会えないのつらいよ、ぴえん。
などと可愛く甘える術を
生憎持っておりませんので
LINEの文面が急に敬語になったのが
私から出す『寂しい』のsignなのだと
早く気付いて頂きたいものです。
いつかのあなたは気づいてくれたから。
“いつか1人の国から便りが届いて
だから行かなきゃ 行かなきゃ”
今度は私が。
“全身全霊で向か”
いたいけれど、
この声が届く頃には少し遅くて。
この瞬間、
あのブランコで待ち合わせできてたことを、
ただただ願う。
静かに暖かさに葬られる
そんな空間に照れていたのは
あの日のこと
「すきだよ、」
「俺もだよ、」
「嬉しいなあ」
「嬉しいねえ」
わけもなく頭から抜けた妄想
馬鹿みたいな強がりのまえむき
私を好きでいて、優しさで抱きしめて欲しかった。