どう見てもヒトのあなたが
世界がこわいなんて言うから
あたしのチカラでも雨が降らない日は
あなたに傘を差すようになった
先週はお菓子の包み紙
今日は四つ葉のクローバー
あなたの目が見開かれるものを
宝物って呼ぶことにした
会うは別れの始めでも
あなたの震わせる口元が
あたしの名前に形づくるのを
楽しみに待つのはしょうがない
だから忘れたこと
わすれてしまってね
気づいたらまたこのベンチにいて
100年後もふたり並んでいよう
高嶺の花を手に入れたはずなのに
手に入れるだけで満足しちゃって
水をあげるのを疎かにしていたら
気付けば枯れてしまっていた
いや、そもそも本当に手に入れていたのかな
ただの蜃気楼だったんじゃないか
それを手に入れた気になって舞い上がって
そこには何も在りはしないのに
…なんて今さら考えたところで、
枯れてしまった花はもう咲かないわけで。
鈴がきらめく 星がこぼれる だれも知らない聖者の行進 ちいさな足踏みも勇ましい こっそり笑いあうのだって楽しい きみはきみのトランペットを吹いてね わたしもわたしのダンスを踊るよ
なんで泣いてるのか分からない
なんで寂しいのか分からない
なんでキツいのか分からない
そんなことばっかりだ。
とりあえず泣きたいけど、泣く労力さえ使いたくない
こういうときに助けてくれる人に将来恩返し出来るように、明日学校行きます。多分頑張れません。頑張りません。
でも、ちゃんと生き抜きます。
理由はわからない
でも、いのちがつぶれそうだ
生きる理由を見て安心させる
でも学校行きたくねえな。
でも生きる理由のために行くしかないな……………
いつも連絡は私からばっかり
ちょっと前までは違ったのにね
君に重いって思われたくなくて
今日も送れなかった あのLINE
大好きだって気持ちは
いつだって変わらないけど
前より距離ができた気分
愛の天秤はいつも釣り合わないな
私の勘違いだよね?
そうやって信じたいけと
君が私のこと飽きちゃったのかな…
なんて考えちゃうよ
「寂しいな」って「話したいな」って
ひとこと言えれば どんなに楽なのかな?
「好きだよ」って 「愛してるよ」って
素直に言えればどんなに幸せなのかな?
私の心と君の心 離ればなれ
だから君に伝えるよ
「君が好きだ」
貴女がいきてる星を
空を見上げたら見つけられたらいいのに
そのかわいいあかりを
みんなを繋ぐ流れ星を
そこから紡がれる素敵な言葉を
またみんなで喜べたらな
私はいつまでも
貴女の優しさとかわいいところ
憶えてるから
まだまだ光ってね
おおきな夜空で
どいつもこいつも小さな画面をした光る板を持ち始めた。
それを見てほとんど毎日を過ごしている。
通り過ぎる私になど目もくれず、足を踏みつけて詫びも無しに、自分よりもはるかに小さな板に依存している。
その目が人を真っ直ぐ見たのは一体何日前なのだろうか。
画面に食い付き、時に涙して、時に喜んで、時に笑って。
そしていじめが起こるのもこの画面上だと言う。
いつから人は変わったのだろう。
腕時計をしきりに確認して、好きなあの子が駅に来るのを今かと待って、走り寄って来たあの子に待った?と聞かれ、ううん、今来た所と返す。
こんな会話があの画面のせいでなくなった。
メッセージアプリで連絡して、あと何分で着く、と言えてしまう世界。
震える手で電話番号を打ち、あの子の家に電話をかけたけど、出たのはまさかのお父さんで、ひどく緊張してしまった。
こんな失敗談が言えなくなった。
電話なんて直接かけられる世界。
いつまで私達は小さな画面をした板に支配されるのか。
私にはわからない。
わからないけど、とりあえず、
私は君の目を見て話していたい。
だから、君も、ちゃんと私を見て下さい。
私を真っ直ぐ見て下さい。
早く伝えたいこの気持ち。
絶対みのらないとわかっていてもどこか成功した日を夢にみてしまう。
ごめんと言われるのはわかっているのに。
稀星ちゃんへ
お久しぶりです。
そして、お誕生日おめでとう。
最近は、私もここに来ること減ってしまったし、稀星ちゃんも見かけないけど、私とあなたを繋ぐのはこの掲示板だけだから、ここでお祝いするよ。
今年1年もあなたにとって、素敵な年になりますように。
三日月マカロンより