明日が来てほしくない
朝になってほしくない
朝日は明日も今日と変わらず昇るけど
君のいる朝はもう来ない
ようやく僕は
この当たり前の日常が思い出になってしまったことに気づいた
言えなくて飲み込んだ数々のことばたちが
今になって僕の体内を駆け巡る
どうしたらよかったのか、ともしも話に花を咲かせ
僕を僕という殻に閉じこめる
今日も僕は変わらず僕のまま朝日に背を向ける
誰かの痛みは誰かの優しさになって
誰かの悲しさは誰かの嬉しさになる
人間こうやって何かを共有しながら
みなもがき苦しみ生きている
どうも、ナニガシさんこと何かが崩壊している者です。今年度も今日でお終い、明日から四月が始まってしまいますね。
そんな四月の始まりが、楽しい楽しいエイプリルフールですよ。一年で一度だけ、嘘が許される日ですぜ。そんな面白いものが、ポエム掲示板で放置されて良いだろうか、いいや、良くない。
というわけで、皆さんに『嘘』をテーマにしたポエムや短編を作ってほしいのです。僕も何か思いついたら書き込むと思う。
ただし、一つ条件が。テーマにするのは飽くまでも『明るい嘘』でなければいけません。これは僕がハッピーエンド至高派だからというただの我儘ですが、悲しい嘘よりは楽しい嘘の方が、この祭りには相応しいでしょう?
賛同して協力してくださる親切なポエットの皆さんは、タグに『四月馬鹿』と入れて、4月1日のうちに書き込んでください。この際だから午前中限定だとかそういうカタイ事は言いっこ無しでいきましょう。
失恋をした。
なんて簡単で、1ページにも満たないくらいに、薄い物語なのだろうか。
季節の流れと共に散る桜の花びらみたいに、当たり前に起こる、記すまでもなく当然の事象と変わらない。
今日も、当たり前に一日が終わってゆく。
あの時、ひとつ選択を、間違って居なければ、
君が隣に居た世界が、あったのかもしれない。
あるいは、正しく選択した結果が今かもしれない。
永遠に歩む道は交わらず、過ぎ行く貴方の背中を見ている今が在るべき今ならば、
この想いは生まれた瞬間から、死んでいたも当然じゃないか。
名前のない感情に、他人は未練と名付けた。
でも、未練なんて美しい感情では無いと知っている。
誰よりも自分を理解できるのは自分だから。
何分経っただろう。少なくともカップラーメンはできる。
「何で…」
ポロリと涙が出てきた。
私と、同じことを考えていたんだ。やっぱり私たち親友だな。
早速、ここにあげたカメラと同じやつで空を撮ってみた。
「うん。いい感じ」
今日の空は青空だ。見事に雲1つ無かった。ここも、見ているといいな。
少しこの青空を見つめて、アルバムに目を戻した。
『別れの日。理想の空。神様からの最高のプレゼントだね』
と、カメラ機能であるタイトルをつけた。
これから、毎日撮っていこう。
私はこの青空のような気分だった。こんな王道な言葉しか思いつかないのもこんな気分だからだ。
シーツの中から抜けだせず
もがいている私を
連れ出してくれる人も
最近はそっけなくて
枕元のテディベアさえも
今日は知らん顔
春は私を閉じ込めて
春は私をダメにする
こんなに臆病になったのは
魔物のせいよ 罪なヤツ
冬で止まったワードローブ
戸散らかしてまで
お洒落する気になれなくて
瞼をそっと閉じれば
あなたのもとへ跳ねを上げる
私がみえる 夢の中で
春は居心地をくれて
春は暁を忘れさせる
いつも部屋に棲みついてる
魔物のせいよ 嫌なヤツ
春は私を閉じ込めて
春は私をダメにする
こんなに臆病になったのは
魔物のせいよ 罪なヤツ