はだざむい朝
どしゃぶりの雨のなか
コートの襟をたてて
うすよごれた花をもって
傘もささずにあるく
こんな朝は
きみの肌のぬくもりを
抱きしめたからだのあつさを
なつかしく想う
まんぞくにとべない鳥みたいに
あがいていたぼくの手をにぎって
きみは空にはばたいた
ぼくのあたまのうえに
いつもまとわりつくちいさな雲に
きみは住んでいる
ぼくも今からそこへかえる
それじゃあまたね
手紙をくれたら返事を書くのに
ラブレターに恋をしていただけだった
背伸びをしてたらふらついてうまく歩けない
神さまに恋をしていただけだったんだ
とってもよくなるはずだったのに
どうでもよくなるだけだった
宛名のない手紙なら引き出しに押し込んだわ
行き場のない感情は吐き出せずに押し殺してる
永遠と語りたい。彼女の事を永遠と聞かせたい
ここが良くてここが悪くてここがこうで
永遠と語り聞かせたい
今日は楽しい登校日
朝のあいさつ終わったら
課題とプリント回収し
掃除をしたらさようなら
それでも僕はうれしいよ
だって君に会えたから
「さようなら」
"今までの君"に 僕は告げた
ほろほろ 君は雫こぼし
首を 縦にふる
君をぎゅっと 抱きしめ
曖昧な関係に 別れを告げた
山や 谷や 雨や 晴れも
2人なら
きっと きっと きっと
乗り越えられる
一生 一緒に 歩いていこう
「よろしくね」
これからの君に 僕は告げた
ほろほろ 僕は雫をこぼし
君の 顔を見る
箱を開け 君の左手取り
今の僕たちに 「おめでとう」と告げた
そんなに思いつめなくてもいいよ。
もっと笑っていればそれでいいよ。
心配ない、あの子なら大丈夫だよ。
まだぎこちないけど笑えてるよ。
あの人との電話。
録音しといて良かったよ。
貴方がいてくれたおかげで
あの人に告白できたもの。
一人だったら
きっと告白なんてできなかったな。
貴方が変な事を言うから。
私も笑っちゃったのね。
あの人に
言っちゃったのね。
貴方もあの人も私にとっては
とても大切な人なのよ。
最悪な目覚めも
貴方の声とあの人の声で
心安らぐ。
生きててくれてありがとう。
その人生を選んでくれてありがとう。
私と出逢ってくれてありがとう。
今は今はただ 落ち着く場所 一人きり
部屋に篭りコーラとポテチを片手に
自分を見つめ深く考える
自分とは何だ 愛とは何だ 使命とは何だ
そのうち疲れ果て眠りにつく。そんな事を考えた