ふつーの人とは違うのよ。
なんてったってぼくら
前世からの██ですから
友達じゃないの。ただの██
それでも、ぼくの生きる理由には
十分すぎるんだ。
へんに愛着が湧いてきちゃって。
困ったな、さよならを言えないや。
3日目
そろそろ誰か勘づいてくれたら面白いのに
そう思いながら少しヒントでも落としてやろうか
とりあえずは勘の良さそうな奴を残しておけばいいかな
このゲームをおもしろくする方法はないかな
なんて考えてたらターゲットを放ったらかしだった
そろそろ君のターンだ
さて何かないかな
・・・・・・・
はぁ またか ダメだね
それにしても
すっかり虚ろな目になっているね
その瞳のレンズの先には僕はどう映っているかな
そもそも今その目は目として活動してるかい?
思考の片手間に問いかけてみるけど
無反応
おもしろくないな 君は
さようなら.....
さて 今日も風が気持ちいい一日だ
明日はどいつが良いかな
そろそろ仕掛けてもいいかな
おもしろくなればいいな
さぁゲームスタートだ
しゃぼん玉に燥ぐ少年を横目に
私は自然と大人のフリをしていた
気づいたとき、少し恥ずかしくて
もっともっと大人のフリをした
私は子どもだから
スムーズに、私が君に向かってはっきりと
キライって言えたら、恋してる時も失恋した時も
なにも困らないだろうなぁ。私は、これからも君のことが好きなままなのかな。でも、決めた。
きょうからは、君のことは考えないよ。登校日にみたとしても、無視してしまうと思う。
のんびり屋の君は気づいてないかもしれないけど
これまでも避けようとしてた。君が近くに来ようとするから、必死に逃げてた。気づいてた?
今までありがとう。違うクラスになったんだからもう君は私の元には来ないよね。バイバイ。
もっと近くでよく見せて
遠くじゃぼやけてしまうから
もっと近くに寄ってきて
でもあんまり調子にのらないで
こっから先は立ち入り禁止
あんたが吐いたその一言で
たった5秒間のその一言で
5日、50日、いや5年間苦しむ人がいる
あんたにとってはたったの5秒
相手にとっては苦しい苦しい時間
味あわなきゃ分からないかもしれない
みんなが分かれば苦しむ人はいなくなる
評価、のための詩なのなら
きっとそんなのたのしくないわ
ハートの数こそ世界のすべて、なんて
よく言えたわね、尊敬しちゃうわ
そうやって文字をざくり打つ間にもそうよ、
自己肯定のために生きているのね
濡れた液晶、表面のプリズム
「気がおかしくなりそうな色ね」
「勿忘草なんて送ったあの日が噓みたいだわ、本当の愛なんて血塗れなのよ。」
彼女の足音は何処へ
あたしが一番 花を贈りたい人には
もう贈れなくなっちゃった
虫が沸いて花を食い散らしちゃうから
悲しいなあ 夢だったのになあ
10mmも満たない虫のおまんまの為に
見た夢なんかじゃないのに
もうあたしは花を贈れない
あの人たちに「綺麗だ」って一言
言って欲しかっただけなのに
願い過ぎたかなあ
悔しいなあ
ちっぽけな小人虫に食わせる花も葉っぱも
ある訳ないのに
もうあたしは その夢から醒めていたけど
夢のもとを奪った事実は 忘れない
「でも、ありがとう」
虫が野菜を食べるから
技術の進歩で殺虫剤が開発された
花が食べられた私は…?
今度は私が「虫がつきにくい花」を作る
この世界のどこかにいる
素敵な花を大切な人に届けたいと願う人の
背中を少しだけ 押したいんだ
私が花を贈りたいあの人たちが
背中を押したように