嬉しいなら 優しく甘く
哀しいなら 少ししょっぱい
苦しいなら ほろ苦く
恋しいなら 甘酸っぱい
あなたの気持ちは七変化
あなたに合わせて七変化
不思議で楽しいドロップス
おひとついかが?
彼女からのLINEの返信を待つ
なかなか来ない
頭の中が彼女の事ででいっぱいになる
何度もLINEを開いて、既読がついてないか見てしまう
匂わせLINEしすぎたのかな?
通知切られてんのかな?
って不安になってしまう
胸が苦しい
ため息が増える
今日も生徒が全くいない。
少し残っていた生徒もいい天気だから遊びに行ったのだろう。
そんな事を考えながら、いつもの窓辺から中庭を眺めていた。
すると、下から先生の声がした。
『お〜い、いるんだろう?』
「ん〜??いるよ〜!!」
『ちょっと降りといで。』
「待ってて〜。」
下に降りると、先生は背をこちらに向けて生き物を触っていた。
馬と鷲が合体したような生き物だ。
「先生、その子は…?」
『おぉ、来たか。あ、ちょっと待て。一礼しろ。』
「普通でいいの?」
私は授業の号令のような例をする。
『さぁ、おいで。』
先生はそう言うと私の手を生き物の顔に触れさせる。
「この子どうしたの?」
『ヒッポグリフ。時々、バレないように遊びに来るんだ。』
「ヒッポグリフってほんとにいたんだ。」
『こっちでどういう話になってるのか知らんが、本物だ。』
「こっちの世界では、礼儀正しくしないと怒られる、グリフォンと雌馬?の間に誕生した伝説の動物になってるよ。あってるかわかんないけど。確か。」
『あぁ。ほとんどあってる。不思議だな(笑)。』
「先生みたいな魔法使いさんが詳しく書き変えたのかな(笑)??」
私はヒッポグリフを撫でながら答える。
『乗って見るか??』
「えっ?見られたらまずいんじゃないの?」
先生は私を持ち上げるとヒッポグリフの背中に乗せる。
『魔法で姿を消せばいいだろう(笑)?』
先生はイタズラに笑うと私の後ろにまたがる。
ヒッポグリフは駆け出すと大きな羽で羽ばたいた。
風と一つになったような感覚が心地よかった。
薄暑に揺らぐ 水面に波紋一つ
惨憺たる今が過去を繋ぎ映す
切り取った体温が滲み薄まった
水彩の絵のように君を夏に誘う
才能のせいにできるほど
あなたは努力しましたか。
才能がないと嘆けるまで
とりあえずやってみよう。
僕のもってる片割れと
君のもってる片割れが
ぴったりくっついてさ、一つになったら
どんなにいいだろう。
僕のすきが形になったらさ
きっと君は溺れちゃうから
伝えないまま 気が付かないように
そっと隠しておきたいんだ
「あーあー、聞こえますか?」
ねぇ、僕の心の声が聞こえますか?
君の声もちゃんと聞こえるよ
たまにくぐもったりするけれど
僕の心臓と君の心臓を
赤い糸で繋いだ
僕ら2人だけの糸電話
気まぐれに回線が乱れるけど
それもいいな、いいなって笑うんだ
こんなにも心が繋がってると
たわいも無さすぎて呆れそうなこと
話したりするけど、いいよね
「僕と君との間に命が宿ったら
どんな名前を付けようか???」
流れる鼓動を聴くのが辛いから
言わずに避けてきた君の求める言葉
5文字が唇に引っかかって
取れないんだよ、離れないんだよ
自然に親しむ私たち。
自然を無駄にする私たち。
自然を感じる私たち。
自然と共に育っていく私たち。
自然があるから僕らは木の下で生きている
さきっちょを支えてるのが
貴方だよ。
偉いよ。
そんな貴方が
私の
さきっちょかもしれないから。