しい
今日は聖なる日
今日も争うの
どんな人だってMerry Christmas
そしてHAPPY NEW YEAR
今日だけはみんなでMerry Christmas
明日からまた歩いて行こう
真っ白なカレンダー
数字の上のXXXXX
今でも見える気がする
赤ペンで丸く囲んだ日付
もう二度と来ないの
冷たい雨もやがて
冷たい雪に変わるでしょう
今年は注文しなかったの
サンタとクリスマスケーキ
去年ロウソクに灯した2人の夢
叶わず自分たちで吹き消した
悲しき lonely XXXXX-mas
粉雪がちらつく通り
曇った窓ガラスを
手で擦れば部屋が映る
帰りにコンビニで買ったの
小さなカップケーキ
全然甘くなくて
慰めのつもりだったのに…
今年は注文しなかったの
サンタとクリスマスケーキ
今頃あなた 暖かい誰かの家で
キャロルを口ずさんでいると
信じる silent XXXXX-mas
今夜 あなたに merry XXXXX-mas
あ
今日だ
とか言いながら家族で静かにケーキを食べて
2019の12/25のクリスマスとバイバイ
また来年
それまで
さよならメリークリスマス
沢山の幸せと、その引き換えに、沢山の悲しみも生まれる、クリスマス
どんな結果だろうと、チャレンジしたという事実には、胸を張って欲しい。
それは誇っていいことだと思うから。
チャレンジは怖い、誰だって、おくするし、簡単には出来ないから
でも、トライできたなら、それだけでも、君は一回り大きくなれたんじゃないかなぁと、私は思う
もうすぐ、終わってしまうけど、まだまだこれから、これからも立ち向かう君へ、
頑張れ。恐れるな。
「メリークリスマス」その一言で
僕が幸せになって
誰もが幸せになれる日だって信じたい。
例えば、例えばの話よ?
私が死んだら君は悲しんでくれるかな
私の為に涙流してくれるかな
好きだって言ってくれるかな
そんなに重い愛を君に渡すつもりはないよ
ただ君に
生きていてほしい
って言われたいだけなの
私は単純だから
きっとその一言が生きる理由になるの
小さく息を、吸った。
風があんまり冷たいから、
思わずむせた僕の顔を、
君の目が覗き込む。
何てことない日だって言ってしまいたい
そんな気もするけれど、
でもそんな「何てことない日」に
小さな意味を付け足してみたいんだ。
君に告げるつもりだった想いは、
やっぱり今日のところはおあずけ。
いつか堂々と君に言ってやるんだ。
今日がその、スタートライン。
静かな、いつも通りの夜に、
僕は僕の言葉と一緒に、
滅多に見ない夢の世界へと、
ゆっくり、沈んでいく。
それが僕の、クリスマスだった。