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図書館へ向かう道で、いつも同じ散歩中の犬とすれ違うんだよ。
で、さっき気づいたんだけど
家から図書館へ、図書館から家へ
わたしも本という概念と散歩してるのね。
知ってた?
だから君もそうなんだよ、わたしたち実は散歩仲間だったの。すごい発見じゃない?
……まあ君はそう思わなくても、わたしはそうだったから電話したの。それだけ。
じゃあ明日も、図書館で。
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行き詰まった時にふと出会う
だれかの優しさとか
真面目さが仇になってしまう
あなたの優しさとか
どれもこれも救いになるは
人の憂いに寄り添うもの
夜風にはためく道標の幸福について考える。安売りした言葉の在処をいまさらさがして何になるの。かつて少女だった記憶に名前をつける行為が神聖だなんて大間違いだ。何者にもなれない、生きているあいだ、わたしはわたしになることもできないから、墓標が愛される前にどうかすべてが滅びてね。
触れたら壊れてしまうと思いこんで自分を守ったら、水たまりが消えるみたいにきみのことさえ嫌いになった。
あの赤い星のひかりが、瞬いた瞬間、ここに届いてる。何億光年って時間も距離も関係なく。そうかぁ、あの時はわからなかったけど。それは、愛なんですね。8月のクリスマスの、季節はずれのサンタクロース。あなたは私の、愛でした。
【こんにちは。14〜16歳のときにこのポエム掲示板に、空色ブルーという名前で出入りしていました。あの頃はスタンプとかお気に入り機能とかなかったけど、もらうレスがめちゃめちゃ嬉しかったことを覚えてます。最近の書き込みにスタンプくれた方ありがとうございます!ニヤニヤしますね!ありがとう。】
同じ”世界“でも、人によって見え方は違うのだ――。
「君の世界」。「僕の世界」。
互いに全てを見せることは出来ず、言葉もただの手段と化す瞬間。
結局どれだけ話しても、全てを理解し合えない。。
どの様な表現をもってしても、全てを表しきれはしない。
物理的距離と心理的距離も比例しない。
人はそうやってずっと、『心理的孤独』から抜けられる日は来ないかもしれない。
それでも、完全に同じ景色を、誰かと見られる日をずっと待っている。
この人生で観るのは一度だけって、決めたものは宝物です。残らず消えていくから美しいって、あなたに教わった気がしてます。だけど綺麗にはいられない。喉からでた手は伸ばします。たくさんの罪と醜さは。それでも許されてるってこと、許さないって響きで知るなんて。
参った。どうした。これから夜空に投げて、きらきらの粉にして降らせたい記憶が。なにそれ。いちばん最初はそれっぽい、ごめんなさいと謝ってる。誰が。あたし。でもさ。うん、あなたも私なら。そう、これからの課題ね。
夜は闇
闇は夜
それは誰もが疑いもしない
然るべき真理、というのも嘘くさいけれど
それはりんごが甘いように
それは鳥が空を飛ぶように
それは音が心震わすように
揺るぎない真理、そう君だって思ってる
今だってそう思ってる
けれど僕は見たんだ
あの日、あの時、あの一瞬に
見つけた 何を?真っ白な夜を
眩いほどの白き闇を
目がくらむような
帳が銀幕に変わる瞬間
それはりんごが酸いように
それは飛べない鳥のように
それは四分三三秒のように
優しくノートが引き千切られる
ゆらめくような光ではない
確かにここにある
陽炎のような光ではない
顰蹙せざるを得ない
そんな夜に足跡をつけて
真っ直ぐなんて歩けないから
ただひたすらに
ただただ愚直に
真っ暗な朝へと歩くんだ