惰眠を貪る午後1時
まともな食事は2日前
最後に会ったの3週間前
崩れたステップ4、5、6
元には ならない、戻らない
すべてが空虚で無機質な
人っ子ひとりいない灰色の町をゆく
すこしうすら寒く気味がわるい
まわりをきょろきょろ見まわしながら早足でゆく
するといつのまにか君があらわれて
僕を指さしてきゃらきゃら笑いながら
くるくるまわってとなりを歩く
とつぜん君のすがたが透けたような気がして
そのしろいうでをつかもうとする僕を
あざけるように君はまた笑って
するんと僕の手のなかをすりぬける
そうして微笑みながら僕のまえに立って
つまさきだちで僕にキスする
あとに残るは牛乳飴のもったりした味だけ
せわしない季節感
しどろもどろな気象予報士
一文字雲 タイヨウを射抜いて
明日は雨よ はらりはらりと山へ堕ちて
明日は雨 しったこっちゃない海坊主
まぁいっか もういっか
そんなのもういっか どうでもいっか
あーいっか、もういっか
どうでもいいか
あんたのくずしたベッドの上とか
出しっぱなしのバスタオルとか
よれっぱなしのシーツ 飲みっぱなしのコップ
さんざっぱら 散らかしちゃって
音楽がうるさくって
だけど今日はうれしいね
日曜日だから うれしいね
まぁいっか もういっか
そんなのもういいか どうでもいいか
あぁいいか、もういいや
どうでもいいや
赤いコップはあたしのやつで
黄色いコップはあんたのやつで
歯ブラシも並べてあったけど
もうすてちゃってもいいな
簡単だった そのはずだった
おもたくなったら 重たいと言った
秘密があってもべつによかった
まぁいっか もういっか
そんなのもういっか どうでもいっか
まぁいっか、もういいや。
さよーなら。でいいか
紙の物語にはページを開いた時に始まりがあって
紙が無くなるとき終わる。でも人の生は違う。
人の物語はこの先も紡いでいく
自分と言う名の物語 それは自分の選択によって
変わる物語。そのページを閉じた時
その物語が駄作になるか。神作になるか。
それは自分の選択次第
人は柱が無ければ心に天災が訪れた時
脆く簡単に崩れる自分に失望するだけ
だけど生き残ることができる者がいる
それが柱を有する者たち
柱ってのはすがりついているだけで立っている気分になれる事実膝をついているとしても
自分は立っていると思えるだけで人は本当に立ち上がってしまう
人とは恐ろしいまでに思い込みで出来ている
だからこそ脆い
中心の柱が傷つけば簡単に勢いを失い
柱が折れてしまったら簡単に崩れていく
それでも我々が存在する世界はそこに在り続ける
だから存在し続けなければならない
立ってその場所に
そのためには 自分が自分の柱になるしかない
君は自分を柱にできるほど
強くいれるかな?
どんな答えを持ったって持っていたって
出来なければ霞んで最後には消えてゆくだけなのだから
君は何を信じる?
人は誰でも心に孤独を飼っている
世に溢れる不条理を餌に静かに成長して
気づけばそいつは檻の外で元気にしている
なんの合図なく鳴り出した鐘の音は
奴と僕の交代の合図なのだ
孤独に埋もれるからこそ黒い世界は可視化されていく
いつでも世界は黒く美しい輝きを放ち
歪んでいく
時計の針を戻さないでね
をもいだして 泣いてしまう
かなしいわけじゃないの
けれど あなたを見た途端
る。で終わった恋なのに Wow Wow
少し イタズラに火がついた
女心をあなたは知らない
Woo … Mysterious Girl
昨日とよく似た今日は
なんだか力が出ない
Woo … Mysterious Girl
私はちょっぴり不機嫌
Dejavuを見ていたの
時間の壁を飛び越えて
をもわず 抱きついてしまった
かわったのね あなたの温もり
けさないでね 私との過去
るり色の河を渡ったら Wow Wow
少年の目をしたあなたと
女のコが立ってる 私なの
Woo … Mysterious Girl
褪せた写真と人形が今
笑った気がしたの
Woo … Mysterious Girl
瞳を閉じればいつでも
子どもの私がいる
他人の中に入っていると自分を見失う気がする。
自分は恐れている。自我を失くす事を。
孤独は自分を自分で居させてくれる。
依存は自分の癒し。自由は自分の自我の場所