気づけばあなたに視線が行くなんて
きっと言えないね
貴方は困って拒絶するだろうから
いつか私のことを忘れたら
いつかまた私と出会えたなら
誰かと笑っている人になってね
いつも私は貴方を想っているよ
いつも貴方が笑っていられますように
ってずっと願ってたはずなのに
自分のものにしたくなることがあるね
貴方にもいつかそんな感情を持って欲しいんだ
他の誰かでもいい
別に他の誰かでもいいけど
私もちゃんとここに居るから
愛ってどんな味?
甘いかな、ふわふわかな、しょっぱいかな?
全然わかんないや。
でもね、
きっと、きっと素敵な味でしょう
とっても、とってもしあわせな味でしょう
さよなら
おやすみ
ばいばい
こんな言葉たちが好き。
それはきっと、
相手を思いやりながらの哀しさだから。
至福に満ちた儚くて美しい哀しさだから。
君じゃない誰かが満たしてくれて
僕はひとときの幸せを噛みしめる
君じゃなくてもいいのかもと疑問
それなのに君はずっと僕の特別で
君じゃない誰かに満たされたとき
たまらない快感を得られるくせに
君のことが頭から離れないなんて
厄介だよ、ねぇ、居なくなってよ
今日も君じゃない誰かで満たした
今日も君じゃなきゃ嫌だと嘆いた
覚醒。
真っ白な視界、寒くて、痛くて、寂しくて、
とても、とても瞼が重い。
必死に声を、言葉を作り出そうとするけど、僕の口は白い息だけを空に吐き続ける。
身体に力が入らない、視界が歪んで手が、足が見えない。
微かに眠りが近づいてくる音がする。
そっと頬に冷たさを感じた。
歪んだ視界が捉えたのは、細くて長い何か。
純白の世界にひっそりと座り込む純白の何かが僕に触れていた。
頬を冷たい何かが両側から包み込んだ。
ゆっくりとモヤが近づいてくる。それが顔に触れる寸前の距離で人だという事に気づく。
さっきまであった冷たさは指で、手のひらで、人間が、そこにいるのだと理解する。
そして理解と同時に僕の口内に熱が広がった。
ゆっくりと動く2つの命の音を感じる。
1つは歪に生にしがみつくように脈動している。
1つは正しく生を慈しむように脈動する。
2つは決して重なる事なく、歩みを止めない。
きっと見えない、感じない。
音もなく、光もない何処かへ。
在るべき場所へ僕の命は歩んでゆく。
どこまでも正しく人として、人である為に
誰かの傍にいるのは
誰かが傍に居てくれること。
空が青いのは
青臭さ忘れないため。
息を止められるのは
逃げてもいいってこと。
苦しくなるのは
諦めなくていいってこと。
幸せでいて。
心から笑って。
私は直接触れることはできないけれど
貴方 が幸せでいてほしい。
わからない
まだわからない
この感情を何と言うのか。
くしゃっとした笑顔だったり
素直すぎる涙だったり
一重の目も
眉毛も
唇も
それは全部 "あの人" であって。
紛れもなく 私の中に在るのは
"あの人" の幸せを心から願うこと。
わからない
まだわからない
この感情を何と言うのかは。
人間ってさ、一度見たり聞いたりしたものはずっと頭のどこかに残ってるんだって
あとは、それをアウトプットできるかどうかなんだって
学校の先生が言ってた
だからきっと、あなたも私を忘れずにいてくれるって信じてる
3年間もずっと一緒にいたんだもん
たくさんお話しして、たくさん笑って、励まし合って、時には泣いて、、、あなたとの思い出はたくさんある
でも、もしかしたら、全部私の独り善がりだったのかも
そう気づいたときには遅かったんだ
私はずっと、あなたを親友だと思ってた
あなたが大好きだった
あなたは私をどう思ってくれてたんだろうね
きっと今の私を見たら、こんな奴なんかとは関わりたくないって思うんだろうな
だから、私はもうあなたとは会いたくない
と言うより、会ってはいけない気がするの
あれだけあなたに迷惑をかけて、苦しめてしまったんだから
それでも、もしも許されるなら、もう一度だけあなたに会いたい
会って、直接伝えたい
その時だけでいいから、私を思い出してほしい
その頃には、あの頃よりも、今よりも、きっと強くなってるから
たった二言だけ受け取ってほしい
いつかまた、大好きなあなたと会えますように