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恋ってなんだろう
人を好きになる事はわかるけど
なんでそれが恋ってわかるの

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第6回

「あんたって・・・」
「あんたじゃないです。サミルです。」
「さ、サミルって人の心読めたりしないよね?」
「!?」
「1?」
「な、なぜそれを!?」
まじかあああーーーーーー!!!!
「でも・・・」
ん?
「ラミエルさんの心は読めないんです」
んん?
「魔族や魔物によくあることなんですが・・・」
ギクッ
「ラミエルさん、人間ですよね?」
ギクギクッ
「お、おう・・・」
「じゃあ何故でしょうか?」
私が元魔王だからじゃね?なんて言えねええええ!!!!!
いやでもコイツならアホだし「?」で済むんじゃね?
「なんか今ラミエルさんの心から、アホって聞こえたような?」
な、何でこいつこういう時だけえええ!?
「そ、そんな事な、ないよ!」
「本当ですか?」
「勿論だよ!」
「そうですよね。聞き間違いですよね。」
ホッ、良かっ・・・
「いや、やっぱり今 良かったって聞こえましたよ!!」
ギクッ!こういう時は視線をそーっと・・・
「(ジイー)」


続く

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この気持ちは何ですか。

この気持ちは何ですか。
あなたの姿を見るだけで心が満たされます。
あなたと電話するだけで心が舞い躍ります。
あなたの声を聞くだけで安心します。
ずっとそばにいたいです。
あなたに寄り添っていたいです。
嬉しさも悲しさも怒りも共有したいです。
あなたの心の片隅に座っていたいです。
あなたと笑顔でいたいです。

この気持ちは何ですか。
自分の心の中にふわふわした何かがあります。
とても優しい何かです。
とても美しい何かです。

この気持ちは何ですか。
友情ですか。
恋ですか。
愛ですか。

この気持ちは何ですか。
自分には分かりません。
あなたが自分と同じなら、
答えを教えてくれますか。

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〜二人の秘密〜

次の授業の準備をしていると、先生とある教師が1人、数秒違いで入ってきた。
〈次の授業は私の授業です!〉
教師がそうわめいているのが聞こえた。

〈この時間、この子達は私の生徒です。私の生徒を取らないでください!〉
私は開いていた教科書を閉じて、二人の間に割って入る。
「私達は貴方のものではありません。私は今日、貴方の授業を受ける事はできません。」
私はそう言い放つと、先生の手を取りいつもの窓辺に走る。

途中でチャイムが鳴ったが無視して走る。
そして、窓辺につくと手を離した。
『なんか、ありがとう。』
「ん?何で?私はただ腹立っただけよ?あの人に。」
『〈私のもの〉って言われたからか?』
「うん、良くわかったね(笑)?どういう理屈か知らないけどさ。まぁそもそもあの人は入学したときから嫌いだった(笑)。」
『私が声を出す前に君が来てしまったから、何も言えなかったよ(笑)。』
「あっ、ごめん。何か言いたかった?」
『いや、助かったよ(笑)。』
私は先生が笑ったのを確認すると、腰掛ける。

「もういいや、授業も抜け出して来ちゃったし、サボろ!!!」
『私も授業ないし、サボるか(笑)。』
そう言いながら先生も座る。
「先生なのにサボっちゃっていいの〜?」
『今日は生徒の保護も兼ねてる(笑)。』
「も〜、何それ(笑)!私の事使ってんじゃん(笑)!」
私は笑いながら先生をどつく。

『君は時々、本気で自分を見せるからな(笑)。』
「先生には毎日見せてるけど(笑)?」
『そうだな(笑)。ありがとう。』
「何で先生がお礼言うの(笑)?しかも、それは先生も同じでしょ(笑)?」

私達は次のチャイムが鳴るまで話し合った。


その後校長に呼び出され、怒られるのかと思ったが、なぜか謝られた。
というのも、実は先生が正しかったらしく、私達がいなくなった教室では混乱を招いていたそうだ。
[とりあえず]であの教師が授業をしたそうだが、今回の抜け出しは、お許しを頂くことになった。

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お気に入りの傷

痛みに耐える強さよりも人の痛みを知る弱さの方が大事だよ

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いつ書いたんだこれ

何かが起きれば集まる人間
だが誰一人口を開かず静か
誰かが意を決して言葉を発する
するとなんとどうでしょう一斉に動き出すでしょ?

でも、それが上手くいかなければ何もしていなかったくせにその人のせいにするでしょ

そしてその人は声を亡くす
そんな人が意外とたくさんいるらしい
ひとつまたひとつと声が消えていく

やけに人が多い世界でもどこか静か
造られた物の叫び声だけが響き渡る

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人生は彼女色

全ての事はどうでもいい世界なんてどうでもいい
周りなんて興味ない 自分にとって彼女が全て
彼女さえ居るなら後は何もかも無意味な事
彼女は自分の唯一の真実 
彼女は自分の手で掴み取った自分の証明
彼女はとても可愛らしい 
彼女はとてもとても美しい
自分はただ彼女と一つになりたい ただそれだけ 

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神様が与えた私たちへの罪 No.2

「みっちゃん、このニュース知ってる?」
「ん?いや」
「『新型コロナウイルス』っていうのが中国で流行ってるんだって」
「ふ~ん」
まぁ、正直関係ない。中国でしょ。
「すごいんだってよ。日本に来ないといいね」
「うん」
どうせすぐ終わるでしょ。少なくとも日本には来ない。
私は読んでいた本に目を戻した。これがまた面白い。冒険の話なのだが普通じゃなくて読めば読むほど面白い。
シリーズになっていて、今3を読んでいる。今も続いていて12くらいも出ているから早く読みたい。
「みっちゃん、それ最近ずっと読んでるけど面白いの?」
「これ?面白いよ。読んでみな。アンタ恋愛ものしか読んでないでしょ」
「だってキュンキュンするじゃない?好きだからいいもん!」
「これ、恋愛小説だって言ったら読む?」
「うん」
「じゃあこれ恋愛小説。めちゃめちゃキュンキュンする。はい、読んで」
「ズルッ」
何だかんだ言って楽しいんだ。離れたくないんだな。