少しずつ少しずつ
のびていく二つの影
少しずつ少しずつ
近づいていく二人の影
私ねぇ、君の考えていることわかるのよ
僕は曖昧に頷いて。
私ねぇ、君を操ることもできるのよ
僕は気のない相づちをうち。
私ねぇ、君の未来だって見えるのよ。
僕は小石を蹴りながら。
私ねぇ、私ね……
涙を浮かべて笑う君。
わたしねぇ、君のことが好きなのよ。
どうしてわかってくれないの。
ごめんね ごめんね
僕には君みたいな力がないからねえ。
私ねぇ、君を操れるんだからねえ。
ぼくの口から弾けた
しろいきれいな嘘に
きみの目が見たのは
きっと偽物のぼく、
ほら
きみの思う素敵な人
そうなろうと踠いた
それだけの汚いぼく
騙されただけのきみ
可哀想でかわいくて
ぼくはまたうそつき
変わらない毎日、は幸せだと、
誰もが言う
毎日に変化がほしい
そうもとめることは、
いけないことなのか?
私は、変化を求めたい
きれいごとは嫌いだ。
素直に生きていればいい。
別にエキセントリックになる必要なんかない。
自分は自分自身で決めることだから。
価値観が違う人となんか付き合わなくていい。
何を言われても気にしない。
大人を信じるな。
言った言葉に責任をもて。
同情なんかされなくていい。
型にはまるな。
もう一度いう。
僕はきれいごとは好きじゃない
僕は僕だ。
ただそれだけなのに、どうして笑うの?
そんなのいいじゃん。
「僕」っていうのも「私」ていうのもその人の勝手でしょ。
何がいけないんだよ。
僕が間違ってる?
この空も あの線路も その道も
全部君につながってるって考えたら
私は、一人じゃないのかもしれない。
名前は知らないけど
なぜだかあなたのことを見ていた
今日はじめてあなたと出会ったのに
何か見たことがあるような気がした
温泉宿でチェックインをしている時に
あなたの隣にいる小さな男の子が
あなたに
「お兄ちゃん!男の子はこっちだって!」
と無邪気に言った
するとあなたは
「男の子じゃなくて俺は男ね!」
と優しく男の子に言った
何だか心がきゅっとなった
私は戸惑った
「何て言うのかな?」
「この気持ちって何?」
素敵な未来であいましょう
私もあなたも無邪気になって
笑える未来であいましょう
今はさよなら おやすみエターナル
名前がついたから キスも簡単よ
形ができたから はやくしなきゃだよ
あせりは禁物 今日も空が似ている
不敵な笑みが半分に
私もあなたも消えかけちゃって
大切なのはビルの空
今はおやすみ さよならエターナル
名前がついたなら キスをしてみるよ
形ができたなら はやくしなきゃだね
かなしみ一徹 やめてもいいのにね
私は、先生を好きになってしまった。
先生だから好きになったんじゃない
好きになったのがたまたま先生だっただけ
先生は結婚してるからこの恋は、叶わないけど、私は、ずっと好きでいる。
だって、諦めようとしたけど、そんなの無理だった。
他の人を好きになろうとしても、先生ほど好きになれなかった。
会いたいよ。
高校に来てくれないかな?
なーんてね
そんなのあるわけない。
現実を見よう。
先生を忘れられるくらいのいい人に出会えますように!
貴方の事を一瞬忘れる事ができても
ふとした瞬間思い出してしまうの。
曲を聴いたとき
貴方の事を思い出して
息ができなくなるほど涙が出るの。
苦しくなるの。
この場所が変わってしまったのはなぜ?
傘をさせないほどの雨風が
私の心を刺すの。
貴方は使えなくなった傘を残して
どこへ行ってしまったの?
どうして私をおいていってしまったの?
傘なんていらないわ。
涙を雨で隠す事にしたの。
この傘は貴方へのメッセージ。
私が消える前に
貴方は私を探して。