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愛のかたち

うつくしいという言葉がにあうひとを
あなた以外にしらない

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アメ

曇り空は憂鬱だ
降らすアメは哀しみだ

快晴の虹は爽快だ
乾いたアメは喜びだ

今のアメは
どっちだろう

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恋の願望

叶わない恋ならば、
思わせぶりな態度を取られるよりも
曖昧な言葉を聞くよりも
いっそ、貴方に弓矢で射殺されたい。

私が貴方を傷つけてしまったなら、
いつも通りに振舞うよりも
笑顔でいることよりも
貴方と一緒に涙を流して、海の底まで沈みたい。

もし貴方と両想いならば、
ここから飛び出して
今すぐに貴方を抱きしめて
貴方の温かさに触れていたい。

いずれ結ばれるのであれば
雨に打たれても
風に吹かれても
ずっと貴方を追いかけ続けたい。

貴方の最後になれるなら
手を繋いで
甘いくちづけをして
この楽しい時を
お互いが老いていくまで
いつまでも、いつまでも
貴方と共に歩みたい

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誰のことばで君が笑うの

君が悪いのに 僕ばかりすきになって
夏が暑いのとおんなじように
君がいない

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人と関わる。

僕は人と関わるのが嫌だ。
誰かを傷つけてしまいそうだから。
僕まで傷つくのが怖いから。
朝が来たらまた学校に行かなきゃ行けないから
明日なんて来なければいいのにな。

なんて期待しても結局明日が来る。
あぁ
もう疲れたよ。

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ラスト・デイト

もうこれ以上、優しくしないで…

映画日和だね
フィルムのような街
あなたと歩くほど
記憶だけ逆再生するの

最後だからって
黙り込むのはよくないよね
けれど気軽なジョークが
思いつかないわ…

気まぐれじゃないと
信じていたから
小さなすれ違いも楽しかったわ
切ない ラスト・デイト

あなたと入った
裏通りにある古い喫茶店
ソーダ水 飲むのも
これで最後なのね…

クラスでいちばんの
遊び人のあなたが
選んでくれた それだけでいいの
素敵な ラスト・デイト

別れ際にKISSなんてくれないでね

そして最後に云わせて
WAKU WAKU して
DOKI DOKI して
SOWA SOWA した
土曜日をありがとうと

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ポエム書こうかな

ポエム書こうかな
書きたいことなんてないけど 書く意味なんてないけど
ポエム書こうかな
伝える相手いないけど 愛しい人もいないけど
虚しいだけの心 空っぽな僕だけど
でも、だから書こうかな
ポエム書こうかな

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ものさし。

こっちは駄目で
あっちは良くて。
どんなものさしではかっているの?

傷ついている人には
冷たくあたって
楽しんでいる人を馬鹿にする人には
正解かのように扱って。

どんなものさし?

正解なんてないけどさ。
傷つくようなことをしないでよ。

こんな叫び
貴方には届かないでしょうけど。

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青春

青春しているのかな、あの子たち。

青春って強要されるの?

あおはるって読んで、何が良いんだろう。

馬鹿みたい。

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初恋のフィルター

きみのことをまた見つける
だって遠くにいても 近くにいても
君にはキラキラのフィルターがかかってるから
自然と目にはいってくる

いつでも君は
びっくりするぐらいキラキラしている
私にしかない特別なフィルターで

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summer snow

まるめたティッシュみたいな
今日が終わって
満点なポーカーフェイス
顔洗って泡と流せ
脆弱なハート
褒めたたえてもっと
頑張った分幸せになっていいと思う
まるめたティッシュみたいな
花が散って
それは晴天の霹靂
炎天下に降る雪のようで

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日常

いつか
という
いつかは
一生やってこない
君が私が死ぬ時初めて
いつかは1ミリたりとも近づいて来ていなかった事を知る
悲しい悲しい
世の中は今日もぐるぐる回っている
誰も知らない誰かが涙で濡らした地面を
私たちは踏みしめ歩いている

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適応できるか

風を、太陽を、
誰かの声、あなたの笑顔を

世界をまだ嫌いになれない。

今日も僕はイヤホンをして
目を瞑る。

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きみ

無性に声が聞きたくなるなんて
話すこともないくせに
早く君に会いたいなんて
会える見込みもないくせに
今度雨が降ったら
また季節が巡ったら
ぜんぶぜんぶ
後回し

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夕焼けが顔を覗かせた頃に、君に捧げたい叙情詩を。

鳥のさえずり。
こんな時はいつも
鳥の種類ぐらいわかるようになりたい
と思う。
まだ車輪の取れていない自転車が
家の前を通り過ぎていく
その様子に
時々涙が出そうになる。

風になって聞こえる
踏切の音。
隣の家の庭で遊ぶ
男の子の笑い声。
白いトラックが
夕陽に紅く染められたころ
烏の鳴き声はするでしょうか。

なぜだか、君に会いたい。