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4月バカ

急に起こして
ニヤケながら
“朝だよ”と云う君
目をこすって
時計指差して
“過ぎてるよ”と呆れる僕

君はバカだね
本当にバカだね
しかめ面 恥ずかしそうに
今日は2日だね
4月バカだね
いつまでも笑い合った

最近ちょっと
ため息ばかり
“何でもない”と云う君
冷たくしたり
急に泣いたり
“何かあった?”と尋ねる僕

嘘はダメだね
本当にダメだね
取り返し つかなくなる
1日だけだね
騙していいのは
いつまでもバカな2人でいるために

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走ること

ただ走れ。
あのサラブレッドのように。


〜今闘っている受験子に捧ぐ〜

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春日暮

出口のない廃墟のなかずっとずっと昔から
彷徨っては歩き疲れ泣き疲れ
今はもう歩くことさえやめてしまった
春の日暮れにひび割れた階段の隅
上から7段目俯いて膝抱えて
ああもうどれくらい経ったのでしょう
もう幾度も夜の繰り返し
流す涙はもったいないから泣かないの
きっともう泣き方も忘れてしまった
だって私が死んだって
あなたは泣いてくれやしないんでしょう
夢をみた次の朝はいつだって最悪の目覚めだ
顔も知らないだれかの残骸抱きしめて
記憶を喰べて育っていく
だってその一升瓶で私の頭
殴って殺してくれる人はいないから
真っ白なネグリジェの裾が揺れて
寂寥 永訣 懊悩 呻吟
水をいれたガラスの花瓶に造花を活ける
握ってくれた手の体温さえ忘れてしまったな
もう私はどこかで死んでしまったのだろう
抜け殻だけが取り残されて
もう何もかも赦してくれやしない

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………………………………………。

貴方がいなくなって、
私達の教室にいつもいたあの人がいなくなった。
また明日と言ってくれたあの人はどこへ行ったの?
貴方がいなくなって、
私達の教室に知らない人が増えた。
いつも聴こえた貴方の笑顔はどこへ行ったの?

貴方がいなくなって、たくさん変わってしまった。
あの人はいなくなってしまうし、
貴方の声も聴こえない。
知らない人が増えて何もかもたった一日で。
私は怖い。
何もかもがたった一日で変わってしまう。

私の心に貴方はいるけど
白い箱の中にはもう貴方はいない。

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不意にくしゃっとした顔に
大粒の涙がつたう
悔しかったあの時が絶対わたしを強くさせた
それを分かっているから
ここまで踏ん張って来れたんだ
無駄になんかできないよ
今こそまた歩き出す時なんだろう


おんなじところで躓いて
またおんなじところで泣いている
変われず諦めそうになる
あの日の涙が君の味方になる
堂々と歩けばいいさ

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暖かくて切ない涙……

一番最初の君の涙は
僕が君に好きだとつげたあの日
一番最後の君の涙は
さよなら ごめんね そう言いながら
今こぼれた

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『おはよう』

と言える日があと何回なのか…

この世界はなにが起きるか分からないから
1日1日を大切に過ごしていきたい。

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夜の魔物

夜になると考える
自分が何者なのか
自分が死んだらどこへ行くのか

もちろん答えを知る由もない
それでもその問いは確実に僕の頭と心を不安にさせる
昼は不安<希望
夜は希望<不安



夜には魔物が潜んでいると言われる
僕らの心を支配し、知らない世界へと連れて行く
深く、深く、深く、

2

お知らせ!

皆さん、お久しぶりです。または初めまして。

突然ですが、今まで書いてた小説二作(覚えてる人いるのか…?)を書き直したいと思います!

今まで書いたところは見られますが、それ以上進展しないということです。

でも、大体の話の設定とかは変わりません。
今まで考えなしに書いてたからこうなるんですよね…
反省して次に生かします。

あともう一つお知らせです。
改名しました!
でも、前の名前に[ ]が付くだけです!
次の名前は[イカとにゃんこ]です!

引き続きよろしくお願い致します!