硝子細工は綺麗なのに
何故砕くと汚らしく見える?
粉々の硝子 心も砕ける時、汚くなっているのか?
好きな事が上手とは限らない。
この事に気付いた時、僕は分からなくなった。
自分がどうしても、どう望んでも、
好きな事が上手になるとは限らないのか。
必ず努力は報われないのか。
でも、確かなのは
そう言い訳ばかり考えて
努力をしない、逃げてる自分が大嫌い
ただ、それだけは確かだ。
だってさ、
努力をしても報われないのって怖くない?
努力する人はそんな事考えないのかな
僕が弱いだけか、それとも僕が
おかしいだけか。
出た答えは
回答不能。
いつもの喫茶店で
いつものブラック
心のなかはグレー
お待たせしました
運ばれたコーヒー
覗き込んだマルに
映ったのは私の瞳
揺らいでゆがんで
君の上腕二頭筋が
浮かんできちゃう
一気に飲み干すと
口のなか広がる苦
駄目だよ、ダメよ
隣を見たでしょう
ときめきを溶かす
空のカップのなか
マドラーまぜまぜ
明日の僕が、今日の僕を忘れないように
カレンダーにつけた×は
季節の数より多い、雨粒の数より多い
僕の花びらを優しく摘み取った君
その花弁を君は物語の1ページに
栞代わりに挟んで
無理矢理にでも連れ出してよ
僕が嘆いたとしても
後ろなんて振り返らずに
ただ、
擦りむいて、抱え込んで
流れ出て、初めて痛みだと知った
それならいっそ、このまま
走って、引き摺り回して
夜が明けても目を腫らした君が
こっちを未だ見ているのなら
このまま走り続けてみたいと思った
あなたが好きになった理由は、
私の隙を見つけたのがあなただけだったから。
僕が君を見つけたのは、
君の隙に僕だけが気付いてしまったから。
好き、隙、好き、隙
つまらない日常を鮮やかにしてくれて、いつしか相棒みたいな存在になって、でも1歳差。どうでもいいことを腹抱えて笑う日常が多分今1番の宝物。後少し早く生まれてこれればって何度も思った。でもこの年の差を受け入れるしかない。
もう会えなくなっても1人で頑張っていけるように、1人で強くなれるように。本当にありがとう。出会えてよかった。
貴方が私に笑いかけるから。
私は恋煩い。
貴方のせいだ。
貴方が私に笑いかけるから
私は貴方に恋をした。
きっと叶わない恋に
私はそっと耳を澄ませた。
片想いしているあいつは
何しているだろ
口を開けて眺めている
それだけ いいと
何か、どこかに置いてきた
もの
伝えれきれない
もの
置いてきた物の数が
涙の数
不安の数
僕はわからなかった。
何がわからないかすらわからなかった。
僕は認めてもらったことがほとんどなかった。
ある時、ふと気がついた。
わからなかったことは、
自分の存在意義であることに。
ふゆの日の息 真っ白い
この息が流れ流れて 何処かで魔法にでもかかって 雪娘になればいい
友達のいない子の遊び相手に、一人っ子の兄弟姉妹代わりになればいい
いつかダイヤモンドダストになるまで その子の相手をお願いね