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大空と自由

あんなに空は高いのに 眺めてるだけじゃ息苦しい
なんでもあるようなこの部屋で 僕は雲に憧れた
悠々と大空を泳ぐ雲に
窓を割ると強く冷たい風が 僕の想いを空へ導いていく
もう二度と苦しみはいらないから
自由がほしかった 本当の自由を

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会話

なんでもないありふれた夜
私はまた君のこと考えてるの
会話の定型文
返信する言葉の正解を探して
決められた道をそれないよう
歩く毎日に疲れたわ

上辺だけの言葉で成り立つこの世界
君との会話も表面を掠るだけ
引かれたレールの上
小石蹴っ飛ばしてるだけで
脱線する勇気もない
私に嫌気がさしたわ

ねぇ
私はまた君の力が必要みたいなんだ
音にならなかった声が夜に溶けて朝を迎える